こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

本当にダメなのか?

2011年06月30日 | その他
「本当に駄目なのではなくて、

 駄目だと思い込む心が、

 駄目でないものを駄目にする。」

野口英世の実家の柱に刻まれている言葉だそうです。


五本の指が全部くっついてしまうほどの大やけどをした野口英世。

周りの子どもたちからいつもバカにされ、悔しく、惨めな思いをしていました。

いつか見ていろ!

その一心で勉強を必死で頑張り、日本どころか、世界に名を知られる医学博士になりました。

周りからも、母親からも英世の未来はないも同然、と思われ、そのような扱いを受けてきた英世自身も自分は価値のない人間だと思っていました。

しかし、馬鹿にする周りの人間を見返したいために歯を食いしばって猛勉強したのです。

このままではいけない、と自分自身が気がつく事も大事ですが、小さいときからの声かけがいかに大事か、今さらながら思うのです。

「駄目と思い込む心」

を、植えつけていないか。

目の前の子どもに私は今、何を伝えようとしているのだろう。

子育てが一段落したころ、やっとそんなふうに思えるようになってきました。



メッセージカード

2011年06月29日 | レッスン室便り
うちの教室では、その月に誕生月を迎えた生徒や、新しく入った生徒宛のメッセージカードを生徒たちに書かせています。

年代がばらばら、学校や幼稚園も違ったりしてお互い知らない中でいきなり発表会や、施設訪問で顔を合わせるとなると、居心地が悪いもの。

日ごろメッセージカードでメッセージのやり取りをしていれば、少し垣根が低くなるのではないかという思いで、5,6年前から始めました。

最初は「書くことがない~」と、困っていた生徒も少しずつ慣れてきて、カードを渡したらすぐに書いたり、小さな子には書く言葉のヒントを教えたりして、少し時間はとられますが、渡すときの生徒のうれしそうな顔と、何より一緒に来られるお母さんの反応が私自身にとって楽しみで続けています。

施設訪問のときも、小さい子達にとって、自分が書いたり、もらったりしたメッセージのお姉ちゃん、ということで声をかけたりしています。

せっかく同じ場所でピアノを勉強するのだもの。何かでつながってほしいですね。

草との格闘

2011年06月28日 | その他
自然豊かな我が家の庭や畑には、季節の野菜や果物、花々が楽しめて、本当に幸せ。

春先にはうっすらと色づいて美しいと思っていた草の緑も、この季節になると脅威となって目に映る。

朝、ゴミ出ししたついでに1,2本抜くつもりが、しっかり腰をすえてそこら周りの草抜きに専念している自分をかえりみて、ああ、私も祖母や母のようになってきたな、と感慨深い。

土深く根を張って力強く葉を伸ばしている草を見ると、闘志がわいてくる。草刈道具で根っこを掘り起こし、めりめりと抜いていくときの快感。土のにおい。やわらかな感触。

驚いてのたうつミミズや小さな虫たち。

私の後にできる、抜いた草の山。

立ち上がって見る、草を抜いた後の黒々とした畑の土。すがすがしい。

なんてことはない、田舎の風景だけど。

お近づきになれて・・・・

2011年06月26日 | レッスン室便り
ちょっと恥ずかしがりやの生徒ちゃん、話しかけてもなかなか言葉になってかえってきません。まだまだ時間がかかるんだろうなあ、と思っていました。

先日はお気に入りの鉛筆を持ってきて、可愛い柄がついているのを私に見せてくれました。お!だいぶ慣れてきてくれたぞ!と、思っていたら、あるとき、ガソリンスタンドでガソリンを入れていたら隣の列の車から、誰かが手を振っている・・・・。

いつもは長い髪をきゅっとお団子にした姿しか見ていないので、最初誰だかわかりませんでした。でも、すぐに、あの恥ずかしがりやの生徒ちゃんだとわかりました。

家族でお出かけした帰りだったのでしょう。お父さんも一緒です。とてもよく似ているお父さんです。(似ているのは生徒ちゃんのほうなんですけどね)

さらさらのヘアスタイルで、とてもリラックスした様子で私に一生懸命手を振ってくれているんです。

その姿に、手を降り返しながら、私を見つけて自然に手を振ってくれたんだなあ、と思うと、その恥ずかしがりやの生徒ちゃんにやっと近づくことができたかな、と、嬉しくなったのでした。

情熱に勝るものはない

2011年06月25日 | 生き方
企業内コンサルタントをしている、山中俊之さんという方のブログ、ひょんなことから読むようになりました。

目標を持っている人の文章を読むのは、こちらが元気付けられ、いつも参考にさせていただいています。

先日、読書家の山中さんが本の中で見つけた言葉を紹介されていて、
「ああ!そうなんだ!」
と、共感しました。

世の中の、うまくいっている人たちは能力があるから、自分とは違うから、成功してるんだ、と、つい思いがちですが、やはり、情熱がなければどんなに才能や環境に恵まれていてもダメなんだなあ、と思ったのでした。

いわく、

能力を持ちながら成功できなかった人間など山ほどいる。

不遇の天才、は決まり文句だ。

すばらしい教育を受けながら、教養ある落伍者で世界はあふれている。

粘り強さと決意。それだけがすべてに打ち勝つ。

それだけ注ぎ込めるものが自分にあるか、ないか。

結局は、その一点で決まるんだと思うと、そのひとつを見つけられた人は、すでに成功者と呼べるのかもね。

私にとって、あなたにとって、それは、なに?

http://ameblo.jp/gyoukaku-yamanaka/entry-10928219715.html



お話コンサート

2011年06月24日 | コンサートなど
まずは、第一弾、鞍居小学校でのコンサート、無事終了です。

今年で4年目となり、自分ではかなり慣れてきたつもりだったのですが、本番は何が起こるかわからない、ということにも慣れてしまったようで・・・・。

ちゃんと覚えたはずの歌詞を間違ったり、かなり楽に歌えていたのに声が出にくかったり、ちょっとしたアクシデントはありましたが、それもパフォーマンスのうち、とばかりにトークで盛り上げることはできたと思います。

1年生から3年生までのかわいらしいおちびちゃんたち。
ひとつの声かけに十も二十も返ってきて、活気があって楽しかった。

来年は統合されて閉校になりますが、子どもはどこに行っても、その素直さと明るさで元気に育っていくんだろうな、と思いました。

こういう世界があって、こういう人生の楽しみ方をしている大人もいるんだな、と思ってもらえたらいいかな。

今後の予定です。

赤松小学校 7月5日(火)3時50分~4時半
高田小学校 7月6日(水)3時20分~4時10分
山野里小学校 7月7日(木)3時15分~4時5分



梅雨の晴れ間、朝に

2011年06月23日 | その他
鉢植えした草花の様子を見に外へ出て、つるが延びていたので支柱を立ててやりました。

庭先の畑にだいぶ草が伸びてきたのでバケツと草削り用の道具を持ち、一通り草を抜き、バジル、ローズマリー、ラベンダー、ペパーミント、とハーブの香りを楽しみました。

ブルーベリーの実が色づいてきたのでざるをとってきて収穫しました。手のひら一杯分、口にほおばると、甘酸っぱくてちょっと渋い味がしました。

暑い一日になりそうです。
お昼はそうめんにしようかな・・・。

薬味にシソの葉を5,6枚取っておこう。

季節の恵みが小さな庭先にあふれています。

弾きたい!弾かせたい!

2011年06月22日 | 勉強
いや~。

久しぶりにシューベルトの即興曲を聴きました。しかも、小学生の演奏ではないですか!

私がこの曲を弾いたのは、中学生のときだっけかなあ。

生徒たちには基本のことばかりに力を注いで、このような本格的な曲になかなか手が出せないでいますが、ちょっと、背中をつつかれたような、そんな気分です。

生徒にもこのような達成感を味わえる場面をなるべくたくさん用意してあげたいものです。

こんな曲が弾けたら、ピアノは何倍も楽しいもんね!

http://www.youtube.com/watch?v=JnKhStUbyf8&feature=player_embedded
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ピアノ展示場

2011年06月21日 | その他
ちょっと声をかけてくださる方がいらっしゃって、ピアノを見てきました。

国産の、あの有名なメーカーではなく、外国もの。

徹底的に手作りにこだわって作られたという楽器で、紹介してくださった方は、心底そのメーカーにほれ込んでらっしゃる。

ピアノは初期投資は高いけれど、そのあとメンテナンスを怠らなければ一生、どころか何世代にわたって楽しむことが出来る楽器。

家で練習するときの楽器の音でその人の耳は、いわば育っていくのだから、できれば、良いものを。

どうぞ、さわってみて、と言ってくださるので次々に弾かせていただきました。

アップライトなのに、何?この豊かな響きは?グランドに負けない響きがする。

ひとつひとつの音を職人が確かめながら作った楽器って、小さくてもこんな音が出せるんだ、と感服して帰ってきました。

いい物を見れば、ほしくなる。

というか、生徒さんにいい音を聞かせてあげたいなあ。

ちょっぴり心が動いたひとときでした。