《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

旧街道4・丹比道「歯の神さん」

2015年09月11日 | Weblog

「古事記」や「日本書紀」には5世紀前半、18代反正(はんぜい)天皇が丹比柴籬宮(たじひしばがきのみや)で即位したと記され、この丹比柴籬宮が現在の柴籬神社のあたりにあったと伝承されている。反正天皇の別名は多遅比瑞歯別命(たじひのみず≪は≫わけのみこと)と呼ばれるように、容姿美麗で生まれながらにして綺麗な歯並びであったので「歯」の神さんとしても信仰されていて、神社の前には「歯磨き面(左下赤枠)」が建てられている。面の歯を指先でなぞれば霊験あらたかとか。(一部、柴籬神社HPより抜粋)