こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

子どもに涙を見せてはいけない!

2009年04月30日 | 家族
玄関のドアが開く音がしたので、出迎えました。

「お帰り!」

って、明るく言ったのに、

子どもが私の顔をまじまじと見て、心配そうな顔をして、

「お母さん、どうしたん?」

と、聞いてきます。

なんで?

と、不思議に思い、すぐにピンときました。

「ああ!
 今ね、カレーに入れるたまねぎを刻んでたから
 こんな目になってんの。
 泣いてたわけじゃないで」

子どもも、家に充満するたまねぎのニオイに気がついてほっとしたようです。

そんなに心配してもらわなあかん顔?

洗面所に言って自分の顔を見ます。

うわ、ひどい顔。

うち、カレーには10個たまねぎ入れるもんなあ。

たった数十秒のことだったけど、あんな戸惑った子どもの顔、見たことがありません。

笑い話ですんだけど、やっぱりお母さんは子どものに泣き顔見せちゃ、いけないんですねえ。

思いがけない電話

2009年04月29日 | その他
日ごろの家事をサボった報いか、久しぶりに家の片づけをしていたらすっかり昼過ぎになってしまいました。

ほっと一息ついたところへ、一本の電話が。

先日、大阪に出かけたときにひとこと、ふたこと言葉を交わしてあいさつさせていただき、名刺をいただいた大阪の高校の校長先生からでした。

他にも何人かのかたから名刺をいただき、せっかくのご縁なのでその後のごあいさつの葉書を送ったところでした。

そのあと、この校長先生からは学校の紹介と、昨年度の冊子を同封したものを送ってこられ、学校で様々な取り組みをされていること、学校を卒業して各界で活躍している人を紹介され、何かの時には役立てて欲しいと添えてありました。

また、校長先生のお兄さんも教育に携わり、校長職にあったのを辞されて、いまは不登校の子どもたちのためのフリースクールを運営されておられるとか。

http://www.yumekaido-kodomokan.org/

たった一言のごあいさつと名刺から広い世界へと繋がるきっかけがあるものなんですね。

わざわざ私の家まで、お忙しい校長先生がお電話を下さる、その丁寧さにもこちらが恐縮してしまいました。

「新入生を迎えてばたばたしてたらこんな時期になってしまいまして・・・」
と、口調もいたって穏やかな方です。

ああ、せっかくこのようなありがたいお声かけをいただいているのに、今の私にはそれを生かせる場所がどれだけあるのでしょうか・・・・。

自分の無力さを感じずにはいられませんが、
このようなご縁を大事にしなければいけませんね。

また、生かせるよう、努力もしなければならないのだろうと思います。

辛くて、涙が・・・・

2009年04月28日 | その他
「私、関西の都会で生まれて育ったけれど、関西人のボケと突っ込みの、あの速いテンポのおしゃべりが苦手なんです」

ピアノ講師の講座で知り合った方が、話し始めました。

だから、こちら(姫路)に来たらみなさんゆったり穏やかに話をしてくださるのでとても気持ちが楽なんだと。

阪神間在住の人はみんな元気で早口でポンポンやり取りをしているかと思えば必ずしもそうでないのですね。

この、穏やかな関西人の方は、福知山線の事故現場の近くに住んでおられます。

事故当日、救急車が行きかう音を聞いたり、テレビ画面に映し出される光景がすぐ近くだと思うと、自分は何もできなくて、とても苦しかったそうです。

また、阪神大震災に遭い、連続児童殺傷事件があり、池田小学校での事件、酒餓鬼薔薇事件と、どれもすぐ近くの出来事で、そんな中でピアノのレッスンをしていて、子どもが少しでも遅れてきたら

「もしや」

と思って動悸がしたり
わけもなく涙が出てきたりする、
と話してくださいました。

「今話してても涙が出てしまいそうになるんですけど・・・」

と、息をつめておられる様子は、見ていてこちらまで辛くなりました。

カウンセリングを受けたりして少し落ち着いてきたということで、
電車も途中で下車しながらですが、乗れるようになったとのこと。
これだけの事件や災害が同じ地域に集中することで、
直接関係のなかったひとたちにも、どれだけの影響を及ぼしていることでしょう。

一生懸命に話す彼女のうしろに
同じ悩みを抱えながら普段は何事もなかったように暮らしていかなければならない人たちがたくさんいるのだとあらためて思いました。

人の痛みを自分のものとして感ずるには
あまりにも多大で、何度も繰り返され、

かえって鈍感になってはしないだろうか、と、自分のことを思ってみたりします。

そして、悲しんだり、怒ったりするだけでなく、
だから、自分は世の中の幸せのためにどんな歯車になったらいいのだろうと、
考えたいと思います。

昔遊びフェスティバル

2009年04月26日 | その他
・・・なぜか、山伏もいた、昔遊びフェスティバルの会場。


今日は「この本だいすき」の会の方に誘われて、神河町の日吉神社で行われた

「昔遊びフェスティバル」

での紙芝居出演のお手伝いをしてきました。

このイベントは、中播磨県民局と神河町教育委員会の後援で
中播磨青少年本部とその交流サロン主催で行われたもの。

若い年代のスタッフがたくさん集まって、みんなきびきびと働いています。

日頃、自分より年上の人を見ることが多いので、ちょっと新鮮でした。

神社の境内をうまく利用して舞台あり、体験コーナーや模擬店コーナーのテントありで、

竹とんぼを作ったりカラクリ人形で遊んだりと、子ども達はいろいろと楽しめたようです。

また、大人たちにとっても、好きなことで子どもとかかわることができ、
普段、練習したことの発表する晴れ舞台になって、

神社という場所が今日のイベントにぴったりで、
ほのぼのと、いい雰囲気でした。


さては、南京玉すだれ・・・

みんな、面白いこと、やってるんだ・・・・。
こんな風に集まると、楽しいですよね!

紙芝居も、初めてでしたが、楽しんで読んできました!




雨ですね

2009年04月25日 | その他
ばたばたと屋根を打つ雨の音で目が覚めました。

作物が育つために恵みの雨が降っています。

なのに、暗い空を見上げると、何かしら憂鬱な気持ちになります。

何もしたくないような・・・。

あ、・・・・。

この雨の中を花の鉢抱えて傘さした主人が何かやってる。

私は、買い込んだ材料を冷蔵庫にしまったままにしているのを、今日は料理しなくっちゃ。


春の畑

2009年04月25日 | その他
おばあちゃんが畑で育ててくれている野菜たちです。

新たまねぎ。



土から白い頭をのぞかせているのがかわいい。
大きく育ったものから新たまねぎのスライスサラダにして楽しんでます。

きぬさやえんどう。



ソラマメ。



花も

ツン、

と、上を向いています。




いったい、何が起こったの?

2009年04月24日 | その他
私の周りでちょっとした変化が・・・・。

「痩せようと思って」
痩せた人に立て続けに3人、会いました。

また、そんなつもりなかったけど、
「痩せちゃった」というひとにも会いました。

それから、痩せた、というのではないけれど、好きなダンスを続けるうちに、体力に自信がついたという友だちが、
今度はマラソンに挑戦する、と宣言しました。

痩せた人たちはやはり、今後の健康を考えて、適正な体重を維持できるように考えて努力したそうです。

好きなことに精一杯チャレンジしようとする友だちは
キラキラ輝いていました。

わたしは、そんな生き生きと生きている人たちに恵まれているのだなあと思いました。

私は、ウォーキングを始めました。



春、満喫!

2009年04月23日 | その他



子どもに、朝、間に合わなかったお弁当を学校へ届けるのに、歩いて行ってきました。

なんて、いい天気!

赤い、カミキリムシみたいな小さな虫が私の腕にとまりました。

あわててカメラを構えたのだけれど、見る見るうちに上のほうに上がっていき、
ピンボケになりました。

もう一度撮り直そうとしたら、あっという間に飛んでいってしまいました。

タンポポの半分はいつの間にか、綿毛になっていました。

田んぼに植えられた麦を手前の土手から眺めます。向こうに見えるのは高嶺山。

春の景色はどれもいい被写体です!

悲しいの・・・!!!!

2009年04月22日 | その他
新学期が始まって、まだペースがつかめないAちゃん。

レッスンの時間にうとうとしてしまいます。

眠りに入る前のなんともいえない機嫌の悪さ。

話をしていてもわからないし、言うこと聞きたくない。

先生が手を添えて教えようとしたのを、拒否して、
口を真一文字に結んで、動こうとしません。

眠いの、わかってるから「じゃあ、寝てなさい」
と、ほっとこうとしたら、それもいやで、大きな声を上げて泣き出しました。

その、すさまじいこと。

声をからし、疲れも見せず、壁を叩き、延々と泣きつづけました。

いつもは優しく抱っこしてくれてた先生が、今日は抱っこしてくれない。
冷たく突き放した。

悲しい。

悲しい。

あたしをひとりぼっちにしないで!!

からだじゅうを泣き声にして訴えます。

その、身も世もない泣きかたで全身全霊すべてを私にぶつけてくるAちゃん。

なんてうらやましい、と思いました。

きっと、あなたは私があなたを受け入れる人間だと信じているから、
そんなにもぶつかってこれるんだね。

私は教師の目で少し、あなたを懲らしめようとしました。

でも、もう終わり。

私は、あなたのことが大好き。
そんな、子どもらしい、
言葉にできないことをからだじゅうで表現しようと精一杯なあなたを見ると、とてもいとおしいと思います。

そっと手を出して、
泣きじゃくるAちゃんを抱っこして、
肩にあなたの温かい泣きじゃっくりを感じながら
背中をさすります。

ごめんね。
疲れてるんだね。

やがて、静かな寝息に変わっていきます。
私の腕の中でからだ全部を預けて眠るAちゃん。

こんなにも人から愛されることを当然のように受け入れることのできるAちゃんをほんとうにかわいいと思い、
与えてあげられる自分がいることをうれしいと思います。