こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

歌のちから

2011年09月29日 | その他
秋の文化祭発表会を前に、合唱曲の動画を検索して参考にしようと、見ていました。

阪神淡路大震災のあと、作曲された「しあわせはこべるように」という歌が、歌詞の一部を変えて東北地方を支援する内容になって動画にアップされているのを見つけました。 いろいろな動画があり、歌の背景に津波が起きた当時の画像を流していたり、神戸の子どもたちが全身全霊をこめて歌っているものなど、見ていて思わず引き込まれ、次々と検索しては聞いてゆきました。

そうこうするうちに、「明日という日が」という合唱曲があることも知り、またまたその曲を何曲もハシゴしてしまいました。

仙台市立八軒中学校の合唱部が、あるコンサートに参加したとき、たまたま歌ったのがこの曲で、地震が起こる一週間前のことだったそうです。今の自分たちの気持ちを現す曲だということで、この中学校に限らず色んなところで歌われているようです。

思春期の、難しい年頃の子どもたちが、適切な指導と自分自身の心を伝えたい気持ちとがあればこんなにもすがすがしく人の心に感動を与えることができるものなのかと思うと、音楽の力、とりわけ自身が楽器となって演奏する、一番身近な「歌う」という行為の力強さ、やさしさに希望の光を見る思いがします。

私自身も音楽を通して子どもたちと向き合う日々。

伝えたいのは、このような

    感動。




残念。「明日という日が」の動画をアップしようとするのだけど、うまくいきません。いい歌です。もしよろしければ検索してみてください!

ナビゲーション社会

2011年09月28日 | その他
効率化された現代社会は、一日の大半を人や機械が設定した計画に従って動かされています。

学校や職場ではもちろん、パソコンやインターネットでは次に操作する指示を与えてくれたり、AかBか選択すればいい。

行動の組み立てや順序の整理を自分で行う機会が極端に減ったということは、人間の脳が鍛えられる場面が極端に減ったことを意味します。

脳のタフさが欠けると、面倒くさいことや辛いことに対する耐性に欠け、変化の激しい現代社会の中で生きにくくなっていきます。

大勢の人が暮らす社会で一定のルールや計画は大事ですが、そんななかでも脳の耐性を鍛える訓練は必要で、そのためには身の回りの整理をするのが一番効果的だとか。

身辺にあるモノの重要性、必要性のランクづけを自分で行い、そのランクに応じて取り出せるようにしておく、または処分するという行為だけでもずいぶん脳のトレーニングになるそうです。

これを聞いて、ピアノを習うことがなぜ脳にいいのかを、ますます納得しました。

だって、ピアノを演奏しようとすると、まず楽譜を読み、それが何の音でどんな指示があるかを読み取ります。目からの情報が脳に入ってくるところですね。

その情報を読み取り、意味することを理解してどんなふうに弾くか指令を出し、指先を動かす。

この一連の動作を瞬時に行っているのがピアノ演奏です。

しかも、ただ強い弱いということではなく、「どんなふうに」という、人間のもっとも繊細な部分を表現しようと工夫をするところが重要なのです。

どちらにしても、人間の脳というものは、がんらい怠け者で、意識して働かせようと努力しなければ働かないままになってしまうものだそうです。(何もしないとボケてしまう!と、いわれるゆえんですね)

ある程度歳を重ねてきた私にとって、そのような意識を持つのはだんだんおっくうになってきましたが、それでも面倒だという理由はつけてはいけないようですね。

若い人たち、さらには子ども達も面倒くさいことを少しづつ克服する習慣をつけるためにも、整理整頓はもちろんだけど、ピアノを習うことでタフな脳がそだってほしい、そう思います。


















イタリア協奏曲

2011年09月26日 | 勉強


大学に入って初めての実技試験の課題曲が、このバッハ作曲「イタリア協奏曲第一楽章」でした。

明るく、弾むようなテーマがどんどん形を変えていくみごとさにひきこまれた、私のお気に入りの一曲です。

久しぶりに弾いてみたいと楽譜を引っ張り出し、弾いてみるのですが・・・・。あれれ。指が思うように動かない。早い動きの中に音がどんどん飛んでいく箇所もあるので、難しいのですが、確かもう少し弾きこなしていたはず。

残念ですが、指の運動神経は若い頃よりもにぶってしまったようです。

でも、まあ

いいです。ボチボチ練習してみます。
曲の内容には若い頃に比べて格段に入り込めるようになり、新しい発見もたくさんあるのでそれはそれで楽しいです。

歳をとったらそれなりの楽しみ方のできる音楽、ですものね。



ご参考までに。小学生か、中学生ぐらいの男の子がみごとに弾きこなしている・・・・。何でこんなに指が動くんだ・・・・!

 http://www.youtube.com/watch?v=bRb0sSOk8vs&feature=player_detailpage

シルバーウィーク

2011年09月25日 | その他
先日の台風にドキドキしながら迎えた週末とは打って変わってなんとお天気に恵まれた一週間だったでしょう。

お天気に加えて、最近めっきり朝が早くなってしまった私は、起きるなりトイレの掃除、裏の物置の掃除、廃品の整理など、自分でも自分をほめたいぐらいよくがんばりました。(えへ!)

なのに・・・・。

別のことに夢中になっていると、みごとなまでに家の中の汚れに目がいかなくなります。

実は、朝起きてさっそくトイレ掃除をしたのは、よく見てみると、汚かったから・・・・・。掃除する目で見ると、なんてうちはどこもかしこも汚いのだろう!という気持ちにスイッチが入り、ガンガン片付けまくったのでした。

自分のこういうところ、嫌いではないのです。

決して住まうことに無頓着なわけではありません。ただ、夢中になれるものを持っているためにちょっと抜けるところもあること。

でもね。

やっぱり「イイオトナ」なのだから、気をつけなくては、という気持ちに少しずつ目覚め始め・・・・・。

みごとな晴天続きのこのシルバーウィーク、まさにシルバー世代予備軍の私は私なりの過ごし方をしたのであります。





何度言っても

2011年09月24日 | レッスン室便り
レッスンを長い間していて、できない子にできるようにしてあげるためにはあきらめずに何度も繰り返し教えること、このくらい教えたのだからもうできるはずだなんて思ってはいけないこと、わからないのは私の教え方がまずいからだと


そう思って、


レッスンに来たときに生徒に自信を失わさせるようなことをしないように、腹の立つこともユーモアにくるんで明るく叱ってみたり、叱ってもすぐに冗談飛ばしたりしていろいろアイデア考えたりして

自分なりに努力してきたつもり。


話変わって・・・・・


どこかの老舗のご主人が、お店の信用を築きあげるのに50年かかるが、信用を失うのは5秒もあったら十分だ、そしてその信用をとりもどすには、50年かかる、と言っておられました。


また、人生は一回きりのマラソン競争みたいなもので、勝敗は人生の終わりにあるだけ、と、別の人が言っています。

マラソンだからゆっくり行こうとか考えていると、ここ一番というときに力を出し切れずに過ごしてしまう。

普段のレッスンに生かせそうな話はたくさん聞いても、なかなか血となり肉となるには努力が足りないなあ、と思うこのごろ。




うたごえ

2011年09月23日 | その他
まだ子どもが小さかったころ。

私も、近所の若いお母さんたちも、よく子どもを散歩に連れて出ていました。

ある日、部屋におりますと、外から散歩しながらどこかのお母さんと子どもの歌う声が聞こえてきます。お母さんのソプラノの声と小さな子どものかわいい声が一緒になって聞こえてくる童謡のなんとおだやかなこと。

最近のお母さんたちはお子さんと一緒に子どもの歌を歌ってあげているのかなあ。

子どもを見ることが少なくなって、働くお母さんが増えて、お子さん連れでお散歩する親子をこのあたりでは見かけなくなってしまいました。

以前、車のラジオを聴いていると、歌手の由紀さおりさんが
「私はスマップや嵐の歌を聞くのはだいすきです。でも、子どもにはその年代に聞くべき歌があります。お母さんたちがスマップや嵐の歌を好きでもかまいませんが、お子さんたちと一緒に歌うときはどうぞ、童謡をたくさん歌ってください」
と、話しておられました。

子どもの歌の歌詞には夢を膨らませたり、ものごとの決まりごとを子どもなりに理解させるものがあります。また、そのメロディーやリズムは子どもがのりやすく、おぼえやすいものになっています。

それは、スマップや嵐の歌にはないものなのだそうです。

でも、その話の裏づけともいうべき情景は、あの、親子で散歩しながら歌っていた歌声でした。

シンプルで、ほかに何も要らない、至福のとき、とでもいいましょうか。

子どもに、そのような時間をたくさんたくさん過ごしてほしいと思います。





我が家はカエルの館

2011年09月22日 | その他
夏の間、うちの周りは田んぼに囲まれます。

夜、月明かりの下や雨の夜のなんとカエルのにぎやかなこと。

レッスン室の前のドアのところにも緑色のカエルが待機していることがあります。

年齢の大きな生徒の中には、このカエルたちがうっとうしいと感じる子もいるようですが、小さな生徒たちにとってはかわいいお友達です。

レッスンが終わるとカエルを捕まえるのにひとしきりにぎやかになります。お母さんは「やめて~」って、言っていますが・・・・。

私は田舎育ちなのであまりカエルには抵抗ありません。捕まえるのは得意です。手の中で捕まえたカエルがぴくぴくしている感触は冷たくて気持ちいいとさえ思っているのですが、こんなこと書くと、ぞぞーーっとする方もおられるかもしれませんので、ここまでにします。

ともあれ、夏が終わったとはいえ、まだまだ陽射しがまぶしいこのごろ。カエルもまだまだ元気です。カエルの合唱と、ピアノの音と、子どもたちの声が響いて・・・こういうシチュエーション、自然派の私は気に入っているのです。



かわいい顔してるじゃありませんか!


台風は来たけど

2011年09月21日 | その他
年配の知り合いの方と話をしていて、
「いろいろ被害が出ているみたいだけど、台風はこの辺では被害はなかったですね」
と、話をしていると、
「そうなのよ。いいところでしょう、上郡って」
と、嬉しそうに言われました。

そんな風に言われて、

あれ?
私、この町の新参者だっけ??

と、思わず面食らってしまいました。

もともと住んでいる方にとっては私みたいなものはやはりまだまだ新参者なのかもしれません。そして、その方は自分の生まれた町を心から好きなんだなあ、と思いました。

私は、残念ながら嫁いで来た身なので、生まれ育った自分のふるさとのことは、やはり今でも忘れることはできません。それでもこの上郡で子育てをし、自分育てをし、たくさんの友達を得た今、ふるさとは胸の中の大事な引き出しにしまった思い出であって、自分の居場所ではなくなってしまいました。

私もまた誰かに、
「いいところでしょう、上郡って」
と、いえるよう、がんばらなくてはね、と思いました。
















キャンプ

2011年09月19日 | 家族
連休を利用してキャンプに行ってきました。

息子はクラブ中心の生活ですが、二人の娘とは何とか休みをやりくりして都合を付けることができました。

お天気が心配だったけど、何とかひどい雨にあたらずにすんでよかった。

岡山県の北部に出かけましたが、山間地といえど、何かしら観光施設など工夫を凝らしていて、がんばってるなあ、と、感じました。

キャンプ場は最近ではほとんどオートキャンプが主流で、シャワー室、洋式暖房便座のトイレに各ブースに炊事場、電源もあり、手軽にアウトドアが楽しめます。

近くには日帰り温泉施設もあり、お風呂はそちらを利用しましたし、翌日には周辺の美術館にも行ってみました。

リフレッシュして、また一週間がんばるぞ!

合格おめでとう

2011年09月17日 | レッスン室便り
先日の認定試験にみごと合格した生徒たちです。

普段、お父さんに部屋まで入っていただくことはありませんが、今回は表彰するところを見届けていただき、記念写真をパチリ。

娘と一緒に写真におさまり、お父さんも嬉しそう。

また、中学生になり、思春期をむかえるとなかなか親と一緒の写真を撮らせてもらえなくなります。(高校生になるともっと難しくなる!)

いきなり、「写真を・・・」と、いわれて、
「え~ こんな格好で・・・」
と、困惑されていましたが、無事、撮らせていただきました。

みんな、いい顔してます!


  


さんまが出回り始めました。
グリルで焼いて、大根おろしを添えて・・・・。
テンプレートも新しく更新です!