140億年の孤独

日々感じたこと、考えたことを記録したものです。

恋することしか出来ないみたいに

2009-10-13 05:39:40 | 音楽
愛とは何かという古い命題に取り組む。
生物が多様化を目的として無限に近い遺伝子の組み合わせを作るため
性というシステムを取り入れた。
雄と雌が求め合う発情期がその起源と言ったら
あまり美しい話ではないな。

親の子に対する無償の愛も自分の遺伝子を引き継いだ子孫を
守るための行為と言えば
やはり美しい話ではないな。

それを美しいと思いたがる気持ちは何なのだろうか?

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僕は君と出会い
ただ愛おしく
君が誰をみてるとしても
変わらずに大切にしてゆこうって思えたんだ
どんな形でも
(GARNET CROW/恋することしか出来ないみたいに)より
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そういう気持ちはなんとなくわかる。
その正体は何なのかはよくわからないけど。
ただ自分の気持ちを(そして記憶を)大切にしてゆこうと考える。

愛することができる人は幸せだとよく言われる。
愛されることではなくて愛することができる人が幸せなのだ。
それがわかっているから・・・

そして愛されることのなかった僕は歌を聴いて記憶を呼び覚ます。
愛することはできたことを確認するために。

やっぱりよくわからない。
愛なんて一生かかっても理解できそうにない。