平城京を南から北へ「西大寺」 2011年01月24日 | Weblog 称徳天皇が奈良時代後半に創建した南都七大寺の一つとして、東大寺に匹敵する伽藍を誇った大寺だった。何度かの火災によって衰え、鎌倉時代に叡尊が復興に努めたが、再興の諸堂も戦国時代に失われる。創建当時は東塔西塔が並び立っていたと云われている。南大門の奥には東塔跡とその奥に本堂。余分ながらこの南大門手前の左手には若木だが黄色い桜「御衣黄桜」が植わっている。