こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

文化祭

2012年09月29日 | 家族
最後の子どもの、最後の高校生活の、文化祭が今日、終わりました。


なんかこう、一つ一つが本当に終わっちゃってくなあと思うと寂しいものですねえええ。

保護者もカレーの模擬店を出店、吹奏楽であちこち追っかけをしているので、みんなとても仲がいい。これも、子どもがいてこその大切な出会い。

子どもたちの元気な姿を見て、親も一緒に青春です。




生徒たちの模擬店。


吹奏楽部名物、男子バンド。




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始めること、続けること

2012年09月27日 | レッスン室便り
大人の方にピアノを教え始めて数ヶ月が過ぎました。

「かんたん」とうたっているものの、左右別々に五本の指を動かす作業は確かに一筋縄ではありません。

ただ、楽譜を苦労して読む、という“苦行”からは解放されるため、何をどうしたらよいかという道筋は理解されているので、ただひたすら指先の運動の練習となります。

なかなかいうことを聞かない指先をコントロールしながら、それでも少しずつ自分の知っている曲がメロディになり、伴奏がついていくのを繰り返し練習するのは、大変だけどとても楽しい作業だとどなたもおっしゃいます。

先日も、

「全然上達しないのですが」

と言われるので、聞かせていただきますと、前回たどたどしかった箇所がちゃんと流れるように弾けているではありませんか!

大人の方は、既に自分の中に理想像が出来上がっているので、それに向かおうとすると、自分の中にかなり高いハードルを設けなければならず、なかなかうまくならないという意識ばかり働きますが、まずは続けることで少しずつですがご自分の演奏が変わっていっていることに目を向けて欲しいと思います。

始めた頃よりどんどん前へ進む自分がいるはずです。

そのことをお伝えすると、「ああ、そうなんですか」と、とても嬉しそうな顔をされ、「人間って、いくつになってもすごいものなんですねえ」と、感心しておられました。

だって、人間の脳は普段は全体のたった5%か、10%しか働いていないのだそうですよ。

残りの眠っている脳は何らかの刺激で、いくらでも働くことができます。今まで知らなかった自分の出会えるなんて、素敵なことですね。それが、いくつになった時でも。

私よりも大先輩の皆さんの、はじめる勇気と、継続の努力に敬意を表し、一緒に楽しませていただきたいと思います。






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お手玉の威力

2012年09月26日 | レッスン室便り
リズムうちの練習をしていたら、何がいけなかったのか、急に黙りこくってどうしても動かなくなったRちゃん。

簡単なリズムなんです。(私から見たら)

でも、どうしても動かない。

こんなときはどツボにはまっていく前に方向転換しなくては!

最近の私の奥の手は、お手玉。

小さな子の手の中にすっぽりと収まって少々取り損ねかけても指に引っかかって落ちにくいのが扱いやすい。

固まったRちゃんを尻目にお手玉を投げあげては受けてわらべうたを歌います。

「いちもんめのいすけさん、いの字が大好きで・・・」

すると、しばらく見ていたRちゃんが

「そんなん、簡単やで」

と、立ち上がって私のお手玉を受け取りに来ます。

投げあげては受け、歌に合わせようと一生懸命です。

「にもんめにわーたした」

のところで二人のお手玉を交換です。

しばらく遊んで笑顔が戻ったところで、

「じゃ、ピアノ弾いてみようか」

と、誘うと

「うん。ああ、楽しかった」

と、ぴょんぴょんピアノに向かっていきます。

日本の、古くから伝わるお手玉、すばらしい!






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となりの中国人は・・・・

2012年09月25日 | その他
尖閣諸島国有化で強行態度を見せる中国。

報道画面を見るたび呆れるというか、悲しくなるというか、腹立たしいというか。

向こうにたくさん日本人がいるのと同じように日本にもたくさんの中国の人が来ているのに、そんなにことを荒立てなきゃいけないもんなのかなあと思っていました。

私にも中国人の友人がいて、あまりの報道に、この問題のことを聞くのがはばかられていたのですが、やっぱり聞いておきたいと思い、切り出してみたのです。

中国におられるご両親はこの騒動をどう思っておられるのか?

すると、意外にも彼女は笑いながら
「多分、関心がないと思う。」

???

そんなもんなんですかねえ!

どの国にもいる、正義感の強い人たちの(何をもって正義かはさておき)騒動である、と。

中国は人口規模が大きいから、全体の何分の一でもあれだけの大騒ぎになっているのだといいます。

そういう人たちを国は抑えることができないばかりか、あおっていると思われても仕方ないようなことをしています。

私の友人と話していると、私と彼女のあいだに国を隔てた問題があるなんて考えられないほど普通の会話をしているのに。

そんな付き合いをしている中国人と日本人はたくさんいるでしょうに。

このような問題が起きた時に、気兼ねなく聞ける中国人の友人がいてよかった、と思っています。






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つまらないもの

2012年09月24日 | 家族

久しぶりに家族でキャンプし、娘達が揃ったところで、なぞなぞ遊びしない?と、誘ったら、

「はあ?」

と、冷たい返事が返ってきました。

そんなこと気にもとめず、

「入口はひとつ、出口は二つ、なあんだ?」


と、尋ねると、冷たい反応だったにもかかわらず、

「なんやろう。・・・・・わからん」


と、結構乗ってきます。


聞いていた夫が横から笑いながら、

「ズボンやないか」

と、ドヤ顔で答えました。

「じゃあ、つまらないものがいいもの、なあんだ?」


これは、みんななかなかわからなかったようです。

しばらくして娘が

「トイレ?」

と、答えました。

なるほど、なるほど。


実は、このなぞなぞ、きく人によって答えがバラバラなのです。

お年寄りの男性に訪ねた時には、「タバコのキセル」、中年の女性に聞いたときには、「血管」!


答えは、「パイプ」なのですが、管状のもの、という点ではどれも正解ですね。

このエピソードを話すとみんなへえ~と、感心して聞いてくれました。

夫は何度も、

「血管は詰まっちゃあいかんな。」

と、つぶやいていました。


つまらないものがいいものは沢山ありそうです。気をつけなくちゃね。






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キャンプなう(^ ○^)

2012年09月23日 | 家族
きのう、今日と家族でキャンプに来ています。

それぞれ忙しいみんなの都合を合わすのが難しいなか、長女はバイトの合間をぬって夜だけ参加のキャンプです。

キャンプ場に着いて見回すと、まわりは若いファミリーばかり。小さな子どもの声があちこちから聞こえてきます。
「私らオトナキャンプやね」
と、娘は笑って言いました。

キャンプ道具も年期が入り、まわりのあか抜けたテントに囲まれてちょっとばかり恥ずかしい気持ちがしましたが、大きくなっても一緒に出かけて楽しめる子どもたちがいて、嬉しいな、と思います。

夜の間にかなりまとまった雨が降り、片付けが少し大変でしたが、それも家族の一ページです。






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小さな人たちに

2012年09月21日 | 勉強
最近、小さな子どもにピアノを教えるさい、ハンガリーの作曲家にしてピアノ指導者であるバルトークやコダーイらが提唱した、わらべうたからピアノの練習に入るというやり方が気になっています。

それは、どうやったら小さな子どもでも無理なく、できるだけ楽しく、それでいて我慢強く練習させるかが私の中で永遠のテーマであり、バルトークたちが提唱した初期のピアノ指導に必要なこととして私の中で一致したからでした。

そんな時、わらべうたの講座があることを知り(求めているものがあると不思議とアンテナに引っかかるものなんですね!)、行ってきました。


ピアノ教育としてどのように使うかといったたぐいのものではなかったのですが、子どもが子どもらしく心を解放する時間を過ごせるツールの一つにわらべうたがあり、表裏一体として遊びもある、といったことを実際に体を動かし、歌を口ずさんだのでした。


そうしていると、何かしら心がウキウキとして、子どもの時の自分が感じていた、「なにかたのしいこと」を思い出していたのでした。

今はもう、子どもの時のように無邪気に楽しむ体力や可塑性(思考力の柔軟性?)はほとんどなくなってしまったのですが、心の中にはずっと残っています。

「なにかたのしいこと」の時代のまっただなかにいる目の前のチビちゃんたちに、少しは近づけたかな?近づいて、しかも指導者としての目を持って立ててるかな?






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公演中止!!

2012年09月20日 | コンサートなど
世界的に有名なピアニスト、ユンディ・リの来日公演が岡山のシンフォニーホールで行われることを知り、チケットを買いました。

リは2000年に開催されたショパン国際ピアノコンクールで中国人として初めてにして、最年少で一位を獲得するという偉業を成し遂げたピアニストです。

彼の演奏するショパンのスケルツォを聞いた当時の私はその美しいメロディに涙を誘われるほどの感動を覚えたことを今でも思い出します。

この度、岡山でコンサートがあることを知り、とにかく、このチャンスを逃したら次またいつ聞けるかわからないと思い、とにかく行こう!と、チケットを求めたのでした。




ところが・・・・・。


ああ、ところが。

公演直前になってリ本人から公演中止の知らせが入ってきたとのことでした。今の日中関係の中で日本でリサイタルをすることは不可能だということで、ほかの日本各地での公演もすべてキャンセルになったそうです。

リ本人が日本への嫌悪感を持っているとは思えませんが、これだけ世界的に有名になると、国家の威信も背負っての活動ということを考えると、今の情勢ではとても無理からぬことでしょう。


とはいえ。

とはいえ、ですよ。

彼の演奏を楽しみにしていた日本のファンがどれだけいただろうと思うと、本当に、残念でなりません。そのうちの一人、私にとっても、どれだけ彼の紡ぎ出す音を楽しみにしていたことか。

国という壁に活動を阻まれた芸術家やスポーツ選手など、これまでにもたくさんの無念の涙を流した人達がいますが、今なおその数が増えることに歯止めがかからない事実を、悲しく、無念に思いながらホールのチケット案内の女性からの電話を受けたのでした。








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巣立ち

2012年09月19日 | 家族
一番下が高校生で、上の娘たちは既に成人しています。

家には「いる」というだけで、目下それぞれ自分の予定で動くため、なかなかみんなが揃うことはありません。

先日、私のレッスンが休みで、ほかに何も予定が入ってなかったので、学生の娘に久しぶりに一緒にお昼ご飯でも食べに行きたいな、と思って声をかけたら

「今日はデート」

と、にべもなく断られてしまいました。

ウキウキした私の気持ちは一気にしぼんだのでしたが、自分の二十代を振り返っても、自分のことだけで、親のことなんか省みもしなかったな、と苦笑い。

小さな手足でまとわりつき、回らない口で一生懸命話しかけていたあの頃は、なんて遠くに過ぎ去ってしまったことでしょう。

自分の夢に向かってひた走る私を、子育て時代の私を全面的にバックアップしてくれ、大きく育った子どもたちに変わりない愛情を注いでくれる、年老いた今でもとてもかなわない、自分の両親のことを思い、こんな時、母親だったらどうするのかなあなどと想像しています。

そうすると、子どもたちの傍若無人も大きく構えて受け止めてやろうとも思えてくるから、ありがたいことです。






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総社にて

2012年09月18日 | コンサートなど
息子の吹奏楽のコンサートを聴きに総社市まで出かけてきました。

赤穂でのコンサートからはや2週間、怒涛のスケジュールだった8月後半のペースに比べるとゆったりしていて、久しぶりに聞いた吹奏楽です。同時にこれが終わるともう年末の定期演奏会まで大きな演奏会はなく、高校生活最後と同時に、子育ての最終コースに入ったか、と思うとやはり寂しい・・・・・。

コンクールに燃えていた8月は親子共に同じ目標に向かって進んでいた、同士のような気持ちでいたけど、受験が目の前に迫ってきて、ややピリピリしたムードも漂い、どこかしらよそよそしい・・・・・。

こうして子どもは近寄ったり離れたりを繰り返しながら、やがて親のもとから飛んでっちゃうんでしょうね。ちゃんと飛べる羽が生えてきてるかしら・・・。今となっては出来ることをしてやるしかないけれど、舞台上の頼もしく見えるのも、散らかった部屋に帰ってきてだらしなく寝っころがるのも同じ我が息子。心配してやれるのはお金のことぐらいしかないかな、と苦笑いです。




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