北海道人からみた関西圏の鉄道事情

関西圏の鉄道・その他についての諸々の雑感

阪急電車と嵐電に乗って嵐山を散策してきました

2019年08月02日 | 旅行記
前回の記事で述べた通り、私は先月、2泊3日の日程で関西を旅行してきたのですが、2日目のお昼は、京都の嵐山に行ってきました。
京都の中心部から、阪急電車を乗り継いで嵐山に向かい、嵐山からは、嵐電に乗り換えてまた京都の中心部に戻ってくる、という行程だったのですが、今回の記事ではその時の行程を、当日私が撮った写真と共に紹介させて頂きます。



先ず、阪急京都本線の河原町駅河原町駅から、梅田方面に向う電車に乗りました。
この日は日曜日であったため、当初は、この日運転されるはずの阪急の観光特急「京とれいん」に乗車しようと思っていたのですが、生憎、この日の午前10時半頃に京都本線(吹田市)で踏切事故が発生し、その影響で京都線系統の全線でダイヤが大幅に乱れ、そのためこの日の「京とれいん」は全て運転取り止めになってしまい、残念ながら「京とれいん」への初乗車は叶いませんでした…。

しかし折角関西を訪れたので、とりあえずこの機会に阪急電車には乗る事にし、河原町駅から特急に乗って桂駅まで行き、そこで嵐山線に乗り換えて、同線終点の嵐山まで、久々の阪急電車を堪能してきました♪
以下の写真4枚は、いずれも桂駅のホームで撮影した阪急電車です。











下の写真は、嵐山線の電車に乗車中、車内の客室最前部(運転室の直ぐ手前)から撮影した対向車です。
かつて「京都線のクイーン」と称された、8両編成だった6300系特急電車は、今は京都本線の支線である嵐山線「普通」用の4両編成に短縮・改造された上で、この区間で引き続き活躍しております。





そして、阪急の嵐山駅で下車した後は、嵐電の嵐山駅まで、徒歩で移動しました。
茹だるような暑さの中、その時の私が歩きながら思っていたのは、「観光客が凄く多い!」(大半は外国人っぽい)、「とにかくクソ暑い!」(多分35℃くらい)の2点でした(笑)。
この時はとにかく暑過ぎて頭がボーっとしており、それ以外の事はあまり考えていませんでしたね(笑)。







熱中症になる事なく何とか無事に、嵐電(京福電鉄の嵐山本線)の嵐山駅に到着し、同駅から、四条大宮駅行きの電車に乗車しました。
しかし、嵐電の車体の塗装がパープル一色に変更されたばかりの頃は、正直な所もの凄く違和感を感じたものですが、今となっては、この塗色ももうすっかり馴染みましたね~。







以下の写真5枚は、嵐山本線の電車に乗車中、車内の客室最前部(運転室の直ぐ手前)から撮影した、正面展望風景です。嵐山から四条大宮までの約25分間、私はずっと最前部にかぶりついていました(笑)。
嵐電は1両もしくは2両の短編成で運行されており、路線の大半は専用軌道ですが一部の区間には併用軌道もあるため、路面電車の趣が濃厚であり、ワタシ的には乗っていて楽しい路線です。前面展望も見ていて飽きません!













阪急電車と嵐電に乗ってのこの嵐山散策は、今回の2泊3日の関西旅行の中の、ちょっとした小旅行、という感じで楽しかったです♪

丹波市駅と伏見稲荷駅で、京阪電車を眺めてきました

2019年07月31日 | 京阪(京阪線系統)
今月下旬、2泊3日の日程で、ほぼ1年ぶりに関西(大阪・京都・神戸方面)を旅行してきたのですが、今回の旅行での2日目の朝は、大阪市内の淀屋橋駅から京都市内の伏見稲荷駅まで、京阪電車に乗ってきました。
淀屋橋からは3000系電車での運用による「特急」に乗車し、丹波橋で「普通」に乗り換え、そして伏見稲荷で下車し、同駅の直ぐ近くに鎮座する伏見稲荷大社を参拝・見学してきました。

以下の写真はいずれも、今回私が丹波橋駅のホームから見学・撮影してきた京阪電車です。
ちなみに、淀屋橋から丹波橋までは、3000系電車先頭車の最前列(運転室の直ぐ後ろ)に座って、正面からの展望を楽しんできました♪










以下の写真はいずれも、伏見稲荷駅の直ぐ近くにある踏切と、同駅のホームから見学・撮影してきた京阪電車です。
ちなみに、当然の事ですが、踏切から撮影した写真はいずれも、遮断機の外側から撮影したものです。一番最後の写真は、徐行で踏切を通過した直後に、その場で一旦停車した回送電車(直ぐにまた動きだしましたが)を、ホームから撮ったものです。













旅行中の限られた時間ではありましたが、その短時間の中で一度に沢山の京阪電車を見る事が出来、ワタシ的には十分満足でした♪

北見・網走・湧別で静態保存の蒸気機関車を見学してきました

2019年06月26日 | 蒸気機関車
今月中旬、私の運転する車にて、家族で道東方面を旅行してきました。
今回は2泊3日の旅行で、1泊目は帯広駅前で、2泊目はサロマ湖畔のホテルでそれぞれ宿泊したのですが、折角の機会なので、北見やサロマ湖の周辺で静態保存されている蒸気機関車なども見学してきました。



上の地図は、サロマ湖を中心とした、この辺り一帯の鉄道路線図ですが、地図中の青色の路線は、既に廃線となっており現存しておりません(黒色の路線は、JR北海道の路線として現存しています)。今では鉄道空白地帯のこの辺りも、かつてはこれだけの路線があったのです。
ちなみに、上の地図はこのままだと小さくて見辛いと思いますが、クリックすると拡大されますので、是非拡大の上、御覧になって下さい。

ちなみに、オホーツク海と直結しているこのサロマ湖は、琵琶湖、霞ヶ浦に次いで日本で3番目に面積が広い湖(北海道内では最も広い湖)で、汽水湖(海と繋がっていて海水と淡水が混じり合っている湖)としては、日本最大の湖でもあります。



以下の写真3枚は、北見市中心部に近接している住宅街にある三治公園で保存されている、D50形蒸気機関車です。
全国各地で広く保存されているD51形とは違って、一般にはあまり目にする機会が少ない機関車で、今回は旅行2日目のお昼過ぎ頃に見学してきました。







今月2歳になったばかりの息子は、以前から乗り物関係が大好きですが、恐らくはいつも見ているアニメ「きかんしゃトーマス」の影響なのでしょうけれど乗り物の中でも特に蒸気機関車が大好きです。そのため、この機関車の前では息子も大いに喜んでいました(笑)。トーマスに登場する機関車達の中では、日本のD51形がモデルの「ヒロ」に姿が似ていますしね。

ちなみに、今回の旅行で私達が見学した他の鉄道車両は、いずれも旅行前に場所を調べて地図等で確認してから見に行きましたが、この機関車については、事前に全く調べてはおらず、車を運転中、たまたま車窓から蒸気機関車の姿が見えたため、急遽立ち寄って見学してきました。



以下の写真4枚は、サロマ湖の隣に位置しサロマ湖同様にオホーツク海と直結している能取湖の湖岸にある、卯原内交通公園(網走市)で保存されている、9600形蒸気機関車と、その機関車と連結された状態になっている旧型客車のオハ47です。









この公園は、昭和62年に全線が廃線となった国鉄 湧網線の卯原内駅跡に、廃線の翌年に開設された公園で、ここは旅行2日目の夕方頃、ホテルにチェックインする直前に見学してきました。

ちなみに、下の写真は、私が所有している、Nゲージ(マイクロエース製)の9600形蒸気機関車です。卯原内交通公園に保存されている9600形とは細部がやや異なっていますが、これも北海道仕様車で、こちらの模型は二ツ目(前照灯2灯)タイプとなっています。





以下の写真5枚は、国鉄 湧網線の計呂地駅跡に、平成元年に整備された計呂地交通公園(紋別郡湧別町)で、ホームに横付けする形で保存されている、C58形蒸気機関車と、その機関車と連結された状態になっている旧型客車2両(スハ45とオハ62)です。
ここは、旅行3日目の午前中、見学してきました。











このC58形は、C57、C59、C62などと共に、私が個人的に特に好きな形式の蒸気機関車でもあります。そういえば、先日私が初めて購入したHO鉄道模型の蒸気機関車も、C58でした(笑)。



ちなみに、湧網線は、中湧別駅(当時の上湧別町)で名寄本線から分岐して、サロマ湖、オホーツク海、能取湖等の沿岸を巡って網走駅(網走市)に至る、全長89.8kmの長大路線でした。
今回の旅行では、その路線の一部区間と並行している道路を車で走ったり、かつての駅跡を散策するなどしましたが、正直なところ、失礼ながら私としては「よくこんな何もない所に鉄道を敷設したもんだなぁ」と思ってしまいました。もっとも、それはあくまでも現代の感覚であり、当然、最盛期の頃はそれなりに利用されていた路線だったのでしょう。

そもそも、戦前の北海道に於ける、長距離移動をする際の交通機関は、客貨問わずほぼ鉄道か船かの選択肢しかなく(内陸部への移動なら、実質鉄道一択)、今のようにマイカー、長距離バス、長距離トラック、航空機などが普及していたわけではありませんから、人が少なからず住んでいる以上、ここに鉄道を建設するのは、当時の感覚では恐らく必然だったのでしょう。
湧網線は、オホーツク海、サロマ湖、能取湖などに面した区間も多いため、海岸や湖岸で水揚げした海産物の輸送という役割も、きっと担っていた事でしょう。


なお、今回の記事では取り上げませんでしたが、この度の旅行では、平成18年に全線が廃線となった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線の旧陸別駅(現在はりくべつ鉄道として同駅構内でディーゼル車両を動態保存中)も、見学してきました。
旧陸別駅も、私にとってはいずれまた再訪してみたいスポットです。

私にとってはHO初となる蒸気機関車「C58」を入手!

2019年06月05日 | 鉄道模型(HO)
私は先月末、ネット通販でHOのEF510形電気機関車(KATO製)を購入したばかりですが、その数日後、札幌市内の模型店の店頭で販売されていたHOの「C58形蒸気機関車」(天賞堂製)も、新たに購入しました。

新品なのに50%引きという格安の値段で売られていたので(それでも、私の金銭感覚からすると日常の買い物では先ず手を出す事の無い、すんごい値段である事には違い無いんですけど)、購入を決断しました。
というわけで、令和の御代の幕開けと共に唐突に始まった私のHOライフは、EF510と合せて、先ずは2両のカマからスタートする事になりました。






天賞堂HO蒸機の定価は、金属製の完成品だと10万円台~40万円台、プラ製だと大分安くなり完成品でも5万円台くらい、という相場なので、元々安価なプラ製とはいえそこから更に50%も割引されて2万5千円程となると(しかも値崩れは起きておらずその割引価格で売られているのはどうやらそのお店だけっぽい感じ)、相場としては確かに激安なのですが、しかし、2万5千円程の買い物が安く思えしまうというのは、まさに “HOの恐ろしさ” であり、これは前回の記事でも述べましたがHOの界隈にいると金銭感覚がイカれてきそうで怖いです(笑)。

ちなみに、私の金銭感覚というのは、例えば昼食としてコンビニでお弁当を買う時(頻繁にではありませんが出先でお昼を迎える事もあるので、たまにはそういう機会もあります)は「極力500円以内で納めよう」という、普段は至って庶民的な感覚です(笑)。


それは兎も角、購入をして自分の手元に機関車がきたなら、やはりそれは走らせてみたくなります。
というわけで、天賞堂製HOのC58形蒸気機関車を、初めて線路に乗せて通電し、実際にKATOのパワーパックで運転してみました。








うん、やはり走らせると楽しい。買って良かった(笑)。

ついに、HOに手を出してしまいました(笑)

2019年05月31日 | 鉄道模型(HO)
先日、ユーチューブにアップされていた下の動画を見て、「HOってNゲージに比べるとかなり値段が凄く高いイメージがあったけど、この値段なら、私も買えそうだし、欲しいな!」と思い、KATO製の、HO(16.5mm)のEF510形交直両用電気機関車(北斗星色)を購入しました。もともと、北斗星は個人的に大好きなブルートレインでしたし。

というわけで、まだたった1両だけではありますが、私もついにHOの世界へ足を踏み入れました(笑)。




このEF510北斗星色、私はネット通販で、8000円台で入手しました。
HOの完成品の機関車としては元々破格な低価格(税抜12,800円)であるのに、更に割引が適用されてここまで安くなっていました!



しかし冷静に考えると、上の動画の中でも触れられていましたが、日常に於いては8000円の買い物って全然安くはないわけで、鉄道模型界隈にいると、金銭感覚がちょっとイカれてきそうで怖いです(笑)。
それは兎も角、このKATOのEF510北斗星色が、私が入手した、記念すべき初めてのHO車両という事になります♪






しかし、当然の事ではありますが、鉄道模型は機関車だけあっても遊ぶ事は出来ません。勿論、飾って楽しむ、という楽しみ方もあるかとは思いますが、私は、鉄道模型はNだろうがHOだろうが、やはり走らせてナンボ、と思っています。

なので、今回の機関車購入に合せて、楕円形のエンドレスに組めるHOの線路セットと、コントローラーとその専用のACアダプターも、一緒に買い揃えました。
機関車も含めて、これで合計1万8千数百円也。





金額的には、Nゲージのセット一式を揃えるのと、そこまでの大差はない感じです。
もっとも、Nのセットでこの金額を出せば、多分、機関車だけではなく牽引する列車数両や、更に線路にはポイントなども付けられるとは思いますけど。




HOはNよりも精密でリアルですが、その分当然お値段は張るので、HOの沼にはハマらないようくれぐれも注意しないといけませんね(笑)。