こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

練習

2013年06月30日 | 勉強
最近スイッチが入り、普段あまり練習しないピアノをせっせと練習しています。

曲はメンデルスゾーンの無言歌集より「春の歌」。

超、有名でポピュラーな曲です。

若い頃は、こういう甘ったるい曲はあまり弾く気になれなかったのですが、やはりそういう時期に来たのかなあ。このような美しい小品を丁寧に仕上げたいという気持ちになってまいりました。

ざっと流して弾けることは弾けるのですが、きちんと響きを整えて弾こうと思うと、これがまたなんとも難しいのであります。

だいぶ形になってきたかなとは思うのですが、はじめから通して弾こうとすると、音を外したり、雑な歌い方になったりで案外途中で何度も止まる羽目になり、うまくいかないなあ、と思いながらもまあいつまでに仕上げなくちゃいけないものでもなし、そういう弾きなおしも楽しんでいます。

とはいえ。

さっきまで掴めていた和音がアタマから何故か飛んでしまい、今まで楽譜を見なくても弾けていたところが記憶から抜け落ちてまた見直さなくちゃならないこともしばしばで、そんなことが何回か続くと、ちょっと落ち込みます。

まあ、いつまでに仕上げなくちゃいけないというわけでもないから

と、自分に言い聞かせ、気を取り直して練習している次第。

期限はないとはいうものの、せっかく練習した作品、生徒たちに聴かせる機会があればいいな、とやっぱり欲を出してしまう私です。




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ところで、急用で先日実家のある岩国まで帰ってきました。
日帰りはさすがにしんどいので、新幹線を利用。
新幹線で帰省するなんて子どもが小さい時以来ではないかしら。
車体の文字にも新鮮さを感じて、一枚記念写真を撮ってきました、





これで、いいのだ!?

2013年06月28日 | レッスン室便り
ピアノを始めたばかりのチビちゃんは、ちょっとしたことで気分が乗らなかったり、違うことに目がいったり。

それを魔法使いのごとく操るのが、指導者ってもんなのかもね。

毎回、どんなことを言い出すやら、しでかすやら、逃げ出すやら、・・・・・優しい!?先生の仮面の下にぐぐっとその子の動向を睨んでいる私がいることも知らず、ちびちゃんたちは愛くるしいお顔でピアノの前に座っています。

さて、どうもお疲れの様子でレッスンが進んでいくたび、めんどくさい~、疲れた~、を連発していた一人が、とうとう最後になって嫌だコールを発し始めました。

どうも、うまく弾けてないのでやりたくないようです。

でもね。

疲れたからといってやらなくていいことにしていいのかな?と、私はその時には妙に引っかかっていました。

どうしても弾きたくないというチビちゃんに、わがままを許しませんでした。

でも、そのやり方は至ってユーモアあふれるやり方だったと、自負してますよ。

「いやだ~、弾きたくない~」

「だいじょうぶ、だいじょうぶ。がんばれるよ!」
「がんばれがんばれ、○○ちゃん!」
「がんばる○○ちゃんは、どこにいるかな~、おなかかな?ぽんぽんぽん。足の先っちょに逃げたかな?ぺんぺんぺんおでこかな?ピンピンピン」

・・・・ねっ、楽しいでしょ?
こんな調子で、絶対に弾かないなんてことは許さなかったのですが、最後にはとうとう抱っこして懐柔作戦に出ました。弾かせようとしている曲のメロディーをなんとなく歌にして聞かせたり、○○ちゃんはいい子だ、いい子だなどと唱えたり。

しかし、敵もさるもの、狸寝入りを決め込む始末。

よっぽど、弾きたくないんだなあ。

仕方なく、お母さんに電話してお迎えに来ていただくことにしました。

それでも、お母さんが来られるまでの時間に頑張れないかなともう一声、声をかけてみました。

抱っこして、ピアノの前に座らせて。

すると、なんと、弾き始めたではありませんか!

やった!

少し詰まりながら、最後までちゃんと弾きましたよ。

さあ、魔法使いのおネエさん、狂喜乱舞!!抱きしめて、チューの連発です!

まずは、レッスンの第一歩。

先生の言うことはちゃんと聞く。聞かせる。

私なりのやり方で、これでいいのかな?無理強いしていいのかな?とも思いながらの、信念はレッスンのために。

で、これで、いいのだ!





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こんにちは、赤ちゃん!?

2013年06月27日 | その他
草むしりをしていると、この時期によく見かけるのが小さな小さな、卵から孵ったばかりのカマキリの赤ちゃん。


草をひと株抜くと、どこにいたのか、ふわぁ~っと何匹も風に舞うように逃げていきます。

小さい小さいくせに、触覚や大きな眼や、いっちょまえのカマがついていて、その姿はもう立派なカマキリ。

でも、あんまり小さいので、なんとも可愛らしい。

地べたを這っていると、いろんな発見があって面白いものです。

さて、レッスン室でレッスンの準備をしていたら、腕に妙な感覚が。モゾモゾするので虫かな、と思ってみてみたらなんとまあ、カマキリの赤ちゃんがどこでくっついたのか、私の腕を移動中でした。

そのまま外に出てふっと草の方へ吹き飛ばしてやりました。




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充電・その2

2013年06月26日 | その他
三宮から県立美術館まで電車ですぐ。

久しぶりの街歩きはすっかりカンが鈍ってしまい、道案内もいると思うと、何線に乗ったなんてことも全然気にしない。

付いてさえ行けば着くという、なんという頼もしさ!

子どもが小さい時、PTAの研修旅行か何かで出かけたっきり、県立美術館には行くこともありませんでしたが、大きな道路をわたってコンクリートの打ちっぱなしの、かの有名な安藤忠雄氏デザインの建物の姿は記憶にあるままでした。・・・・懐かしい。

入場券を買って中に入ると、週末とあってそれなりの入館者で賑わっていました。・・・・みんな、静かでしたけどね。

ルノワールを始め、19世紀フランス絵画のコレクションがずらり。このあたりの絵画はタッチが柔らかくて、写実的で、安心して観ていられる作品が多いので私もそうですが、一般の人にも愛好者が多いのでは?

大きな作品から小品まで、ルノワールを始め、コロー、ミレー、ピサロ、ドガといった同時代のそうそうたる名前の作品が並んでいましたが、特に今回私が目を奪われたものは、日本風の屏風の前に青いベルベット生地の美しいドレスをまとった公爵夫人が座っている小さな作品でした。

人の波に紛れて作者をきちんと確かめなかったので、記憶の中にとどまるだけのものになってしまいましたが、私は多分、あの絵を忘れることはないでしょう。

そういう出会いがあっただけでも、ここに足を運んでよかった、と思いました。

せっかくなので、併設の展覧会場も見てきました。ひとつは、小磯良平、そしてもうひとつは近代から現代の作家のもの。

どちらも新しい発見があって面白かったのですが、現代作家の柔軟な?発想のもとに造られた作品の数々は、何がなんだかわからないものにひとつの言葉や文章を当てはめることでそれなりの意味やヒントを与え、見る者の想像力をたくましくさせてくれているのかなあ???

などと、わかったような、わからないような・・・・。

その納得のいかなさも現代作品の面白さなのかもしれないなどと、袋小路をぐるぐる行ったり来たりする不思議さを味わってきました。

会場をハシゴするとさすがにぐったり。

神戸なんだから、カフェに入らなくては!

で、次に案内してもらったのが、三宮駅前にある、MINT神戸という建物の中にある、スイーツの美味しいお店。

フルーツたっぷりの見た目にも美しいケーキに、目移りしながら、還暦もさほど遠くない(!!!!と、今書いて初めて「そうなんだ!!!!」と、戦慄している私です)ミドルが二人、ああでもない、こうでもないとひとしきり賑やかに迷って、結局、二つずつ頼んで、全部味見しちゃおうと言うことになりました。

そして、運ばれてきたケーキにまたまた感動、そして、ああ、悲しいことにぐったりだった二人は、素敵なケーキの鎮座するお皿を前に、記念写真を撮ることも忘れて、あっという間にたいらげてしまったのでした!

そんな残念な自分たちを、お腹が落ち着いてようやく思い返すことができ、空っぽのお皿に気がついて
「写真撮るの忘れた~」
と言って、二人でケラケラ笑ったのでした。

楽しい一日はあっという間に過ぎていきました。

今度は新しくなった姫路駅前で会いましょう、と別れました。
何度も何度もお互いに、ありがとう、元気でね、と声をかけながら別れました。

楽しかった。
ありがとう、リョウコちゃん。




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充電

2013年06月25日 | その他
大学時代の友達と神戸でランチをしました。

長いこと会ってなくて、私が髪を切ってから初めての再会で、とてもびっくりして、それから似合う、似合うと言ってくれました。

どこに行く?と、ランチの候補をいろいろ言ってくれ、最近、テレビでも時々紹介されているというベトナム料理店に行くことにしました。

ベトナム料理って、初めて。

辛いのかな、と思っていたら辛いのもあるし、普通の味付けのもあるということでした。

実はその日の朝も、ちょっとのつもりが積もり積もって、結局夢中になって草抜きをして、朝ごはんを食べ損なっていたので優しい味付けの定食をたのみました。



おお!

これが噂に聞く「フォー」ってやつか!

と感動したり、さっぱりした生春巻きの食感に舌鼓を打ったりしていると、店主のベトナム人の男性が出勤してきて、お客の一人ひとりに声をかけて
「いかがですか?おいしいですか?」
と、流暢な日本語で聞いてきます。

おお!!

お店で店主からこんなふうに声をかけられることはあまりないし、しかも若くてイケメンで、さらに手を差し出して包み込むように握手をしてもらって、すっかり幸せな気分になりました!

味が確かなのは言うまでもないけれど、ちょっとした心遣いでお客にまたこのお店に来たいと思わせるかどうか。

彼の腰の低さとフレンドリーな雰囲気にすっかり魅了されてしまいました。


お腹がいっぱいになったところで、県立美術館で開催されているというルノワール展へ出かけました。

(続く)




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至福の時

2013年06月24日 | レッスン室便り
昨日は自画自賛的な書き込みをしてしまいましたが、実は、こんなことがあったもんで。

幼稚園入園前か、それぐらいにうちに習いに来てもう何年目でしょう?

小学校の中学年過ぎて今も頑張っている生徒ちゃんたち。

普段はとっても素直で明るくて可愛いのに、レッスンでひとたび気に入らないと豹変してとても反抗的になったり、反対に押し黙ったり、ぐずぐずして甘えたり。

まあ、それなりに場数を踏んできてますからね。いまさらびっくりしませんけどね。

でも、レッスンが進まないのは実に困ったことなのです。

お母さんとも話し合ったり、本人にも「そういう態度、どう思ってる?」なんて聞いたりするけど、こういうことは残念だけど、私も辛抱強く話をしたり、いいところを褒めて気持ちを前に向かせたり、薄皮をはぐように成長を待つしかないと思っています。

そうやって、結局のところ自分がちゃんと練習をして初めてレッスンって、楽しいんだということが分かると、あるとき、何かがはじめるように成長することがあって、
育てる喜びって、こういうものなのか!
と、私も教えてもらうことがあって、だからピアノ教師って、いいよなあ!と、とても幸せになる時があります。

先日も、前回練習不足を実感して帰った生徒ちゃんが頑張って練習してきました。

本人的にはこれで先生にたくさん褒めてもらえるだろうと思ってたところへ、次々と注文が来るものだからすっかりへそを曲げてしまって。
(最初に「すごい!よく練習してきたね!」と、本人のがんばりを認めたのですがね)

たくさん練習して出来ることが増えたから、もっと素敵な演奏になるように言ってるんだよ、

途中で止まってしまうような弾き方をする子に今みたいな注意はできないんだよ、

と、言ったとたん顔が明るくなって。

帰るときには上機嫌。

いつもは一言「さようなら」といったきり振り向きもしない子が

お迎えの車に乗る前に3、4回、

車に乗って5、6回、

走りだしたら窓を開けて見えなくなるまで手を振りながらずっと

「さよなら~、バイバーイ」

と、こちらを見てる。

ナンジャ、コノカワリヨウハ

と、あっけにとられながらも、あまりの無邪気さに思わず笑みがこぼれます。

至福のひとときです。



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レッスン日記

2013年06月23日 | レッスン室便り
七月第二週の土曜日に、ミュージックキー認定試験を数人の先生たちと合同で行います。

発表会形式ですが、課題曲があるので、何人かは曲がかぶる可能性も。

違う教室の生徒さんたちと発表会をするので、私もちょっとした緊張感です。

なのに・・・・。

なぜか、ゆっくりしたペースでなかなか練習がはかどらない子も。

以前は、そんな生徒にはとにかく何回も弾かせてはやり方を覚えこまそうとしていましたが、
今は本人に
どんな練習の仕方がいいんだろう?
と、質問を投げかけ、考えさせ、自分で練習ができるように仕向ける努力をしています。

もちろん、うまく伝わらなかったり、生徒自身の未熟さもあったりして思うようには進みませんが、
家で一人になった時、どんな練習をすればいいかとか、今の自分はどういう状態なのかを自己分析できるようになって欲しいと思っています。

一人ひとりの性格や達成度や得意不得意があって、レッスンのたびに新しい発見とともにアタマに汗をかきながら
なんとかわかってもらえるように言葉を組み立て、アタマの引き出しからアイデアを引っ張り出しています。

その時は一生懸命で意識しないのですが、レッスンが終わり、生徒をドアの外に見送って部屋に戻った途端、床に座り込むこともしばしばです。

天井を見つめながら「よく頑張ったぞ」と、自分に言いきかせます。そしてまた次のレッスンを頑張るのです。





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ふるさとのたより

2013年06月22日 | 家族
実家の父は、家の周りにいろんな木を植えています。

実のなる植物もいろいろあって、この時期には必ずビワを送ってくれます。

先日も、ほかの荷物と一緒に送ってくれました。

もう高齢になり、思うように体が動かなくなって木に登っての作業もできなくなり昔ほどの大量のビワの実を送ってもらうことはできなくなりました。

それでも、採れるうちは私のところにも送ってやろうと少しでも荷物に詰めてくれます。




今年もおかげさまで、もぎたてのビワの実をいただくことが出来ました。

こんな歳になっても心配してくれる親のありがたさですね。

お父さん、お母さん、ごちそうさまです。







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読書サークル講演会

2013年06月17日 | その他
あっ、そうか、今は「読書サークル」じゃなくて、「この本だいすき上郡支部」だった。

子どもが小さい時は「船坂読書サークル」として、仲間のお母さんたちと毎月絵本の読み聞かせと何か行事を抱き合わせでワイワイ楽しくやってました。

メンバーの子どもたちも成長し、構成メンバーや形は変わっていきますが、絵本を軸にした活動は今も続いており、これからも歴史を刻んでいくであろう、「この本だいすき」の会の、今日は心療内科専門の先生を迎えての講演会でした。

演題は
「いまどきの若者たち」。

不登校やひきこもり、家庭内暴力といった芽はどこにあるのか?

・・・・・といった内容ではなかったかと。汗

実は、スタッフで参加しており、準備の忙しい時にお手伝いをして、会が始まって人の波が落ち着いた頃、家に帰って用事をしてきたので肝心の内容は全て聞き漏らしています。残念。

ただ、話を聞いた人からの感想は、「うちの子どもの性格とか行動がドンピシャ!参考になったわ~」と、興奮気味に話しておられ、しまった!うちにも若いもんがいるのに、聞いておくべきだった・・・と、後悔。

出会いは、すぐそこにあるのに自分の気持ち一つで簡単に逃してしまいます。

ただ、家のことうっちゃって話を聞いておけばよかったのか・・・。それも、自分的には納得がいかない。

残念だけど、今回はご縁がなかったのかなあ、と思います。

ただ、いろんな人たちがこの会のためにボランティアで集まり、いろんなアイデアを出したり、どうしたらいいかを考えて、進んでてきぱきと動いている姿は尊いなあと本当に思います。

そんな中に自分も参加させていただけることに、感謝です。





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合唱の練習

2013年06月15日 | その他
今日は月に二回程行っている、児童合唱サークル「ALLEGRO」(アレグロ)の練習日。

雨で、出がけに電話があって、さらに準備も少し手間取って、ちょっと遅刻してしまったのです。

そしたらなんと、早く来た子どもたちが、玄関前で私が来るのを待っている!

遠くから見えるおチビちゃんたちは、本当にまだちっちゃくて、こんな小さい子達がわざわざ集まってくれてるんだなあと思うと、じーーーんときちゃいました。

久しぶりに大勢(といっても十数人ですが)の人数が揃って歌えるので、練習のつかみもばっちり。合唱はやっぱり大勢いなくっちゃね。

と、ひとつの作品の仕上げに入った頃、「先生、これが終わったら遊ぼう!」と、やんちゃ娘が言い出して、それをきっかけにみんなの「遊ぼうコール」が始まりました。

仕方ないなあ、ということで一区切りついたところでドロケイが始まりました。

なにせ、この子達は私を鬼に仕立てて逃げるのが大好き。私もそれが分かっているからすっかりその用意で始めます。

「追いかけるぞ~。ガオーーーッ」

これでもう、みんなのテンションはマックス。

あたしもよくやるよなあ、と苦笑していますが、まあ、五分ぐらいなら付き合えます。

子どもたちと遊べる気力と体力に感謝。

休憩(??)が終わって、切り替えてもう少し練習します。

ドロケイの余韻が残っている子どもたちはしばらくざわざわしていましたが、それがそのまま元気な歌声になって(仕上がったかどうかは別として)終わることができて、今日はなんだかよかった。

練習にも集まった人数や雰囲気や私の体調などで、いろんな日があります。

でも、終わった時、なんだか楽しかったね、と思える日が多くなるよう、頑張らなくちゃね、と思いました。





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