月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

風が雨を連れてくる

2014-06-04 | 生活
この数日間の暑さがウソのように涼しい朝だった。
家中の窓を開けると、心地良い風が吹き込んでくる。
洗濯を干そうとベランダに出ると、雲の色や風の感じ、においなどから「雨が降るなぁ」とわかる。
私がそういうことを言うと、夫に「漁師か!」と突っ込まれるのだけど。

朝のうちに部屋を掃除し、リビングに寝転んで風を受けてみる。
なんだか幸せになるくらい気持ちがいい。
雨を運んでくる風なのに。

今日は1日原稿書き。というか、明日が締め切りなので2日間で先日の酒造メーカーの記事を書き上げなければならない。
1日で仕上げるくらいのつもりで頑張ろうと張り切ってパソコンに向かった。

時々お茶を飲む。
先日、あんこちゃんに連れて行ってもらった伏見の「椿堂」さんの水出し煎茶。

ポットに水と1パック入れて、60分。
ちょっと薄いかなと思うくらいの色なんだけど、飲むとお茶の甘味がすーっと広がっていく。
だけど、とても爽やかなのど越しで。
2杯目、3杯目と、まるで酒を手酌で飲むときのように杯が進んでしまう。
だんだん味が変わっていくのもいい。甘みがぐっと深くなる。



器もあんこちゃんに誕生日プレゼントにもらったもの。
お茶でもいいし、お酒にも合う。
レースのように透けて、とてもきれい。見ているだけで気分がすっきりするような器。

毎日これを飲んでいて、あっという間に15パック飲みきりそうなので、先日の伏見の取材のときに3袋追加で購入してきた。
この夏はこれにハマりそう。

しかし、原稿は残念ながらあまりはかどらなかった。明日は頑張って仕上げよう。
小規模蔵と違って、大手は難しいなぁ。
うんうんと頭を抱えている。でも、そういう時間も楽しいのだ。

夕方になると、やっぱり雨が降ってきた。
天気予報はしばらく雨が続くと伝えている。