鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

研究会(6月)

2008-06-15 20:49:02 | いけばな


今日は6月の研究会でした。

ブバリア3本、鳴子百合3本で花意匠(基本)を生けます。
今回は「かたむけるかたち」にしました。
花器はプリンセス。

結果は90゜(丸付き。92.5点?)

ご講評では、
・中間の鳴子百合(真ん中の高いやつ)が高すぎ。長くても主枝の2分の1まで。
また、主枝に沿うように、主枝の後に入れた方が良い。
・主枝の鳴子百合の葉が裏を向かないようにする。
ということでした。

つまり、
主枝と真ん中の鳴子百合は関連性がもっとある方が、
このかたちの意図に合ってるってことかな?

鳴子百合の葉は裏を意図的に見せることもあるみたいですけど、
今回はそこまでのつもりはなく、
ぜんぶきれいに表を向くより、ちょっとひねりがあったり
裏向いたりする方が自然で立体的に見えるかなぁと思って。



家で生け直してみました。

なるほどねぇ。
こっちの方が基本に忠実かも?



研究会会場に生けられているおはな。
きれいです。

明月院~東慶寺(花菖蒲・岩煙草)

2008-06-15 00:15:41 | 鎌倉の寺社


先週は時間が過ぎていて入れなかった、
明月院の本堂後庭園へ。

花菖蒲が満開です。
(明日まで公開)



苔もみごとです。
苔には良い苔と悪い苔があって、
よく手入れしないと悪い苔だらけになっちゃうそうです。



杉?の幹ってきれいだなぁ・・・
うっすら苔むして、黄色っぽく光っているのです。



赤地蔵様。
良いお顔。

青地蔵様は「お出掛け中」だそうです。チャチャ橋まで。それ、ドコ?



紫陽花もすっかり青くなって、見ごろとなりました。
人がいっぱいで、先週の非ではないです。
ちょっと疲れちゃった!





明月院から東慶寺へ。

その途中、あるお宅の玄関先でこんな斑入りのどくだみを発見。
先日八重をゲットしましたが、こんなのもあるんだねぇ・・・と
カメラでパシャリ。

「ガラッ」とその瞬間玄関が開いて、そのお宅の方が。
「めずらしいですね~」と話してたら
「お持ちになる?」

八重に続いて斑入りも育てます。



東慶寺。

臨済宗。北条時宗夫人覚山尼の開山、1285年甲開創。
明治まで男子禁制の尼寺で、駆け込み寺、縁切り寺として有名。
現在は男僧寺。

西田幾太郎、和辻哲郎、鈴木大拙、小林秀雄などのお墓があります。

ここのお庭はすっごく好きなのです。
いつ来てもとっても手入れが行き届いていて、
いろんな植物があって。
決して広いお寺ではないのですが、
山の中腹の、穏やかな陽だまりのような雰囲気も気に入っています。



岩煙草が満開です。
白もあるそうですが、ここのは紫。

星の形で、奥がオレンジが入ってる。



いっぱ~い!
(下から写してみたところ)



鎌倉特有の切り出したような土の壁一面に広がります。



やまぼうし。

白くて平たい花が、枝の上に雪が覆うみたいに咲いてます。



紫陽花と梅の実。

ここは2月の梅の花が有名です。
その梅も、今は実をたくさん実らせています。

花菖蒲もあります。
明月院とは違って濃い色合いのものを揃えていて、
広さでは負けるものの、こちらもとてもきれいです。