こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

セミナー受講

2015年02月04日 | 勉強
始まりは、毎月取っている、ピアノ講師向けの指導法などの資料の中に入っていたセミナーの紹介でした。

「あの、話題の先生のセミナーです!残席わずか!」

「なかなか受けることのできないセミナーです!」

まあ、でもここまでならわざわざ東京まではねえ、と、思いとどまるところなのですが、

タイトルが

「驚くほどラクにピアノが弾ける秘訣」

・・・・。

ラクにピアノが・・・?

私の心にその言葉が引っかかり、「残席わずか」の言葉に思わず参加にクリックを押していたのでした。

さあ、それから東京往復の手立て、会場までの道順、宿の手配、

レッスンお休みの案内、留守のあいだの食事などあれこれ用意にそわそわした時間を過ごしました。

せっかく行くのだから、ついでにあそこに行って、ここも見てと気持ちが随分華やぎました。

いよいよ出発。

東京なんて、一人で行くのは、多分学生の時以来。

地図でだいぶシュミレーションしてみたのだけど、まず、駅から出てどっちの方角に歩き出せばいいのか、しばらく立ちすくんでいました。

道は間違うわ、地図とにらめっこしても角を曲がるとわからなくなる、時間は迫る・・・・。

会場に着くまでに随分くたびれてしまいました。

なんとか間に合い、セミナー開始。

実際に何人かの方が演奏し、どこをどのように意識すればいいか、

手首は、腕は、背中は、肩は・・・・。

一つ一つ見ているとなるほどなあと思うのですが、今思い返してヒントをいただけたのは、お昼をはさんだ4時間の中で、ひとつかな。ふたつかな。

あとは、それを元に自分の体でああでもない、こうでもないと反芻する時間が必要だと思いました。

ただ・・・。

帰ってからレッスンをしたのですが、セミナーで講師の先生がされていたように、

私も生徒さんの手首をとって回してみたり、動かしてみたりしてみたのです。

生徒さんもさすがに一度によくなるというわけではありませんでしたが、

私の中で、

「なるほど、こういうやりかたもあるのだな」

と、ひとつやりやすくなる引き出しをもてたような気がします。

あと、セミナーのことではないのですが、

私と同様、遠いところから参加していた、私の娘ぐらいの若い先生と出会えたことも嬉しい出来事でした。

「私、迷ったらやる方を選ぶことにしてるんです」

と言って、セミナー受講も、実際に演奏してレッスンを受けることも挑戦した、彼女。

本当は音大に行きたかったのだけど、おうちの事情で行くことができなかったが、ピアノは続けていたこと。

その熱意をわかってくれた恩師がご自分の教室に講師としてよんでくれたこと、ピアノを教えるにはまだまだ力不足であること。

翌日も作曲の講座を受けに行くのだという彼女は、元気で、まぶしくて、こちらまで気持ちが明るくなるようでした。

出かけた先での思わぬ出会いもまた、楽しみの一つです。

私は次の日は、ちゃっかり東京見物を決め込みましたが、これはこれでとても楽しませてもらいました。

帰ってから、また頑張ろうと元気をもらってきました。

こうして、出かけさせてもらえるということだけでも、ありがたいことです。

感謝、感謝です。











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今年も自分自身の発表会

2015年02月01日 | 勉強
私の、レッスンを受けている先生の教室の発表会です。

嫌だなあと思いながらも、出来るうちは、まあがんばりましょうと、

ゆるく思うようにして参加しています。

去年も参加して、メンデルスゾーンの無言歌集から2曲発表しました。


今年はシューマンのクライスレリアーナから2曲です。

去年も練習していて思ったのですが、

練習は本当に楽しい!

レッスンを続けていると、本当に、やっと、音楽を楽しむってこういうことなのかな、

ということがわかってきたように思います。

それは、聞いて楽しむという受動的な事とは違う、自分が音を作り出すという楽しさ。

去年の経験を踏まえて、実は少し、自分の中で欲が出てはいたのです。

いかん、いかん。

うまく弾こうなんて思っていないのだけど、練習の時にいい気持ちになると、

つい本番でもこんなふうに弾けないものかしらんなどと欲が出てくる。

で、練習にも熱が入る。

あ、でも、これって、いいことですよね。

そう。

よく、練習したのよ。

自分で自分にエライって言ってもいいと思っています。

ただね。

本番は1月11日で、年末年始をはさんだ日程。

さすがにそのあいだはピアノに触れず。

年明けには実家に行き、練習は全く出来ませんでした。

それでも、直前のレッスンはいい感じでしたが。

本番はダメでしたねえ。

指がふるえて、アタマがうまく働きません。

それでも、いい経験でした。

いい勉強になりました。

また、練習を頑張っていこうと思いました。

幸せです。

感謝、感謝です。




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MK教師の会姫路支部研修

2014年09月27日 | 勉強
ミュージックキー(Music Key・・・略してMK)教師の会では、だいたい毎月定例勉強会を行っています。

前回はイーグレひめじでの認定試験合同発表会。

今月はふだん、気になりながら一人でなかなか解決できない確定申告のこと。

知り合いのつてを頼り、確定申告勉強会を専門知識のある方のご協力により開催しました。

勉強会といってもざっくばらんなもの。

メインは確定申告用紙の作成方法ですが、そこから話は個人的に気になる税金のあれこれに飛んでいきます。

一人ではできないことも、仲間と一緒に進んでいくことができます。

私たちにつながりを与えてくださった、MKの岩瀬先生、田村先生に感謝、感謝です。

そして、自分に出来ることをそれぞれが活かして動いてくださるメンバーの先生方にも感謝、感謝です。




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今年の目標

2014年01月05日 | 勉強
去年の最初のレッスンの時に、生徒に一人ずつ今年の目標を考えてもらい、壁にそれを張り出しました。



一年間でだいたいの生徒が目標を達成しましたが、中には状況が変わって最初の目標からは離れざるを得なかった子も。

それでも、やっぱり目標を立てるって、いいことですね。時々、その子の目標を見直して私も気持ちを新しくしましたし、生徒にも思い出させて練習の意味を考えてもらったりできました。

実は、密かに私も目標を立てていました。
去年の私の目標は
「何か一曲仕上げる」
というものでした。

実際に文字にして掲げる自信がなく、子どもたちの張り出している横に書き出さなかったのですが、結果的に恩師の発表会に出ることで目標を達成することができました。

今年も、密かに目標を決めました。
頑張ります。

(えっ?センセイもちゃんと紙に書いてはりだしなさいって?ごもっとも・・・・。でも、やはり、私は心に秘めて燃えるタイプらしくって。今年も頑張るよ)
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悲しいかな、・・・・

2013年12月29日 | 勉強
年末の怒涛の三連休が終わり、私はぴたりとピアノの練習をしなくなりました・・・。

仕方ないもん。
主婦だもん。
それまでサボってた家のこともしなくちゃ。
また次のイベントでゴメンさせてもらう時のために、できるときにやっとかなくちゃ。

と、いうことで今日は懸案事項だった台所の換気扇の掃除と食器戸棚の整理をしました。

ずっと気になりながら手つかずだった換気扇。
年末になると、どこかの情報番組が必ず特集を組む大掃除で、換気扇の掃除の仕方を録画したのを見て、つけ置き洗い。

食器戸棚は踏み台に上がり、娘に手伝ってもらいながら、掃除しました。
一緒にやってくれる人がいると、そんなに負担に思わないのが、大掃除のいいところ。
高いところの奥の方に眠っていて、いつか使うかもしれないと置いていた食器は、結局処分することにしました。

長いあいだ少しずつたまった油汚れの扉も、ガラス戸も拭いて一巡し、下に降りて見回すと、なんていい気持ち!

私は、決して掃除は嫌いではないのです!時間がないだけ・・・・。と、自分に言い訳して普段は見て見ぬふり。

でも、やっぱり綺麗なのはいいなあ。

ピアノの練習は、またイベントを見つけて本番に向けてがんばろう。




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クリスマスコンサート

2013年12月27日 | 勉強
この、暮れの忙しい時に、自分の教室の発表会、高嶺の郷への児童合唱での訪問、そしてレッスンを受けている先生の教室の発表会と、三連チャンでした。

終わってほっとして、数日間はマイペースで過ごしておりました。

さて、それでも久しぶりの人前での発表、いろいろと感ずるところあり、記録しておかねばと、書き込みします。

もう、ソロの大きな曲は弾く自信が全くなく、メンデルスゾーンの小作品を自分の勉強のために、と最初は先生の発表会に出るなんぞ考えてもいなかったのですが、
「ここで出なかったら、もっと弾けなくなるよ。やっておきなさい」
との、半ば強制的な、でもやはりありがたい励ましの言葉に引っ張られ、頑張ることにしました。

このブログでご存知のとおり、いろいろな活動をしている私にとって、人前でソロで演奏するということは、練習時間的にも集中力の持続、モチベーション維持と、どれも難しいものがあります。(連弾は別です。楽しいです汗)

何回かレッスンに通っていても、前回先生に注意されたところがなおっていなかったり、あろうことか、すっかり忘れていたり、そんな私を見放さずに粘り強くレッスンしてくださった先生にはひたすら感謝の言葉しかありません。

それでも、あと数日後に発表会が迫った頃、なんとか練習する時間を見つけて練習するのですが、ミスタッチはするわ、注意する箇所を忘れるわ、相変わらずのペースでした。

そんな中、時たま、上手く弾ける瞬間があり、当初なかなか弾けなかったところが弾けるようになってきて、自分なりの味付けをして弾いている自分を発見することがあり、それはそれで楽しいものでした。

舞台の上で一人で弾くという恐怖は拭えないし、完璧に弾くことは多分できないでしょう。ただ、自分なりのベストを尽くしてここまで来て、このように気持ちよく弾ける時間が持てたことはとても嬉しいことですし、貴重な体験だと思いました。

ああ、そうか。
できれば本番も、このようなワクワクした気持ちで演奏できたら嬉しいな、と思ったとき、なんだか力が抜けたような気がしました。

本番にうまく演奏できればなんて、もしかしたら贅沢なことかもしれません。だって、普段練習している時に、こんな充実した気持ちで作品に迎えるなんて、何度あることでしょう。

ああ、練習って、楽しい!
もう一回弾きたい、この部分をこう弾きたい、ああ、もう一回・・・

そう思いながら過ごした数日間でした。
それは、大きな収穫だったんじゃないかな・・・・。

本番は、やはりあまり満足のいく演奏にはなりませんでしたが、練習の時の、あのワクワク感を少しは感じながら弾けたのではないかと思います。

人前で失敗を恐れながら弾く恐怖と戦うのではなく、楽しい練習時間を過ごすことのできた喜びと感謝、そんなことに気づいた今回の発表会でした。(今更ですけどね。でも、気づきのある人生って、楽しい!)




クリスマスコンサート


私が師事している先生はご自分でもコンサートされるほどリコーダーにも精通されています。
リコーダーの生徒さんも多く、ソロをされる方が何人もいらして、発表会の3分の2はリコーダー演奏でした。チェロによく似た古楽器のビオラ・ダ・ガンバとチェンバロの伴奏でソロができるなんて、贅沢な経験だなあと思います。いろんな年齢の方がいらっしゃって、みなさんとてもお上手でした。


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大人買い

2013年08月23日 | 勉強
新聞の広告欄に載っていた本を探しに本屋に行きました。

目当ての本はなく、取り寄せてもらうよう頼んで、せっかく来たのだからとつい売り場をぶらぶら歩いていたら、あ、これ読んでみたい
と思う本が見つかってしまって。

一冊手に取るとそれに関連したものが目に入り、最初は「読んでみたい」という気持ちから手にとった本が、「読まなくちゃ」に変わり、気がつけば5冊もの本を抱えてレジに並んでしまいました。



頂いた図書カードが手元にあることも気を大きくしてしまったようです。

でも、自分だけの論理で動けば、どこかで壁にぶち当たったり、袋小路にはまってしまったりするもの。

「しよう」と、思った時が「する時」なのでしょう。(いつするの?今でしょ!(*^▽^*))

さあ、どれから読もうかな。





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練習

2013年06月30日 | 勉強
最近スイッチが入り、普段あまり練習しないピアノをせっせと練習しています。

曲はメンデルスゾーンの無言歌集より「春の歌」。

超、有名でポピュラーな曲です。

若い頃は、こういう甘ったるい曲はあまり弾く気になれなかったのですが、やはりそういう時期に来たのかなあ。このような美しい小品を丁寧に仕上げたいという気持ちになってまいりました。

ざっと流して弾けることは弾けるのですが、きちんと響きを整えて弾こうと思うと、これがまたなんとも難しいのであります。

だいぶ形になってきたかなとは思うのですが、はじめから通して弾こうとすると、音を外したり、雑な歌い方になったりで案外途中で何度も止まる羽目になり、うまくいかないなあ、と思いながらもまあいつまでに仕上げなくちゃいけないものでもなし、そういう弾きなおしも楽しんでいます。

とはいえ。

さっきまで掴めていた和音がアタマから何故か飛んでしまい、今まで楽譜を見なくても弾けていたところが記憶から抜け落ちてまた見直さなくちゃならないこともしばしばで、そんなことが何回か続くと、ちょっと落ち込みます。

まあ、いつまでに仕上げなくちゃいけないというわけでもないから

と、自分に言い聞かせ、気を取り直して練習している次第。

期限はないとはいうものの、せっかく練習した作品、生徒たちに聴かせる機会があればいいな、とやっぱり欲を出してしまう私です。




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ところで、急用で先日実家のある岩国まで帰ってきました。
日帰りはさすがにしんどいので、新幹線を利用。
新幹線で帰省するなんて子どもが小さい時以来ではないかしら。
車体の文字にも新鮮さを感じて、一枚記念写真を撮ってきました、





勉強会

2013年06月01日 | 勉強
ミュージックキーの講座で一緒に勉強している先生方と、教材の勉強会でした。

ミュージックキーのいいところは、同じ想いの先生方が集まって一緒に何度も勉強できるところ。

同じ教本を使っていても指導者によって工夫の仕方が違い、自分では思いもつかなかった使い方にいたく感心して帰ってきたのでした。

今回発表してくださったのは、私よりひと回り若い先生。

しっかりした方で、教材をよく勉強されているなあと、頼もしく思いました。

若い方からも新しい感覚でピアノレッスンのヒントをいただくことができました。

みんな、それぞれ頑張ってるんだなあ。



保育士の娘が「折り方を見てもどうしてもわからん!一緒に折ってみて」と、いきなり
カエルの折り紙の折り方を持ってきて言いました。
長女と、保育士の次女と、私と、折り方の書かれた紙をにらみつつ、
三人寄れば文殊の知恵のとおり、見事カエルの折り紙が出来上がりました。
ん?
なぜ、4匹?
出来上がったカエルが嬉しくて、2匹目を折ったのは、次女でした。

小品を、丁寧に・・・・

2013年05月30日 | 勉強
最近、メンデルスゾーンの無言歌集を引っ張り出していくつか練習しています。

中学や高校生のころ、ベートーヴェンのソナタだの、ショパンのエチュードだの練習している私に先生が
「今は大曲を練習しているけれど、大人になった時、小品でもいいから人の心を打つ演奏ができるようになるといいわね」
と、言われていました。

若くてエネルギーも有り余ってた頃。
練習すれば、弾きたいと思った曲はなんでも弾ける、と希望に輝いていた時期でした。
(まあ、結局指先の運動としての演奏だけで、あの頃は中身を深く掘り下げるなんてことをせずに弾いていたのですが。)

体力が続かないなんて想像もしなかった頃でした。

でも、そういう時代も来てしまうということがわかった30代後半からは大曲に挑戦することはなくなりました。


現在、小品に向かう時、若い頃には見逃していた楽譜からのメッセージが少しだけわかるようになったかな、と思います。

エネルギーにまかせて大曲を爽快に演奏するのも気持ちがいいですが、1小節の中に隠れているものを見つけながら演奏するのもおもしろい。

音楽って、汲めども尽きぬ、泉のようです。

こちら側がどんなアプローチをしてもこたえてくれる。

すばらしいですよね。





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