私の友人が,草加市駅前のアコス6階ギャラリーでの絵の展覧会に油絵を出品しています。 未だ初めて数年のはずなのに,なかなかの腕前です。
油絵なんて聞くと相当の技術がいるものであると思うのですが,先生について熱心に描いていると,相当すばらしい作品ができるものですね。彼は,充実した人生を重ねていると思います。
展覧会後,彼の小学校から高校までの幼友達一人を交えて4人で飲みました。この彼も,某大学のギター部で活躍し,現在もセッションを組んで老人ホーム等を慰問しているギターの名手です。
彼曰く,ホスピスへ行った時のこと,それまで意識ももうろうとしていた人が,手でリズムを打っているのを見た。その時,音楽は人の心を動かすすごい力を持っていると実感したと。
人は食べ物だけでなく,精神(心)で生きているものだと言うことを,音楽活動を通して実証したようです。
ただ,彼の仲間の内半数が癌に罹っていて,その内の何人かの仲間を既に失っているということを聞かされました。
仲間を失う気持ちを思うにつけ,彼の無念さ人生の無常さを感じる心が,演奏にも影響を与えているのではと思いました。
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