こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

今年も一年、ありがとうございました

2013年12月31日 | その他
2013年、平成25年もあと一日足らずとなってしまいました。

早いものですね。

だんだんと身内や周りに悲しい知らせを聞くことが多くなり、自分の親もそんな知らせと無関係ではないと思うことのある、そんな一年でした。そんな中で、無事に年を越そうとしていることに、知らず、感謝の気持ちが湧いてきます。

ここ数日は年の瀬らしいことをしています。普段手の届かないことろを掃除し、おせちや、ちょっとリッチなお酒の買い出し、そして、機械ではありますが、お餅もつきました。

あてにしていた子どもたちはそれぞれに忙しく、思うような手伝いをしてはもらえませんでしたが、それでも出来ることをしてくれました。

主人は普段は疲れてなかなかできなかった書類や雑誌などの整理、窓ふきと寒い中頑張ってました。

暮らしの中で色々と思うこともありながら、それでもこうしてそれぞれが持ち場ですることをして日々がなりたち、平穏に過ぎていきます。

普通の奥さんよりちょっとばかり(かなり?)行動範囲が広く、いろいろ文句もあるでしょうが、それでも自由にさせてもらっていることにやはり、何より感謝しなければいけないのでしょう。面と向かって絶対に言えませんけど・・・・汗。

外でも、私の活動に何かと支えになってくださっている方はどのくらいいてくださるのでしょうか?

みなさん、本当にありがとうございます。

新しい年も旧年中と同様、よろしくお願いいたします。

皆様のご健康と幸せを祈りつつ、残り一日は恒例のおせち作りに励みます。




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悲しいかな、・・・・

2013年12月29日 | 勉強
年末の怒涛の三連休が終わり、私はぴたりとピアノの練習をしなくなりました・・・。

仕方ないもん。
主婦だもん。
それまでサボってた家のこともしなくちゃ。
また次のイベントでゴメンさせてもらう時のために、できるときにやっとかなくちゃ。

と、いうことで今日は懸案事項だった台所の換気扇の掃除と食器戸棚の整理をしました。

ずっと気になりながら手つかずだった換気扇。
年末になると、どこかの情報番組が必ず特集を組む大掃除で、換気扇の掃除の仕方を録画したのを見て、つけ置き洗い。

食器戸棚は踏み台に上がり、娘に手伝ってもらいながら、掃除しました。
一緒にやってくれる人がいると、そんなに負担に思わないのが、大掃除のいいところ。
高いところの奥の方に眠っていて、いつか使うかもしれないと置いていた食器は、結局処分することにしました。

長いあいだ少しずつたまった油汚れの扉も、ガラス戸も拭いて一巡し、下に降りて見回すと、なんていい気持ち!

私は、決して掃除は嫌いではないのです!時間がないだけ・・・・。と、自分に言い訳して普段は見て見ぬふり。

でも、やっぱり綺麗なのはいいなあ。

ピアノの練習は、またイベントを見つけて本番に向けてがんばろう。




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クリスマスコンサート

2013年12月27日 | 勉強
この、暮れの忙しい時に、自分の教室の発表会、高嶺の郷への児童合唱での訪問、そしてレッスンを受けている先生の教室の発表会と、三連チャンでした。

終わってほっとして、数日間はマイペースで過ごしておりました。

さて、それでも久しぶりの人前での発表、いろいろと感ずるところあり、記録しておかねばと、書き込みします。

もう、ソロの大きな曲は弾く自信が全くなく、メンデルスゾーンの小作品を自分の勉強のために、と最初は先生の発表会に出るなんぞ考えてもいなかったのですが、
「ここで出なかったら、もっと弾けなくなるよ。やっておきなさい」
との、半ば強制的な、でもやはりありがたい励ましの言葉に引っ張られ、頑張ることにしました。

このブログでご存知のとおり、いろいろな活動をしている私にとって、人前でソロで演奏するということは、練習時間的にも集中力の持続、モチベーション維持と、どれも難しいものがあります。(連弾は別です。楽しいです汗)

何回かレッスンに通っていても、前回先生に注意されたところがなおっていなかったり、あろうことか、すっかり忘れていたり、そんな私を見放さずに粘り強くレッスンしてくださった先生にはひたすら感謝の言葉しかありません。

それでも、あと数日後に発表会が迫った頃、なんとか練習する時間を見つけて練習するのですが、ミスタッチはするわ、注意する箇所を忘れるわ、相変わらずのペースでした。

そんな中、時たま、上手く弾ける瞬間があり、当初なかなか弾けなかったところが弾けるようになってきて、自分なりの味付けをして弾いている自分を発見することがあり、それはそれで楽しいものでした。

舞台の上で一人で弾くという恐怖は拭えないし、完璧に弾くことは多分できないでしょう。ただ、自分なりのベストを尽くしてここまで来て、このように気持ちよく弾ける時間が持てたことはとても嬉しいことですし、貴重な体験だと思いました。

ああ、そうか。
できれば本番も、このようなワクワクした気持ちで演奏できたら嬉しいな、と思ったとき、なんだか力が抜けたような気がしました。

本番にうまく演奏できればなんて、もしかしたら贅沢なことかもしれません。だって、普段練習している時に、こんな充実した気持ちで作品に迎えるなんて、何度あることでしょう。

ああ、練習って、楽しい!
もう一回弾きたい、この部分をこう弾きたい、ああ、もう一回・・・

そう思いながら過ごした数日間でした。
それは、大きな収穫だったんじゃないかな・・・・。

本番は、やはりあまり満足のいく演奏にはなりませんでしたが、練習の時の、あのワクワク感を少しは感じながら弾けたのではないかと思います。

人前で失敗を恐れながら弾く恐怖と戦うのではなく、楽しい練習時間を過ごすことのできた喜びと感謝、そんなことに気づいた今回の発表会でした。(今更ですけどね。でも、気づきのある人生って、楽しい!)




クリスマスコンサート


私が師事している先生はご自分でもコンサートされるほどリコーダーにも精通されています。
リコーダーの生徒さんも多く、ソロをされる方が何人もいらして、発表会の3分の2はリコーダー演奏でした。チェロによく似た古楽器のビオラ・ダ・ガンバとチェンバロの伴奏でソロができるなんて、贅沢な経験だなあと思います。いろんな年齢の方がいらっしゃって、みなさんとてもお上手でした。


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クリスマスの天使たち

2013年12月22日 | その他
昨日はピアノ教室のクリスマス発表会、そして今日は上郡町内の介護施設、高嶺の郷で児童合唱サークルALLEGROのクリスマス発表会、あすは私がレッスンを受けている先生の教室の発表会です。

ふう。

けさはちょっとぼーーっと過ごし、お昼頃に練習会場に集合、季節の歌やクリスマスの歌を練習し、お年寄りとの触れ合いの段取りを子どもたちに説明し、1時半の開始に向け、準備をしました。

久しぶりの介護施設。
今までの、舞台があって、客席からのダイレクトな反応とは違う雰囲気に、特に小さい子は少し戸惑っていましたが、「肩たたき」や「幸せなら手をたたこう」を歌う時の、お年寄りの中に入っていって手合わせをするところは積極的に行ってくれました。

最後に、文化祭で歌った歌を披露、みんなで「ふるさと」を歌って終わりました。

反応は様々だったものの、大きな口を開けて歌う方もたくさんおられ、何度も「ありがとう、ありがとう」と言って喜んで下さいました。

ついてこられたお母さんからも喜んでもらえてとても良かった、と言っていただき、今日はなんだか幸せな気持ちです。

自分のしたことで、誰かが喜んでくださる、これって、一番の幸せじゃないでしょうかね。子どもたちはどんな思いを持って帰っていったのでしょう。

折しも、クリスマス。

お年寄りの気持ちを明るくしてあげたみんなは、天使なんだよ。



これは、イルミネーション点灯式の時の写真。外川、ダルマになってます・・・・。

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クリスマス発表会!

2013年12月21日 | レッスン室便り
毎年恒例となった、クリスマス発表会。

文化祭に参加して仕上がったところで発表会の流れ、しかもお楽しみ付きって、いいのではないか?ということで、ここ数年定着しています。

ただ、学校行事の伴奏を受け持つ生徒もいて、独奏曲がなかなか練習できない生徒も。でも、なんとか形になり、当日を迎えました。

文化祭で発表したあと、少し緊張感が抜けた演奏もありましたが、いろんな状況の中で、自分の持てる力の少し上をゆく曲を仕上げるのにそれぞれが四苦八苦したことを思うと、みんなよく頑張ったなあと嬉しくなります。

なかなか仕上がらない子に、仕上げること自体よりも努力しようとしない態度に幾度腹を立てたことか。
お母さんといっしょに悩み、実際に叱ったり、励ましたり、なんだか今でも青春時代を過ごしてるような熱い気持ちでした。

いい一年でした。
来年も、もっといい子たちに、育てていくぞ!





家に帰って気がついた。
「私が入ってない!」
子どもたちを撮ることばかりに気を取られて、肝心のセンセイが入ってないじゃないですか!


プレゼント交換大人バージョンで頂いたプレゼント。ハンカチ、ハンドタオル、ビスケット。おしゃれ。
私のが当たったお母さん、夢のないプレゼントでごめんなさい・・・・。

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イルミネーション点灯式

2013年12月15日 | その他
きょうは、夕方4時から、上郡駅前にイルミネーションが設置され、その点灯式とイベントが行われました。

児童合唱サークルも出演依頼があり、先日の文化祭や西播磨音楽祭で歌った歌に加え、「北風小僧の寒太郎」やクリスマスの歌も歌いました。

「北風~」やクリスマスの歌は練習時間が足りず、外での舞台で、マイクを用意していただいたものの、やはり声が散ってしまい、あまりよくなかったのですが、何度か舞台を踏んだ曲はさすがにまとまっていてまずまずだったかな。

歌い終わったあと、円心モロどんの無料券をいただき、みんなで温まりました。

そして、日も暮れた頃、いよいよイルミネーションの点灯の時間!

たくさんの小さな子どもを連れた家族連れが集まっていました。

アレグロ(合唱サークルの名前)のみんなは帰る人、残る人、それぞれでしたが、点灯の瞬間を親子で楽しみ、記念写真を撮っている姿を見ると、やはりこういうシーンは小さな子どもがいてこそだなあとちょっぴり寂しくなりました。

ステージでは次々と演奏やパフォーマンスが続けられていました。
自分が参加して初めて目にした、イルミネーションの点灯。

歌を歌いに集まってくれた子どもたちのおかげです。


イルミネーションBEFORE&AFTER







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命の使い方

2013年12月14日 | 生き方
子どもたちが中学校の時吹奏楽部でお世話になった先生が逝去されました。まだ56歳という若さ。

とても厳しい先生でしたが、赴任した学校の吹奏楽部に必ず結果を出す先生でした。

子どもたちが音楽に親しむきっかけを作ってくださった貴重な出会いを頂いた先生でした。

まだ、早い。

まだまだたくさんの若い芽を育てていただきたかった。

どんなに優れた技術があっても、いつかは消えていく人の命のはかなさを思い知らされる出来事でした。

残った私たちは限り有る命を、このような先達の生き様からどのように使うかを問われているのですね。





合掌





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ちょっとした感動!

2013年12月10日 | その他
初めて参加した西播磨音楽祭では、細かく一日の流れが計画されていて、リハーサルは時間との戦いでした。

タイムキーパーの方が横についてて、予定の時間が近づくと、「あと一分」というカードを提示されます。

並び方などをちゃんと見たくても、それもできず、歌の確認もしたいし、と焦ってしまい、
「はい、次の曲!」
と、そのまま始めようとしたら、Mちゃんが
「先生、移動は?」
と、声をかけてくれて。

そう、一曲目と二曲目では並び方が違うため、列を移動しなければならない子どももいるのです。

子どもの方が落ち着いてるじゃありませんか!
「あ!ほんとだ!ありがとう、Mちゃん」
私はもう、焦りっぱなし。

そして、本番。
さすがに本番で移動することを忘れはしなかったのですが、一曲目の歌が終わり、私が指揮の手をおろした途端、私が支持するより早く子どもたちはさっさと移動を始めたのです!

みんな、まだほとんど低学年ですよ!
なんてしっかりしてるんだろう、と嬉しさ半分、「私が頼りないから自分で動いてくれたんだな」と思うと、ちょっと自分のそそっかしさが恥ずかしいのが半分。

でも、これでいいんですよね。
みんな、舞台に立って、成長していくんですね。

あの子達の自主的な動きにちょっとした感動を覚えた瞬間でした。






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西播磨音楽祭

2013年12月09日 | 絶対音感
先週は上郡町の文化協会でのピアノ発表会、そして昨日(8日)は西播磨音楽祭が佐用町のおりひめホールで行われ、児童合唱サークルとして参加してきました。


今まで上郡町にはこの音楽祭に参加する団体がなく、西播磨、中播磨の市町から不参加は上郡町だけだったそう。昨年声をかけていただいて、大人ばかりの中に児童合唱も参加可能であることを聞き、発表の場を求めて参加することに。


少しプレッシャーはありましたが、やってよかったなと。
前回の上郡町での発表の時よりも練習した分、もう少しいい歌声になったのではないかと、思っています。

また、大人ばかりの中で思い切りのいい歌声を響かせたと思っていますから、それはみなさんにも伝わったようで、知らない人たちからたくさん「よかったよ」の声をいただいて、子どもたちにも大きな励みになったのではないかと思います。

本番はやはり、鍛えてくれますね。また練習にも力が入ります。(えっ?そう思ってるのはもしかして私だけかも。子どもたちは、そういえばどこ吹く風、みたいな顔してたなあ・・・・)







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親の恩

2013年12月03日 | 生き方

調子の悪い父を見舞うため、一日だけ実家に行って甥っ子と姪っ子と少し遊んで、母と話しして、陽のあたる縁側で椅子に座っている父と話をして、何気ない一日を過ごして、帰る時間になりました。

暗くなって早々と布団に潜り込んでいる父のところに行き、
「今度はひ孫の顔を見なあかんよ」
と言って
「また来るからね。元気でね。乗り越えようで」
そう言って、父の手を握りました。

野良仕事が大好きで、なんでもたいていのものは自分で作って、挙げ句の果てにピアノが届いた日に、
「ピアノぐらいわしが作っちゃる!」
と言ってピアノを持ってきた人を追い返そうとした豪快な父。

すっかり痩せてしまって、私の手を握り返したその手もすっかり柔らかくなっていました。
「そうじゃのう。ありがとう、ありがとう」
と言って送ってくれました。

この話を読むと、また涙が出てしまいます。





廃校寸前に陥っていた熊本県の天草東高校をはじめ、

6校の校長を歴任し、次々と教育現場の改革を図ってきた

熊本の名校長・大畑誠也氏のお話をご紹介します。

「熊本の名校長・最後の授業」

大畑誠也(九州ルーテル学院大学客員教授)

_______


私が考える教育の究極の目的は

「親に感謝、親を大切にする」です。


高校生の多くはいままで自分一人の力で

生きてきたように思っている。


親が苦労して育ててくれたことを知らないんです。


これは天草東高時代から継続して行ったことですが、

このことを教えるのに一番ふさわしい機会として、

私は卒業式の日を選びました。


式の後、三年生と保護者を全員視聴覚室に集めて、

私が最後の授業をするんです。


そのためにはまず形から整えなくちゃいかんということで、

後ろに立っている保護者を生徒の席に座らせ、

生徒をその横に正座させる。


そして全員に目を瞑らせてからこう話を切り出します。


「いままで、お父さん、お母さんに

 いろんなことをしてもらったり、

 心配をかけたりしただろう。

 それを思い出してみろ。

 交通事故に遭って入院した者もいれば、

 親子喧嘩をしたり、こんな飯は食えんと

 お母さんの弁当に文句を言った者もおる……」


そういう話をしているうちに涙を流す者が出てきます。


「おまえたちを高校へ行かせるために、

 ご両親は一所懸命働いて、

 その金ばたくさん使いなさったぞ。

 そういうことを考えたことがあったか。

 学校の先生にお世話になりましたと言う前に、

 まず親に感謝しろ」


そして


「心の底から親に迷惑を掛けた、苦労を掛けたと思う者は、

 いま、お父さんお母さんが隣におられるから、

 その手ば握ってみろ」

 
と言うわけです。


すると一人、二人と繋いでいって、

最後には全員が手を繋ぐ。


私はそれを確認した上で、こう声を張り上げます。


「その手がねぇ!

 十八年間おまえたちを育ててきた手だ。

 分かるか。……親の手をね、

 これまで握ったことがあったか?

 おまえたちが生まれた頃は、柔らかい手をしておられた。

 いま、ゴツゴツとした手をしておられるのは、

 おまえたちを育てるために

 大変な苦労してこられたからたい。

 それを忘れるな」



その上でさらに


「十八年間振り返って、

 親に本当にすまんかった、

 心から感謝すると思う者は、

 いま一度強く手を握れ」


と言うと、あちこちから嗚咽が聞こえてくる。


私は

「よし、目を開けろ。分かったや?

 私が教えたかったのはここたい。

 親に感謝、親を大切にする授業、終わり」

と言って部屋を出ていく。


振り返ると親と子が抱き合って涙を流しているんです。

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『致知』2011年1月号

特集「盛衰の原理」より




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