こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

小品を、丁寧に・・・・

2013年05月30日 | 勉強
最近、メンデルスゾーンの無言歌集を引っ張り出していくつか練習しています。

中学や高校生のころ、ベートーヴェンのソナタだの、ショパンのエチュードだの練習している私に先生が
「今は大曲を練習しているけれど、大人になった時、小品でもいいから人の心を打つ演奏ができるようになるといいわね」
と、言われていました。

若くてエネルギーも有り余ってた頃。
練習すれば、弾きたいと思った曲はなんでも弾ける、と希望に輝いていた時期でした。
(まあ、結局指先の運動としての演奏だけで、あの頃は中身を深く掘り下げるなんてことをせずに弾いていたのですが。)

体力が続かないなんて想像もしなかった頃でした。

でも、そういう時代も来てしまうということがわかった30代後半からは大曲に挑戦することはなくなりました。


現在、小品に向かう時、若い頃には見逃していた楽譜からのメッセージが少しだけわかるようになったかな、と思います。

エネルギーにまかせて大曲を爽快に演奏するのも気持ちがいいですが、1小節の中に隠れているものを見つけながら演奏するのもおもしろい。

音楽って、汲めども尽きぬ、泉のようです。

こちら側がどんなアプローチをしてもこたえてくれる。

すばらしいですよね。





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今週はお休み

2013年05月29日 | レッスン室便り
この週末に小学校では運動会があります。

今までは2学期に行っていた運動会ですが、今年から一学期に行うことが決まったようで。

去年、運動会前の生徒ちゃんたちの疲れ切った様子ときたら。暑い時期だったしねえ。

いつもは泣かない生徒がわんわん泣いて、「練習ができへん」「弾かれへん」と、ぼろぼろ。

ああ、そうか。運動会前の週は今度からお休みにしよう。

そう、思いました。

で、今週お休みにしているのですが、うーーーむ。

そんなに暑くないぞ。

休まなくてもよかったのかな。

そう思う一方で、私は普段できない事務的なレッスンのあれこれができたり、気になりながらなかなか読めない本を読んだり、指導について少しゆっくり時間をかけて見直す時間ができて、よかったのかも。

お休みだからとみんなのことを忘れているわけでは決してありませぬ。

運動会終わったら、認定試験に向けて、レッツ・ゴー!!だよ。




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誰も知らない

2013年05月28日 | その他
是枝裕和監督の「そして父になる」という映画がカンヌ国際映画祭の審査員賞を受賞したとニュースで報じていました。

家族というものがどのように作られていくのかを掘り下げた作品とかで、封切が楽しみです。

是枝監督のこれまでの経歴を紹介する場面があり、9年前の子ども置き去り事件の実話をもとに作られた「誰も知らない」という映画を紹介していました。

その題名をきいたとき、

えっ!!
あの映画を撮った監督だったのか・・・・

今回の受賞作品もさぞかし印象深い作品に違いない、と、何年か前に見た映画のことをはっきりと思い出しました。

ショッキングな内容もさることながら、若干14歳(と、記憶しています)でこの映画の主役を務め、見事主演男優賞を受賞した少年はどんな子なのか、そちらに興味を引かれ、テレビでのロードショーを観ました。

観終わった後、何とも苦しく、やるせなく、どこにももっていけない気持ちを長いこと引きずっていたように思います。

それは実は今でも心のどこかに残っていて、そうしてこのたびの是枝監督の受賞とともに、また鮮やかによみがえってきました。

人の心深くに刻み付ける作品を作る是枝監督とは、どんな人なのか。

日常に追われて過ぎ去っていく毎日を送っている私の時間と、同じ時を過ごしているこのひとの日常とはどんなものなのか。

知りたいですね。

私とは違う時間の流れがあるとわかっていても、知りたいものです。




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山あり、谷あり

2013年05月22日 | レッスン室便り
上郡の本町にある「菊森さんの家」で行っている、簡単ピアノ教室。

当初二人の生徒さんではじめたのが、今では6人に。ありがたいことです。

最初から習われている方はそろそろ1年が来ようとしています。

どんなふうに楽譜を見て弾いたらいいかが分かってこられたようです。

わかってくると、次は自分でもこんなふうにしたい、あんな風に弾きたいという意欲が出てきます。

すると、今まではただ弾ければ楽しかったことが、それですまなくなってきて、壁にぶつかったような気持ちになります。

ああ、わかります、その気持ち。

子どもだって平坦にピアノ学習の道をゆくわけではありませんもの。

ましてや、大人になってからのスタートですものね。

その、気持ちになるべく添えるようにこれからもサポートしたいと思います。

だいじょうぶ。

きっとできますよ。

目標に向かって頑張りましょうね。


途中で季節の歌や懐かしい歌を歌います。




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もと生徒からの便り

2013年05月20日 | その他
もう子どもを持っているような歳になったもと生徒から年賀状をいただいたり、引越ししたことを丁寧に送ってきてくれることがあります。

そのような知らせを、送るべき人数に入れてもらっていることを嬉しく思います。


そんな中、もう十年以上も前になりますが、当時大学生だった男の子が、「渚のアデリーヌ」という、ヒット曲を弾いてみたいということでうちにしばらく習いに来ていました。


卒業してからは郷里で就職していますが、なかなかの自由人で、インドやアメリカなど世界各国を旅して回り、その度にエアメールを送ってくれます。


今回はモンゴルから。

小学生だった娘も彼のことは覚えていて、珍しいエアメールを手に取り、
「え?あのKくん!?」
と、懐かしそうです。

もう30過ぎだよね。

相変わらず汚い字だなあ・・・と、苦笑しながら嬉しくて、何度も眺めています。







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ホームページ更新しました

2013年05月18日 | レッスン室便り
先日行った童謡コンサートのことなど、触り出すとあれもこれも・・・、あっという間に時間が過ぎました。

ホームページもご覧下さいね。

あと、プレスクールからも写真が届きました。


「花咲かじいさん」の絵本を読みながら。~♪うーらのはたけで ポチがなく・・・・~


~♪ソソラソラソラ うっさぎのダンス・・・~

(子どもたちの表情をお見せできなくて、残念笑)

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基本のテクニックを!

2013年05月16日 | 勉強
今日は、以前から気になっていた講師の方の、講座を聴きに出かけていました。

音楽にはいろいろなシチュエーションがあり、レッスンも教える先生により言うことが違ってくるけど、レッスンでどんなことを言われてもそれに対応できるテクニックをつけてやる必要がある、そのためには・・・・というお話。

ブレないテクニック


と、その先生はおっしゃいます。

どうやったら生徒のみんなに先生のおっしゃるようなテクニックをつけさせることができるだろう。

方法はあることはわかった。

私がどこまで理解し、説明できるか。

生徒がどこまで練習し、自分のものにしていくか。

できないことをいかに生徒に分からせるか・・・。

いつもいつも講座でいいお話を聞いた!と、元気になるのだけれど、いわばそれは入口にやっと立てただけ。奥は深くて、迷路だらけ。

またまた教本と首っ引きです。




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陽光保育園での童謡コンサートのようす。子どもたちの、とびきり素敵な笑顔の写真もあるのだけれど、それはアップできません。残念。

かわいい魚屋さん「♪こちらのおうちじゃいかがでしょう?今日はそうねえ、よかったわ」


慌て床屋・・・パネルシアターを使って


花咲かじいさんの歌・・・絵本を使って














産みの苦しみ

2013年05月13日 | コンサートなど
いや~、すっきりした!

こういうのを、産みの苦しみっていうんだよね。

・・・・トイレの話じゃございません。

れっきとした、「産む」とき、つまり物事が出来上がるまでの焦り、逡巡などであります。



ひょんなことから、昔の童謡っていいよねー、という話から子どもたちに懐かしい童謡を聴いてもらうコンサートをすることになり、第1回をこの冬に行いました。

季節ごとのいい歌があるので、いろんな季節の歌やストーリーのある歌を聴いてもらいたいという思いからこの度、


「連休明けに行います!!」




と、約束取り付けたものの、準備がままならず。

連休のあとだから、お休みのあいだになんとか準備できるだろうなんて、甘かった。

連休の合間に老大の講座があり、それから帰省するわ、同窓会で盛り上がるわ、畑仕事があるわであっという間に連休は終わりました。

明けてからはもう、時間との戦い・・・・。

どうしてもっと早く準備しておかなかったんだろう・・・という後悔はいつものこと。

で、なんとかぎりぎり間に合ってしまうから、次回もきっとギリギリになるまでやらないんだろうな、半ばあきらめておりますが。

で、本番当日のきょう。

私が歌って踊ったり振り付けをしたりするのに合わせて、まだオムツもとれないような小さなお子さんが、一緒に手をふり、体でリズムをとって聞いてくれてるのに感激。子どもたちの笑顔。「おもしろかった~!」と、言ってくれるかわいらしさ。

おわったあとの心地よい疲れに浸っております。


「大変だったけど、やっぱりいいもんだなあ」

と。



今回の童謡コンサート、きょうは陽光保育園で行いました。

あさっては光都のプレスクールです。



今回のプログラム

雀の学校
靴が鳴る
かわいい魚屋さん
あわて床屋
花咲爺さん

など。

なつかしいでしょ?

若い保育士さんは、後半の歌はほとんど知らないそうです。隔世の感がしますなあ。



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母の日

2013年05月12日 | 家族
何日か前からニュースで母の日のことを報じていましたが、今年の母の日は私的には何事もなく過ぎていきました。

まあ、実習や保育現場で疲れている娘たちにとっていつもと変わりない休日はひたすら鋭気を養う貴重な一日だったようで。

それに、私の仕事が夕飯の時間にかぶってしまうので、どうしても彼女たちの協力なしには食事ができないということもあり、ふだんから助けてもらっているので、いまさら母の日をどうこうしてほしいなどという気はさらさら・・・・。

私は久しぶりの夕飯の支度に台所に立って料理らしい料理をしながら、今まで子どもたちが差し出してくれた母の日のちょっとしたプレゼントを思い出して、それでもうなんだか幸せな気分です。

私はやはり普通のお母さんのような細かな気遣いをしてやれてないし、すまないなあと思うけれどピアノのお仕事は大事だし、その部分では私が子どもたちに感謝することはあっても、感謝されることを思うべきではない、・・・・・・・なんてちょっと肩肘張ってます。

買い物に行ったお店では母の日セールでいろんなものを売り出していたので、久しぶりに力をつけたいと思ったのと、娘が焼肉食べたいと言ってたのを思い出し、(焼肉は後片付けが面倒なので)ステーキを奮発。

食事にリビングに集まった娘達が「なんでステーキ?」と、尋ねるのにすかざす、「今日は母の日!」と答えると「おお!」と、目を真ん丸くしていました。

さあ、食べよう。チカラつけて、またあすから頑張ろう。



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