こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

ショパンコンクール受賞者ガラコンサート

2016年01月27日 | コンサートなど
ある朝、新聞を読んでいたら、

「ショパンコンクール受賞者ガラコンサート」

という文字が目に飛び込んできました。

何やかやと忙しく過ごしているうちに、本格的なコンサートに出かけることがなくなった最近。

有名なピアニストの演奏が聴きたいな、オーケストラが聴きたいな、……と、餓えている時期でした。

さっそく友達を誘ってチケットを買って、その日を迎えました。

大阪、ザ・シンフォニーホール!

言葉にするだけで鳥肌が立ちそう…。

地方に住んでいると、大きなホールに出かけるのは、本当にハレの出来事。

さらに、世界的なコンクールを勝ち抜いた若い人たちの演奏です。期待感マックスでした。

今は居ながらにして茶の間で、レッスン室で、あらゆる音楽を聴くことが出来ますが、息づかいを感じながら舞台から発せられる美しい音楽の波動をダイレクトに受けることができるのは、その場に居てこそ。

5人の受賞者の演奏を聴きましたが、それぞれタイプが違って、それぞれが若くて、エネルギッシュで、聴き終わったときになんとも言えない嬉しい気持ちになりました。

一方で、おこがましくも、ここはまだ歌えてないな、あ、ちょっと抜けたな、なんて思って、すっかりお母さんのような先生のような(育ててもいないのに!…育てられるわけもございません汗)気持ちで聴いている自分がいます。

若いころは、どうやったらあんな風に弾けるのだろうと思いながら聴いていました。

今は、どうしたらあんな風に弾ける子を育てられるだろう、と考えます。

コンクールに入賞するしないではなく、楽しいと思えるピアノを弾く時間が持てる子。

まずは、自分がそう思いながら弾けるようにならないといけないな、とも思います。

いろんな刺激をもらった一日でした。













兵庫県赤穂郡上郡町の「外川ピアノ教室」ホームページ

目の前で室内楽

2015年02月09日 | コンサートなど
赤穂市ハーモニーホールのロビーでコンサートがあると、出入りの楽器店のお兄さんからチラシをいただきました。

有名な音楽大学出身者または在学の人たちの演奏です。

これは、出かけてみなくては!

ハーモニーホールでは特に大きなイベントがないときにはロビーに置いてあるピアノを使わせてもらえたり、広いロビー空間を貸してもらえるそうです。

その制度を利用してのことだとは思いますが、行って、プログラムを見てさらにびっくり。

芸大を卒業してオーケストラの主席奏者をしてたり、海外留学したりとそうそうたる人たちが名を連ねています。

いくらロビーコンサートとはいえ、このような研鑽を積んだ人たちの演奏を無料で聴かせていただくなんて、そんなことをしていいのだろうかと思いましたが…

無料で、といただいた案内です。

早めに行って、かぶりつきの一番前の席に座りました。

リハーサルの最後を少し聴けたのですが、その音色を聞いて、これはほんものだと期待は更に高まります。

ピアノ連弾、ピアノとヴァイオリン、ビオラのアンサンブル、フルート、そしてヴァイオリン、ビオラとチェロの三重奏などバラエティに富んだ楽器構成とがっつりクラシックからポップスまで聴かせてくれるプログラムもよかったです。

何よりたしかな技術を持った人たちが演奏するのを、手をのばせば届きそうな場所で聴けたことは本当に幸せなことでした。

このような機会が持てるハーモニーホールのロビーコンサートのシステムも素晴らしいことですし、声をかければコンサートができる繋がりの広さも素晴らしい…。

このような活動を通して文化が根付き、広がっていくといいなと思います。

近くでこのような機会に恵まれ、とても嬉しく思いながら帰路についたのでした。




高田陽光保育園で連弾コンサート・お国めぐり編

2015年02月02日 | コンサートなど
本当は去年の12月にするはずだったのですが、

コンサート当日、急にたくさんの園児さんがお休みになり(インフルエンザではなかったらしい)、残念ですが、さきに延ばした方が…ということで、1月のコンサートとなりました。

今回も町内で同じくピアノを教えておられる西川先生と一緒に連弾の曲を用意して行きました。

ドボルザークのスラブ舞曲集からよく知られたメロディーの曲をひとつ、最初に演奏したあとは、いろんな国の民謡、リズムなどを使った曲で、イタリア、スペイン、ブラジルなどリズミカルな曲で楽しんでもらいました。

演奏後はいつも、ハイタッチで園児の一人ひとりと挨拶をします。

年長児が卒園したあと、小学校にコンサートに行くとそこでまた出会ったり、

去年はもっとちっちゃかった子の背が伸びてたり、子どもたちの成長の様子が見られることがとっても嬉しい。

また、前回童謡コンサートで歌った「花咲かじいさん」を、実際に劇あそびで使って今度発表するのだそうです。

歌を歌って、何だかお役に立てたのかな、と嬉しくなりました。

さてさて、次は何をするかな。



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まあや学園にて

2014年11月21日 | コンサートなど
長いことピアノ教師生活をしていると、とっくの昔に巣立った生徒とのつながりが思わぬところでつながり直されることがあって、

ああ・・・・長いこと、ピアノを教えてきたな・・・・。

それにしても何も出来てないな。

あっという間だったな。

なんて、感慨深いものがあります。

私が毎年町内の学校を回って出前コンサートをしていることを知っている、うちの教室の「もと」生徒から、

たつの市の認定こども園、まあや学園というところで子育て支援のクラスでコンサートをしてほしいとの依頼を受けました。

内心、町外に出て演奏することは初めてなので、どんなことになるんだろうと、ほんのちょっとだけビビっていました。

でも、小さなお子さんを抱えて、なかなか生の演奏を聞けないお母さんたちには、

私たちの演奏スタイルはほどよくくだけて、

ほどよく本格的で、喜んでいただけたみたいです。

演奏が終わったあとの「もと」生徒を含めての職員の皆さんとの歓談もとても和やかで楽しいものでした。

ああ、長いことピアノ教師生活をして、コンサート活動も細々とだけど続けていると、

このような機会もいただけるのだなあ。

私が初めてピアノを教えさせてもらった「もと」生徒も今では中学生のお母さん。

続けるって、素敵なことだなあ、と思いました。






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私にしかできないコンサート

2014年11月19日 | コンサートなど
今回は、ちょっとばかし自慢っぽいことを。

今日(11月19日)は山野里小学校学童保育の時間におじゃまして、連弾コンサートをしてきました。

例によって、相方の西川先生はニコニコとわたしのやることについてきてくださいます。

私はというと、大勢のやんちゃ坊主を前に、まずはなかなか静まらないのを

「人が前に出てきて何かしようとしてる時はまずは、聞く!」

というルールから説明。

曲の説明もなるべくわかりやすく、面白く、と工夫しているつもりがそれがアダとなり、まあ突っ込んでくるわ、くるわ。

ギャングエイジのパワーを久しぶりに浴びた時間でした。

演奏してても後ろで、横で、ささいなことから私語が始まり、なかなかうるさい。

一曲目が終わり、さっそくおばさんはお説教。

「君らなあ、人が演奏してる時にごそごそ話をするのは失礼やで。よっぽど退屈なら仕方ないけど、そうでないならまずは静かに聴き。」

まあ、一曲目はよく知られた名曲とはいえ、小学校低学年が知るよしもなく、興味を示さないのは仕方ないかな、と思いつつ、それでもマナーというものは知っといて悪いものではない、というスタンスからぽんぽん注意の言葉が出てきます。

2曲目からは「おもしろ連弾」シリーズや世界各国のリズムに乗せた聴きやすい曲を集めたので、ゴソゴソしてても、聞くべき時に集中できる時もあったりして、思わずほめたりもするのです。

プログラムが進んでいって、何番目かで曲がバシッと決まってかっこよく終わった・・・・・!

と、思ったのに、

子どもたちはぽかん、としてる・・・汗。

思わず、

「拍手!」

と、声をかけます。思い出したように拍手する子どもたち。

なるほど、このような機会がそうそうあるわけでなく、演奏が終わったあとの拍手のタイミングもわからないというわけです。

そんなチビちゃんたちを相手に、まあ、なんともコントのような、コンサートが終わったのです。

上級生の女の子たちはおとなしく聴きながら、そんな私のハッスル!?ぶりをあきれて見てたようですが、

・・・・・そうだなあ。


私も、わんぱく盛りがおとなしく演奏を聴いてくれるなんてハナから思っている訳ではございません。

ただ、「音楽を聴く」ということがどういうことで、しかも生身の人間が目の前でしている時にどんなことをすると不愉快で、どんな態度だと嬉しいと感じるかということを伝えることは大事だと思うのです。

何回も会を重ねているからこそ言える、少々の無遠慮な注意も、顔を見知っているからこそ。

私たちがこの子達の前でしたことの意味がなんだったのか、歳を重ねた時にこの子達が感じることがあってくれたら、それでいい。

そして、そのことはそれぞれの未来に委ねて、私は今、このときの、はじけるような未熟だけど大きな可能性を持つ子どもたちを相手に、つたえたいことを、私のやり方で伝えていく。それだけ。


でも、誤解しないで欲しいのですが・・・・。

文字では伝わりにくいのですが、あくまで注意は明るく、でもはっきりと、伝えているのですよ。

決して叱りつけるような言い方をしているわけではございません。

その雰囲気は、実際に聴きに来ていただきたいなあ。

自分で言うのもなんだけど、こんなおばさんの注意も半分楽しんでくれながら、音楽を聴いてくれているんですよ。(説得力ないか・・・・笑)






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プレスクールにて

2014年11月10日 | コンサートなど
先週の金曜日(7日)に行ったプレスクールでの連弾コンサート。



世界地図を前に、
「イタリアってどこ?」
「ブラジルってどこ?」
などなど、そんな質問も交えながらのコンサート。

みんな元気よく手をあげて答えようとしてくれました。
今回はピアノ学習者のほとんどが練習する「ブルグミュラー練習曲集」
の何曲かをベースに、いろいろな国のリズムに乗って編曲されたものを使いました。

聞いてるだけで楽しい曲ですが、子どもたちだけでなく、先生たちも、学生の頃練習したブルグミュラーの曲が聞こえてくるので、楽しんでもらえたみたい。

みんなで盛り上がったコンサートになりました。(あっ、こういうの、手前味噌って言うのね…(^_^;))



コンサートツァー開始!?

2014年11月05日 | コンサートなど
定期的に町内の学童保育や保育園を回ってコンサートを行っています。

一緒に連弾をしてくださる同じ町内の西川知子先生と練習を重ねてきました。

低学年の子どもにも聴きやすいアレンジの曲集が次々と出てきます。次は何をしよう、この曲もいいねなどと話しながら練習が進んでいきます。

今回は、ピアノ学習者がよく使っている、ブルグミュラー練習曲集のいくつかを世界各国のリズムとミックスさせた連弾のアレンジもの5、6曲と、クラシックのオリジナルの曲を1曲用意しました。

ぜんぶを弾くと、世界地図を広げていろんな国に旅行したような気分になる、楽しい構成になっています。

一番楽しんでいるのは私たち自身かな。

今日は、上郡小学校の学童のみんなに聴いてもらいました。ざわざわすることもなく、お行儀よくきけてましたよ。

演奏する前の説明をしたり、終わった時の感想を聞くときとか、子どもは何を言い出すかわからないので、面白い!

合間の子どもたちとの会話も楽しんでいます。

あさって7日(金)はプレスクール、そして11月いっぱい各小学校、保育園などでコンサートしてきます。





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童謡コンサート・学童にて

2014年08月26日 | コンサートなど
いつもいつも、せっかく小さなコンサートをあちこちで開いているのに、私ったらバタバタして写真なんか、お願いするのをつい、忘れてしまいます。

今回も、せっかく高田小学校の夏休みの学童保育の時間にお邪魔して、6月から歌っている雨や夏の風物をテーマにした童謡コンサートをやってきたのに、やっぱり写真を撮れなかった・・・・。

でも、今どきの小学生が、どのくらい私が歌う曲を知っているか知りたかったので、アンケートはとりました。ついでに感想もお願いしました。やっぱり、なにか残るものがあると嬉しい。次もまた、頑張ろうと思う。

で、こういうモチベーションの維持の仕方も、自分で工夫して取り込んでいかなくちゃいけないのね。

なかなか大変だけど、やってる感はじゅうぶんある。

次は、あさって28日の山野里小学校での学童保育での童謡コンサートです。いつも、協力してくださっている伴奏の西川先生に、感謝です!








もしかしたら、子どもたちより教室の先生方の方が楽しまれたと思います。こんなふうにわざわざ書いて渡してくださる気持ちが嬉しいですね。

童謡コンサート

2014年07月10日 | コンサートなど
高田陽光保育園で童謡コンサートのあとは、テクノのプレ・スクールでも歌ってきました。

こちらはバルーンクラスといって、保育園の生活に慣れるための、お母さんといっしょに来ているお友達も一緒に聴いてくれました。

プレ・スクールの子達もとっても興味を持って聞いてくれました。

一生懸命聞きすぎて(!?)目はしっかりあいているのに、体が揺れだしたかと思うと、がくんと首が前や後ろに倒れてそのはずみで「はっ!」と、正気にもどるおちびちゃんもいたりして、歌いながら思わず笑ってしまいました。

バルーンクラスにはお母さんに混じっておばあちゃんもおられて、懐かしい歌に一緒に口ずさんでおられました。

園長先生もノリノリで、大きな声で一緒に歌ってくださいました。

そんな大人の姿を見て、子どもたちは何かを感じ取っていくのでしょうね。

最後に、質問コーナーで、伴奏の西川先生には「どうしてピアノが上手なんですか」と尋ねてきたのに対して、私には、

「どうして外川先生はダンスが上手なんですか」

ですって。

前回の「うさぎのダンス」の時のインパクトが強かったらしい・・・・。

今回も身振り手振りは健在でしたけどね。

私は、歌って踊れるピアノの先生なのだ!



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陽光保育園でのコンサートの様子。写真を送ってくださいました。












高田陽光保育園で童謡コンサート

2014年06月28日 | コンサートなど
本来、ピアノのコンサート活動でお邪魔していた時に、私と同年代の先生から、
「日本の古くからある、いい歌が歌われなくなったのがもったいない」
というお話を聞き、それに同感だった私はつい、
「童謡コンサートをしましょう!」
と、言ってしまいました。

それから約2年。

今回の訪問が童謡コンサートとしては4回目となります。

梅雨の時期なので、題名は

「雨の季節のコンサート」。



私は特に声楽を専門に勉強したわけではないのですが、歌は大好き。

こんな歌声でいいのかなあと思うのですが、園の先生が上手におだててくださるので、ついその気になっていろんな日本の歌を探しては子どもたちに聞いてもらっています。

なかには難しい言葉の歌もあって、意味がわかりにくいだろうに、みんな一生懸命聞いています。

私がひとりひとりの園児の顔を覗き込んで歌ったり、身振り手振りで歌うのをキラキラした目で見つめ返してくれます。

きっと、難しくても言葉のリズムやメロディーで雰囲気が伝わるんだろうなと思います。そして、そういう歌が残っているんだろうとも思います。

意味がわからなくても、身を乗り出して聞いてくれる子ども達の姿に、私のほうが元気をもらっています。

来週はプレ・スクールにも行くよ。

歌でも、ピアノでも、子どもたちに会えるのが一番の楽しみです。









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