こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

新しい芽が・・・・

2008年10月31日 | レッスン室便り
高田小学校で行われた町内のリコーダーグループ、「ドルチェ」のコンサートに行ってきました。

過日行われた西日本ブロックでのリコーダーアンサンブルコンクールで最優秀賞を獲得した、と新聞にも報道されたグループです。

上郡にもこのようなサークルが育っていることをとてもうれしく思います。

コンクールの上位に入ることはもちろんすばらしい事だけれど、
メンバーが楽しんで音楽を作り上げている雰囲気があること、
指導者の先生と適当に緊張感を保ちつつ、親しみを持って練習に励んでおられること、
それが十分に伝わる楽しいコンサートで、
音楽って、いいなあと素直に思わせていただきました。

演奏する技術の獲得って、楽器を練習したことのある人ならお分かりかと思いますが、
実際、大変。
何度も何度も練習して、それでもうまくいかなくて、
先生に何度も注意されて、うんざりすることはしょっちゅうです。


でも、コンサートは演奏者と聴衆が音楽を通して心を触れ合わせる楽しいひと時であり、どんなに練習は大変でも、そんなことを感じさせずにそこに集ったひとたちみんなで音楽の喜びを分け合います。

そんな喜びを持てたコンサートではなかったかと思います。
指導者の先生も出演され、その演奏とトークはユーモアたっぷり、1本の(時には2本同時に!)リコーダーという楽器の可能性を十分に楽しませていただき、大満足のコンサートでした。

8人のメンバーがまいた種はこれからこの町にどのような花を咲かせていくのでしょう?




真っ赤だな、真っ赤だな・・・・

2008年10月30日 | その他
「真っ赤な秋」

“真っ赤だな  真っ赤だな
  つたの葉っぱが真っ赤だな もみじの葉っぱも真っ赤だな

 沈む夕陽に 照らされて 
   真っ赤なほっぺたの きみとぼく 

           真っ赤な秋に囲まれている”


今日の夕陽をご覧になりましたか?

山ぎわに沈んでゆく大きな夕陽の見事な 赤。

車を運転中でカメラに納めることができなかったけれど、
あんなに鮮やかな朱色に染まった大きな大きな夕陽を見ることは珍しく、
夕陽に向かって車を走らせることができたことはラッキーでした。

しっかり心のカメラに納めながらハンドルを握っていました。

あいさつできるしあわせ

2008年10月29日 | その他
ほんのタッチの差で朝練に行く息子の弁当が間に合わず、あとから学校に届けました。

ちょうど登校時間で、ぞろぞろと自転車が列をなして校門を通り過ぎ、自転車置き場へ向かいます。

と、校門の前に立ってた先生が
「おはようございまーーす」
と、元気なあいさつ。
それに答える生徒たちの声は、

ん?

ちょっと、先生の声に負けてるぞ。

それでも、先生の元気な呼びかけにいろんな声のあいさつが返っています。

ああ、すがすがしいなあ、と、朝からいい気分になりました。

帰り道、向こうから何台か自転車が。

と、私の車だと分かったとたん、自転車の子が大きく手を振って、私にあいさつしてくれました。

小学校からの息子の友達のF君、K君、そしてI君。

もう中学生なのに、あの頃と変わらない無邪気さで私に手を振ってくれる。

嬉しいなあ。

おばちゃん、ものすごく、嬉しいよ。

君たちのその屈託のないあいさつに私はどれほど救われる思いをしてるかということを、
どうやって伝えよう。

でも、できることは、
私も車の中から大きく手を振ってビッグスマイルで彼らに答えることぐらいなんですよね。

それで、

それだけなんだけど、

とても幸せな気分です。

感謝、感謝。



星野仙一さんの語録カレンダー

2008年10月24日 | その他
私がブログのお気に入りに登録している人で、山中俊之さんという方がおられます。

東大卒業・外務省出身のエリートですが、ブログの内容は簡便で読みやすく、しかも、さらに自分を向上させるために大変な努力をなさっていますが、大変さを少しも感じさせない、親しみのある文体で、読むたびに元気をもらっています。

このブログで、星野仙一さんの語録を集めたカレンダーを紹介されていました。

・人生を終えるとき、「ああ、夢にチャレンジしてよかったな」と思えればいい。人生の9割以上がそのプロセスであるのだから。

・熱意と正直な態度は、誰に対しても、通じるもの。人も組織もそれで動いていくのだ。


・涙が出るくらいの悔しい思いこそが大切なのだ。


・本気か本気でないのかが、人生の分かれ目だ。「迷ったら前に出ろ。」


・結果は出たほうがいいが、出なくてもいい。ミスを取り返す姿勢が大事なんだ。


星野さんらしい、まっすぐで情熱的な言葉が並んでますね。

私にも、そのとおりでないにしろ、思い当たる言葉がいくつか・・・。

言葉通りに全うできない自分がいるのも事実で、まあ、自分のうつわはこのぐらいかな、などとなぐさめてみたり、いやいや、これから、と思ったり、・・・・


ようするに、ある文章を読むことで、私のアタマは反応し、あれこれと思いをめぐらす、このことがありがたいですね。

いろいろな人の経験から生み出された言葉たち。

時にはその一言に救われることもあります。





たった一言が・・・・

2008年10月22日 | 家族
え~、

髪をちょっと切りました。

スタイリストさんが、
「少しカールさせましょうか?」
と、言ってくださり、そうしていただくことにしました。

家に帰ると、息子が
「何?アンジェラ・アキみたいな髪して。」
と、言いました。

家族の反応はそれだけでした。

ああ、娘たちがいたら、きっともう少しかしましいことでしょう。
「前より絶対こっちの方がいい!」
とか、言ってくれるかもしれません。

「何?自分だけ!」
と、次女なんかはあからさまに自分のことをかまってくれないことを怒ることでしょう。

怒ってもいいのです。
無反応よりよっぽどマシです。


ふだんの私

2008年10月21日 | その他
ふだんは、主婦してます。

今までできなかった片付けものや掃除や少し気合の入った料理など、ささやかだけれど、丁寧に暮らしたいという欲求は満たされています。

秋ですので、栗がたくさん手に入ります。

そのままゆでて食べたりご飯に炊き込んだりするのもおいしいのだけれど、私は渋皮煮が好きです。いくつもいくつも栗の皮を剥いてますと、渋皮にとおっている筋のクセや特徴が分かってきて、面白いです。

何度もアク抜きをして、そのたびに渋皮の濃い茶色が薄くなっていくのを見るのも楽しいです。

祭りには魚寿司を漬けます。
主人は魚寿司が大好きで、ふだんは上手を言うのが苦手ですが、
好物のものがおいしく食べられた後には、
「おいしかった」
と、ちゃんと言ってくれます。

豚バラの特売があると、買いだめして、圧力鍋で角煮を作ります。

りんごもおいしいものが出始めました。
アップルパイもパイ皮から作って料理します。

出来上がったものは、家を出ている娘たち(二人とも学生です)に送ってやります。

思えば、あの子達が家を出てからこんな風にして荷物を送ってやるのは初めてなのです。私の母がしてくれたように、私もやっと母親らしいことがしてやれて、少し、母に近づいたような気がします。

娘と人生語り合う

2008年10月19日 | 家族
あとわずかとなった寮生活の次女。大学進学のほうもAO入試で何とかまとまりそうで、やれやれ、です。

その内容確認のため部屋を訪ね、一緒に晩御飯を食べ、食後になんとなく話が弾み、なかなか終わりませんでした。

“お母さんが選挙に出なかったこと、実はほっとしてる”

そう言って、4年前の選挙のことを話し始めました。

朝早くからお母さんは家にいなくて、お姉ちゃんがお弁当を作ってくれたけど、
家の中はぐちゃぐちゃで、洗濯物も山のようになっててそんなんがいやだった。

今は家の中片付けたり、いろんな料理して持ってきてくれたりしてるのみて、ほっとしてる。

・・・・・・あんた、今まで選挙のこと、何にも言わなかったけれど、そんなこと、感じてたんだね。

“ま、仕方ないよ。何かを一生懸命やるってことは、何かを犠牲にしなきゃいけないんだから。”

ははっ

娘になぐさめられちゃった。

そうかぁ。もう、18なんだね。
この場所であんたもいろんな思いを通していっぱい学んだんだね。

あらためて今回の不出馬のことについてもいろいろ感じたことを娘に話すと、
「うーーーん。これは、時間がかかるよ。気持ちが落ち着くまではね。」
などと、いっぱしのコメントを下さる。あんた、私の気持ち分かってんだねえ。(しみじみ)

まわりの人たちが心配して声をかけてくださる

「大丈夫?」
「元気?」

そういった言葉に少なからぬ苛立ちを覚えていた私の心にかかっていたもやのようなものを取り去ってくれたような気がしました。

私のこれからしたいこと、娘のこれからの人生、淡々と時には笑いながら、いっぱいしゃべりました。



          ああ、楽しかった。




マーチングコンテスト中国大会

2008年10月14日 | 家族
娘の学校の吹奏楽部がマーチングで中国大会まで出場。

この日曜日は全国大会出場をかけての鳥取大会で、私は373号線を北上して鳥取市まで出かけていった。

朝、5時半出発。
役員さんは市内で一泊して午前3時から場所取りのためにロビー前で待機。その役員さんと交代で開館9時半までの時間をすごす。

娘らの出番は4時過ぎ。

親たちのかける意気込みも並々ならないものがある。

演技は6分。

たったの、6分。

この6分のために毎日毎日練習を積み重ね、厳しい叱咤にも耐え、
同じ箇所を幾度となく繰り返し練習してきた。練習の様子を見てきた私たちも,
どうか、その練習が実を結んで欲しいと願うばかりだった。

結果発表。

金賞。

全国大会出場推薦状は



他の学校に


いってしまった。


涙、なみだ。

ああ、悔しいねえ。

あんなに練習したのにねえ。

あんたたちの演技が一番だったのにねえ。

これで、あんたの残された吹奏楽部での生活は12月の定期演奏会になってしまったね。

どんどん高校生活が過ぎ去ろうとしている。

寮を出たいと泣いて電話してきた1年生の秋。

どうせへたくそな私なんかどうでもいいんだからと先生の不満をぶつけてきたこともあった。

そのたびに聞いてやり、でもね、と話してやり、なだめすかして過ごしてきた3年間が終わろうとしている。

今年、母の日に、チョコレートをそっと差し出して、
「母の日のプレゼント。」
と、渡してくれた。

家に帰ってチョコレートを食べようと包み紙を開けると小さな手紙が入っていて、
「私がどんなに投げやりになっても、いつも励ましてくれてありがとう。
いつか一緒にヨーロッパに行こうな。」
と、書かれてあった。

コンクールで全国大会まで行くようなクラブに入って、しかも家を出て寮生活をし、勉強も身の回りのことも自分でしなくてはならない生活に、よく辛抱したと思う。

全国へ行くことも目標だった、

でも、一番の宝は

仲間とともに厳しい練習に耐えたこと、
クラブの中でどうしてもできてくる実力の差を認めること、
コンクールで負けを経験して悔しい思いを次につなげること、

すべてが他のものに変えられない経験として心の宝になったこと、
それが私にはありがたく、ほろ苦く、うれしいことなのだ。

よくがんばったね。
私にもたくさんの思い出を作ってくれてありがとう。
次は定期演奏会だね。
すばらしいステージになるよう、応援してるからね。

継続は・・・・・・?

2008年10月10日 | その他
いつまでもうっとおしいタイトルで置いとくわけにもいかず・・・・。

いつまでも以前の様式でこのブログを置いとくわけにもいかず・・・・。

とりあえず、せっかくつづってきたブログですので、これから少し雰囲気を変えて続けていければ、と思っています。




今日、出かけた先である方とお話しすることがあり、これからの上郡町のことが話題になりかけたとき、

「心配せんでも、早くて5年後には日本が倒産してるから。そんなときにこのまちがどうとかいう話にならへんやろ。」

と、穏やかならぬことを言われました。

まったく、こんなたいへんな時代を、私たちは今まさにくぐり抜けようとしているんですね。時代の大きな波に飲み込まれようとしているときに、何を選択すればいいのか。これから先も手探りが続いていくのでしょう。

国政も、町政も、あら捜しをしている場合ではないのにね。