こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

一年を振り返って

2011年12月31日 | その他
充実した一年でした。

駆け抜けた、と言っていいくらい。こんなエネルギーがまだまだ出せると思わせてもらえることが本当にありがたいと思います。息子の所属する吹奏楽部の顧問の先生がいつもおっしゃっています。

「感謝する気持ちを忘れるなよ」

こんなにあからさまに、あけっぴろげに屈託なく、感謝するということを教えてもらったことがないのでは、と思います。そのくらい生徒たちは素直に、丁寧に感謝する気持ちを表しています。(親子でいるときは普通の少年、少女に戻りますけどね)

そんな生徒たちを見せてもらっているうちに、いつとはなしにわが身をふりかえるようになったかな、と思います。まさに、追うた子に教えられ、です。(そして、家族と一緒にいるときには、やはり普通のおばさんに戻ってしまうのでした…)

皆様、今年一年お世話になりました。来る年もまたもう少し頑張れる自分でありたいと思っています。よい年をお迎えください。


そして、東日本大震災で、台風災害で、また社会の混乱の中でつらい思いをされている方のことも忘れず歩んでいきたいと思います。

指先のセンサー

2011年12月30日 | その他
いつも触り慣れている紙を、4枚ばかり取りたいなと思って、だいたいの感覚で取ってみると、見事に4枚取れる不思議。
一枚ずつ数えて取ったわけではないのですよ。

指先に感じるわずかな厚み、手触りで
「あ。だいたいこんな感じ。」
で、できてしまう不思議。

ピアノを弾く時も、指先がこれからあたろうとする部分でどんな音が出るかを瞬時に判断し、出したい音色を作っていくという作業をします。

これには、指先の感覚と同時に耳で覚えた音色や強弱の分量を頭の中で計算し、それを指先に伝える素早い伝達が必要となります。

言葉に並べただけでも気が遠くなりそうな、複雑な作業。それを、人間の脳は瞬時にやってしまうんですねえ。どんなにゆっくりした曲や簡単な曲を演奏するときでさえ、頭の中は楽譜を読む、理解する、指先に命令する、指先を動かすという作業を行っています。

人間って、すばらしいですね!!


調律

2011年12月29日 | レッスン室便り
ピアノのメンテナンスに欠かせない、調律。

この作業には専門の勉強をされた調律師さんが携わってくださいます。毎回のことで見慣れた光景とはいうものの、こんな風にして、ふたや前の板が取り外されて中が見えると、やっぱり面白い。


鍵盤の一つ一つにピアノ線が張られていて、いつもは見えないところで鍵盤を押すたびに内部でハンマーが持ち上がり、ピアノ線を微妙なタイミングと力加減で打ち鳴らし、あの、ピアノの音が奏でられているのです…。

この、一つ一つを調整していきます。細かい作業なんですね。

子どものいるお宅では、ピアノのおなかが見えると、子どもたちは大喜び。
調律師さんがピアノを触り始めると、
「おっちゃん!ピアノ弾けるん!?」
と、質問攻めが始まります。


声をかけてもらうのが楽しいのか、次々と親切に教えてくれる、調律師のおっちゃんでした。

若さと情熱にあふれたコンサートでした

2011年12月28日 | コンサートなど
息子が通う高校の吹奏楽部定期演奏会、準備の段階から当日まで、親もかかわり苦労して作り上げたコンサートでした。主役の子どもたちがステージで思い切り演奏することができるよう保護者やOB、OGが集まってきて裏で支えてもらってのコンサートでした。




全国を狙う学校のサウンドは文句なく素晴らしく、それが低料金で聴けるとあって、いつも客席はいっぱいです。そんな聴衆にこたえようと、若い彼らはどんな努力も惜しまないとばかりに練習に、小道具の準備に毎日遅くまで時間を費やしていました。

そんなコンサートができるのも保護者や卒業生の支えがあってこそ、と、毎回部長から丁寧にあいさつがあります。ずらっと並んだ部員の中にうちの息子もいますが、なかなか面と向かってあらたまったことは言いませんが、会った時にはぼそりとつぶやくように「ありがとう」なんて、言っております。

そんなこんなで、無事終わった定期演奏会。

次は、アンサンブルコンテストだそうです。受験が目の前にちらついてきてますが、好きなことに没頭し、同じ思いの仲間と共に過ごすこの3年間はどんなに貴重で素晴らしいことだろう、と、私はただただうらやましく、まぶしい気持ちで見つめています。


上郡中学校からもたくさん吹奏楽部員が見に来てくださいました。先生からは花束も!ありがとうございます!!

続けることは…

2011年12月23日 | レッスン室便り
発表会での発表が終わり、そのあとに少しだけお楽しみ会をしました。

みんなでケーキを食べて、お菓子を食べて、プレゼント交換をして、

それから大事なこと。

やっぱり、頑張った人はみんなの前でほめてあげたい。

認定試験に合格した人。

仕上げた曲の数だけシールを集めた人。

合唱コンクールで伴奏をがんばった人。

みんなの前で紹介した後、特別頑張った人を紹介しました。それは、とにかく十年間、頑張った生徒たちのこと。考えてみたら、保育園、幼稚園の頃からずっと、この子たちの成長を見せてもらったんだなあと思うと、自分自身感慨深いものがあります。

途中では何度もピアノをやめる、と親に訴えたことでしょう。

練習も思うようにできなくてなかなかうまくならない自分に歯がゆい思いをしたことでしょう。

そんな自分でも(ゴメン、生徒ちゃん!)、やればできるんだという喜びを味わったのが、やっぱり、合唱コンクールの伴奏。普段のレッスンでは絶対に自分にはムリ、と決めつけたに違いない曲を、見事やりきることができたのは、何より続けてきたから。

でも、続けることができたのは、送り迎えをして、毎月お月謝を出してくれた親がいてこそ。やめたいといっでもやめさせることをしなかった親がいてこそ。親子の、その葛藤はどんなにしんどかったことだろうと思います。やめないでよかった、と思える瞬間に親子で立ち会うことがあったなら、私自身、ピアノ教師冥利に尽きるというもの。

そのような親子の方に元気をいただき、私もこれからもがんばれます。

どうぞ、世のお母さま方、今日、明日の子どもの感情に振り回されないで。一か月たち、半年たち、一年、五年、十年、・・・子どもは、人は成長していきます。お母さま自身も。それを見守っていきましょうよ。

花が咲くためには、じっと耐える冬があることを知っている人間に成長してほしいと思います。私たち大人も含めて、成長しましょう。


今回はずいぶん説教臭くなってしまいました。トシですなあ。


ご縁

2011年12月22日 | その他
ずっとずっと前に、一度だけ私のブログを訪ねてくださった方がいらっしゃいました。

播磨自然高原という、山の上に開発された町に住んでおられ、「野乃花」(ののか)というアトリエ兼カフェをやっていらっしゃる方です。

今朝、読み聞かせの日誌を返しに図書室へ寄ったところ、知人にばったり会い、そのお連れの方が「野乃花」の方だと紹介されて・・・・。

「もしかして、一度ブログにコメントくださった方ですか?!」

彼女もびっくりされて、そして嬉しそうに答えてくださり、突然の出会いに不思議なご縁を感じたのでした。

小柄な、かわいらしい方です。焼きたてのパンに手作りケーキ、そして、押し花の教室もされているとか。
「野乃花」さん、お会いできて本当にうれしく思います。今度、カフェを訪ねてみたいと思います。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

森のカフェ 野乃花
http://marinonoka.blog.fc2.com/


年の瀬が近づいてきます

2011年12月20日 | その他
クリスマス発表会が終わって、もう三日経ってしまいました。

今週は今年最後のレッスン週間。クリスマス発表会の感想を聞いて、冬休みの宿題を出して、これからのレッスンについて話をして。お休み明けにまた、頑張りましょう、よいお年を、とあいさつしました。

早いですね。もう、一年が過ぎ去っていきます。

たくさんの、いろんなことに思いを巡らせる一年となりました。今までの自分があったのは、周りの皆さんすべてのおかげなんだなあと殊勝なことも思ったりしています。もっとそういう思いを深められるようになりたいものです。



パソコン教室

2011年12月15日 | その他
生徒さんのお母さまが、地域のふれあい広場になっている場所を借りてパソコン教室をされているそうで、チラシをくださいました。かわいらしい、若い方らしいチラシです。



案内文を読んでみると、「役員になって文書を作らなければならなくなった方」「買い物をしてみたいけど、ちょっと怖い」という方、コースを習うほどではないけれど一回行って、ちょっと聞きたいことでもいいらしい。

なるほど。

私、最近は教室のおたよりを出すのにだいぶパソコンを使えるようになったかな、と思う反面、冒険心を出してとんでもないところを触ったりクリックしたりして取り返しのつかないこともやらかしたりしてるから・・・。

この、“ちょっと聞きたい”コース、いいかも。

みんな、それぞれ頑張っていますね。特技を持った人が少しずつ輪を広げて、人が集まって、賑わいになっていくといいですね。

場所は、上郡町市町の県民交流広場「菊森さんの家」 
 http://www6.ocn.ne.jp/~housekm/index.htm

クリスマス発表会!

2011年12月14日 | レッスン室便り
ジュースやお菓子を買って、今年一年よく頑張ったね、の気持ちを伝えるささやかなプレゼントを買って、クリスマス発表会の準備は少しずつ整ってきています。

うちの教室の発表会は、春の老人施設訪問から始まり、夏休みも前期、後期と2回訪問、秋に行われる文化協会主催の洋楽器楽発表会に、この、クリスマス会。大きな発表会は毎年はできないけれど、小さな発表の場は(洋楽器楽の発表会は大きいですけれど。人数が限られるのが残念…・)いくつかあります。

そのほかにも、若いころからできたらいいなと思っていた児童コーラスもちょくちょくさせてもらうことができて、今年も精いっぱい頑張って一年を終えることができそう。ありがとうございます。

外川ピアノ教室のクリスマス発表会、下記のとおり行います。もし、ご興味のある方、いらっしゃいましたらのぞいてみてね。

日時  12月17日(土)13時から
場所  喫茶店ティンカーベル2Fホール(上郡町井上)
内容  生徒のピアノ発表のほか、
    グループレッスン、ミュージッシュ(英語とリズム遊び)、絶対音感、2歳児レッスンの様子など。
    オープニングに教室出身者によるソプラノ独唱があります。 

ルミナリエ閉幕

2011年12月13日 | その他
ええ?

もう終わっちゃうの!?


…っていうくらい、忙しかったのかも。

毎年、ルミナリエに出かけるという知人から、今年も美しい光の回廊の写真が送られてきました。



今年はLED電球になったということで、心なしか光が鮮明なような気がします。

心の中の闇まで明るく照らしてくれるといいのにね・・・・。

さて、上郡駅前でもイルミネーションのトンネルができてます。ちびっ子たちは、うれしいだろうな。




もちろん、見ている大人だって、わくわくします!