140億年の孤独

日々感じたこと、考えたことを記録したものです。

時間はあと50億年で終わる?

2010-11-05 00:08:23 | 科学
「宇宙が誕生して約140億年。今後も延々と存在し続けると考えている人は多い。
しかし、“時間”そのものがあと50億年で終わるとする新たな研究成果が発表された。」
“時間”はあと50億年で終わる?

「宇宙が誕生して約140億年」と言われる。
宇宙は膨張しているから逆算すると宇宙の年齢がわかるというわけだ。
しかし「それ以前」に何があったかはわからない。
そこに「時間」は存在しないから「それ以前」を問うこと自体が無意味だ。

そして今度は「時間の終り」か?
始まりがあるなら終りがあるのも不思議はないのかもしれない。
しかし時空という世界に閉じ込められている私たちに
「時間」が存在しない状態を想像することはできない。

時空と物質(あるいはエネルギー)はどちらか一方が存在できるというものではない。
時空がなければ物質はない。つまり私たちもいない。

私たちがどれだけ宇宙のことを知ろうとしても
私たちが知覚できない現象は理解の範囲を超えている。
無のゆらぎから宇宙は生まれたという
そんなこと言われても何も理解できない・・・

それで宇宙を眺めていると自然と謙虚になってしまう。
私たちは何も知らない・・・

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