こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

私の引き出し

2012年12月30日 | レッスン室便り
最近、小さなお子さんが入室してくださる機会が増え、加えて子育て関連でのお仕事をいただくようになりピアノを教えることをもとに、どう音楽と関わっていくかについて考えることが多くなりました。

生まれて何年もたたない小さな人に、どんな音楽との出会いを用意したらいいか、どう関わらせてあげたらいいか。

すでに音楽の楽しみを知る大人になってしまった今、小さな子どもの未分化の感覚に近づくのは容易なことではありません。それでも、人生経験を重ねて「いい歳」と言われる年齢になって、若い頃よりももっと小さな子どもに近づきたいと思うようになったのはもしかしたら自然な流れなのかもしれません。

自分自身が小さい頃いろんな童謡のレコードを聞かせてもらったせいか、こどもの歌が大好きです。昔からある歌もしみじみとしていて大好きなのですが、最近できた歌もおしゃれで、ウィットに富んでいて、リズミカルで、大好きです。

私の子どもが小さい頃、NHKの「おかあさんといっしょ」や音楽系の教育番組で流れていた歌を集めた楽譜、お気に入りの毎月とっていた保育誌に連載されていた子どものうたなどを綴じておいたり、CDを購入したりしたものがずっと棚の中で眠っていました。

それが、最近は少しずつ陽の目を見ることが増えてきました。

今までは時たまこれらのものを見つけた時に、「使うことがないなあ」と、寂しく思っていましたが、「とき」はいつか来るものなんですね。
今はそれを実感しています。

たくさんの楽譜や特集記事など、場所をとって困るなあと思いつつも処分しようと考えたことは一度もありませんでした。知らず知らず、いつか「とき」が来る、と思っていたのでしょうか。いや、そうではなく、たんにそれらが自分にとって好きなものだったから、と言ったほうがいいかもしれません。

そうやって、少しずつ私の中の引き出しが大きくなってきたのかな、と思うと、「好き」な事が持てることって、ありがたいことなんだなあと思います。





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三世代女子会

2012年12月29日 | 家族
息子の高校生活最後の吹奏楽部定期演奏会に実家の母と妹、姪が聴きに来てくれました。

私たち親は演奏会の裏方の手伝いで朝早くから出かけて一緒に聴けませんでしたが、終了後はなんとか妹たちと合流することができ、娘が選んだという居酒屋で遅い夕食をとりました。昭和の香りのするレトロモダンなお店で、夫も運転を私に任せて一緒に杯を傾けました。

さてさて次の日も、せっかくはるばる山口県から来たのだからと、倉敷のアウトレットにみんなで出かけることにしました。

チボリ公園の跡地にできたという話は聞いていても、なかなか行くことのなかったアウトレット。女ばかりのショッピングはどんなことが待っているやら・・・。

バイトのある上の娘は欠席でしたが、保育士をしている下の娘とこれまた久しぶりに行きの車の中でしばらく保育の話に花が咲きました。

歳をとった母の体調を気遣ったつもりで、私は母に喫茶コーナーでゆっくりしていようかと提案しましたが、ちょっと驚いた事に、
「こんなところにくるこたあめったにないけえ、私だって色んなもん見たいじゃ。大丈夫いね。ついて歩くけえ。」
(こんなところに来ることはめったにないことだから、私だっていろんなものを見たいでしょ。大丈夫よ。ついて歩くよ。)
と、言うではありませんか。

歳をとっても忘れない好奇心と日頃畑で鍛えた体あっての言葉だなあと感心しました。

さあ、始まった店めぐり。

たいして欲しいものなどなかったはずなのに、お店に入るとどうして手元に置いておきたいものが見つかってしまうのでしょう???

どのお店も
「2点まとめてお買い上げの場合○%引き」
という嬉しいキャッチコピーを掲げており、妹は高校生の姪にここぞとばかり服を選んでいて
「○%引きだって!お姉ちゃん、あと一枚、なんか選んで!」
などと声をかけるし・・・。

結局いくつか服を買い、レッスン室に飾るクリスマスグッズを買い、一緒に来れなかった上の娘にお土産を買い・・・。
車には色んな紙袋や手提げ袋が溢れ、それぞれのデザインがキラキラと車内を明るくしてくれていたのでした。

ああ、至福の一日。

親が元気でいてくれることの幸せ。

みんなが集まれる日を提供してくれた息子に、感謝。




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年末の雪。思わず、「掃除、やだな~」


一時間後の雪。まだ降り続く。





娘とランチ

2012年12月28日 | 家族
二人の娘とはなかなか時間が合わずゆっくり話をする時間がありません。そんな中、上の娘と久しぶりにランチに行こうということになり、出かけてきました。

日頃学校の往復とバイトで多忙に過ごしていて、今は実習を控え、友達と夜遅くまで勉強会?を過ごし、ゆっくり食事をしたのは何日ぶりだろうともらしていました。

でも、羨ましいことに、多少無理をしても若いうちは次の日にはまた元気に出かけていきます。

悩み多き日々だろうけど、それも人生の肥やしにして、大きく成長してほしいな。

口には出さないけれど、そんな思いもこめての二人で出かけたランチでした。




ツリーの飾りつけもおしゃれなイタリアンのお店で。
大人になればそれなりの悩みがあり、答えはなかなか出せないけれど、気持ちだけでも寄り添ってやりたいもんです。


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仕事納め

2012年12月22日 | レッスン室便り
仕事納め・・・・、というほど大きなものではないですが、それでも一応の区切りとして、今週いっぱいが外川教室の仕事納め。(とか言いながら来週も単発のレッスンがあることはあるのですが)

生徒たちには冬休みの練習表を渡し、ちょっとした音楽に関するクイズ問題をコピーし、「おうちのひとと考えてマルをつけてみてね」と、渡しました。

たまたま調律もそのあとということもあり、ピアノの上に置いていた楽譜や文房具やレッスングッズなどごちゃごちゃしたものがでてきて、ちょうど大掃除の真っ最中的な景色になっています。

さあ、片付けなくちゃと取り掛かれば、生徒を撮った写真などが出てきて、整理をしてみたり、思いがけない書類が出てきてあらためて目を通したり、なかなか進みません。

何かと気ぜわしい時期です。

無理せず、無駄なく(嘘!?)、片付けを進めようと思います。


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童謡コンサート

2012年12月17日 | コンサートなど
夏に、恒例のお話連弾コンサートを行った時、高田の陽光保育園でたまたま私をよくご存知だという保育士さんと話が盛り上がり、今の子どもたちに童謡の良さを伝えたいと、二人でひとしきり話しまくりました。


そのまま秋の文化祭シーズンに突入してしまい、そのままになっていましたが、実は私、「歌のおばさん」をやりたくて仕方がないものですから、文化祭がひと段落した時、思い切ってその先生に連絡をつけ、あっという間にこの童謡コンサートの日程を決め、連弾コンサートの時の相方の先生に一方的に(~_~;)「この日にするからよろしくっ」と、無謀なお願いをしたにもかかわらず、快く承諾してもらい、この運びとなりました。

今回はこの季節にちなんで、「たきび」「ゆき」「お正月」を始め、「おもちゃのチャチャチャ」と「おもちゃのマーチ」(やっとこやっとこくりだした・・・・)をならべたり、「りんごのひとりごと」「うたのまち」など、全部で8曲歌いました。

途中で歌詞の意味を説明したり、実際の画像をパソコンで取り出したり、絵本などを使って見せたりすると、小さな子ども達もパッと目を輝かせて顔を上げてみてくれます。


歌詞も、あらかじめメールに添付して送り、プリントアウトしていただき、歌詞カードを見ながら聞けるようにしておくと、シンプルなメロディーにのせたシンプルな言葉は、子どもたちの中にスッと入ったみたいで、少し聞いたらすぐに歌えるらしく、多分知らないと思われるような歌も、一緒に口ずさんでくれたのにはびっくり。先生方も驚いておられました。


30分とちょっとの時間でしたが、赤ちゃんのクラスの子達も最後まで聞いてくれて、最後に先生が「どうだった?」と、みんなにきかれたときに、「楽しかったぁ~」と、言ってくれたので私もとても嬉しかった!

それぞれのお部屋に帰るとき、先生の計らいで、ドアのところに立たせていただき、園児のひとりひとりとハイタッチして挨拶しました。最後の大きいクラスの子どもたちの中には、ハイタッチしたあと、私に抱きついてくる子もいて、もぉ~ソトカワたまらんかったよーーー!!


次は、春にまた春の歌を中心にやらせてください、それはいいですねええ!と、盛り上がり、お別れしてきたのでした。

伴奏を頼んだら、一緒に楽しんでくれる、N先生、感謝です。またよろしくお願いいたします!!




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フルーツバスケット

2012年12月16日 | その他
今日は、児童合唱サークル「ALLEGRO」(アレグロ)のクリスマス会でした。

いつもの練習は、今日はナシにして、クリスマスの歌をちょっと歌って、そのあと、私とI先生とで二重唱と連弾の披露、それからクリスマスの本を二冊読んで、あとはビンゴにゲームに、プレゼント交換。

このサークルでのはじめてのクリスマス会はI先生の提案。お楽しみもあると、みんな嬉しいだろうから・・・・と、計画してくださいました。

サークルを立ち上げたいと思ったときはひとりでもなんとか頑張らなきゃ・・・と、覚悟していましたが、思いがけず「手伝うよ」って、言ってくださって。

指導のことだけにいっぱいになってしまう私の横で、事務的なことやこういうお楽しみの部分をさりげなく気を配ってくださって、本当にありがたく思っています。

プレゼント交換は女の子、男の子、そして大人のグループに分かれてそれぞれ行いました。自分のではないグループのプレゼントは興味しんしん。特に、大人のプレゼント交換は何が出てくるか珍しく、こどもたちはみんな、覗き込んでいました。

私に回ってきたのはなんと、宝くじ!!なんて夢があるのでしょう!それにひきかえ、私は洗剤に、石鹸。夢がなさすぎだぁ。来年はもう少し工夫しよう、と思いました。

何より盛り上がったのが大人も一緒のフルーツバスケット!

子どもが鬼になった時と、大人が鬼になった時の条件の内容のギャップが面白く、「子どもを産んだことがある人!」なんて、小学生に言われたたりすると、おとなはみんな笑いながら椅子を立ち上がり走り出します。また、大人のかたに、「ダイエットしてる人!」なんて言われたら、即座に体が反応してしまうではありませんか!

帰りに、「楽しかったねー」なんて話してるのを聞くと、嬉しくて、よかったなーーと、思います。

企画してくださったI先生のおかげ。

私も、とっても楽しかった!
感謝です!






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ホトケ!?

2012年12月15日 | レッスン室便り
レッスンしていると、時々聞きなれない言葉に出くわすことがあります。

そのまま説明してもいいけれど、手元に置いていた音楽の辞書を調べて生徒に見せることがあります。

先日も、

「ミュゼット」

という題名のついた曲について調べてみようと、一緒に辞書をみていました。

自分で読んでみようか、と、辞書を渡しますと、たどたどしく、一生懸命読もうとしています。

突然、

「ホトケ・・・・?」

と、読み上げるので、こっちもなんのことかと思いましたが、すぐにフランスの漢字の当て字だと分かり、思わず笑ってしまいました。

そういえば、私も子どもの頃、なぜアメリカがコメなのか、不思議だった覚えがあります。この子にとって、はからずも「仏」がフランスを意味するということについての初めての出会いだったわけです。

大人には見慣れていたり、聞きなれたりすることも、子どもにとっては初めてで、不思議なこともたくさんあるのでしょうね。

そういう不思議なものにたくさん出会って、その子自身の世界を広げて欲しいと思いますし、私もその手助けの一つになっていきたいと思います。





ミュゼット・・・・(1)17.18世紀にフランスで流行したバグパイプの一種。
         (2)牧歌的な3拍子の舞曲ふうの楽曲。


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クリスマス発表会

2012年12月14日 | レッスン室便り
夏の認定試験発表会で味をしめてしまった、発表会あとの楽しい会食。

クリスマス会もぜひ!と思い、企画しました。それに、なんといっても前日があの、ミラノ・スカラ座主席フルート奏者のコンサート。調律したてのピアノで発表会ができる、こんなベストな条件を逃す手はない!!

連日イベント続きで、大丈夫か!?私?と、思ったけど、そんなに疲れなかったのは、なぜかしら♪

きっと、自分で楽しいと感じているからなんだろうな、と、最近、体力低下を自認してただけに、嬉しくなっちゃう。

今回は前回参加したおちびちゃんたちが少しずつだけど、はっきりわかるくらい進歩していて、たった半年だけど、あいだをおかずに発表会してよかったなーー、と思いました。

また、大人のピアノ教室の生徒さんも出演はまだまだとても無理だけど皆さんの演奏を聴きたいと参加して下さり、会食も一緒にされました。

その時の、若いお母さん達のふるまいが素晴らしくて、またまた感激。

会食はバイキング形式で、小さい子から順にとっていきましょう、と声をかけると、幼稚園の大きい組の子達は後ろに並ぼうね、と声をかけたり、年配の方を先に通してさしあげたりして気持ちよく会食ができるよう何かと采配してくださって、とてもありがたかったです。

こういう大人の姿を見て子どもたちはいろんなことを学ぶんでしょうね。

また、発表会が終わって、つぎのレッスンの時、レッスンの入れ替えで顔を合わせたお母さんどうしが「あっ、こんばんわ!この間はおせわになりました。」なんて、挨拶されたりして、なごやかじゃありませんか!

生徒ちゃんの方はすっかり緊張感が抜けて練習量がぐっと減った子もいるみたいですが、これはどこにでもいますね。やれば出来るんだけど、ふだんは“ツメをすっかり隠す”タイプが・・・・。

ともあれ、今年の冬も暮れようとしています。
冬休みに入る前に次のチャレンジ曲を渡して、自分の可能性にまたまた気づいてもらいましょう!



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すごかった!

2012年12月11日 | コンサートなど
上郡町井上にある喫茶店、“ティンカーベル”2Fホールで行われたフルートとピアノのコンサート、とてもとても素晴らしかった!!!

前日、急きょ譜めくりを頼まれてなんとかつとめました。

フルートの方は、なんと、ミラノ・スカラ座主席フルート奏者にしてシュツットガルト音楽大学フルート科教授。
いきなり譜めくりは怖いので、リハーサルにも顔を出させていただきました。すると、フルートの迫力に度肝を抜かれました。
テクニックがとにかく、すごい。
確かな技術の上に奏でられる妙なる調べ・・・・。

伴奏者の方はフルートに合わせて自在にピアノの音をのせていきます。軽々と、難しそうな楽譜の音符を「音楽」にしていきます。
この方は世界の名だたるソリストたちの伴奏をつとめ、伴奏法のレッスンも行っておられます。

リハーサルは、和やかな中にも緊張感が漂い、納得のいかないところはお互いが意見をぶつけていました。ほとんどドイツ語だったので、内容までわかりませんでしたが、時には喧嘩しているのかと思うくらいの迫力があり、真剣さが伝わってきました。

本番では、きっと観客の皆さんもその真剣な演奏に惹きこまれたことだろうと思います。
私も間違わないように緊張しながらも一番間近で聞こえてくる息遣い、音色にうっとりしていました。

こんな素晴らしい演奏家のほんのちょっとお手伝いができたことをとても嬉しく思いました。





左がフルートのダビデ・フォルミジャーノ氏。別れ際に、イタリア式の挨拶をしていただきました。
頬を合わせて、口をチュッと鳴らします。貴重な経験!




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プチ・イルミネーション

2012年12月07日 | レッスン室便り
階段上がってくるとき、ピカピカしてたら楽しいだろうなあと思って、ちょっとだけ電飾を付けてみました。

ところが、この明かりだけでは暗くて、上がってくるとき、少し危なかったそうです。

で、階段の明かりをつけると、自動点灯のイルミネーションなので、明るくなると消えてしまいます。

あらら・・・。

うまくいかないなあ。








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