こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

続けることは…

2011年12月23日 | レッスン室便り
発表会での発表が終わり、そのあとに少しだけお楽しみ会をしました。

みんなでケーキを食べて、お菓子を食べて、プレゼント交換をして、

それから大事なこと。

やっぱり、頑張った人はみんなの前でほめてあげたい。

認定試験に合格した人。

仕上げた曲の数だけシールを集めた人。

合唱コンクールで伴奏をがんばった人。

みんなの前で紹介した後、特別頑張った人を紹介しました。それは、とにかく十年間、頑張った生徒たちのこと。考えてみたら、保育園、幼稚園の頃からずっと、この子たちの成長を見せてもらったんだなあと思うと、自分自身感慨深いものがあります。

途中では何度もピアノをやめる、と親に訴えたことでしょう。

練習も思うようにできなくてなかなかうまくならない自分に歯がゆい思いをしたことでしょう。

そんな自分でも(ゴメン、生徒ちゃん!)、やればできるんだという喜びを味わったのが、やっぱり、合唱コンクールの伴奏。普段のレッスンでは絶対に自分にはムリ、と決めつけたに違いない曲を、見事やりきることができたのは、何より続けてきたから。

でも、続けることができたのは、送り迎えをして、毎月お月謝を出してくれた親がいてこそ。やめたいといっでもやめさせることをしなかった親がいてこそ。親子の、その葛藤はどんなにしんどかったことだろうと思います。やめないでよかった、と思える瞬間に親子で立ち会うことがあったなら、私自身、ピアノ教師冥利に尽きるというもの。

そのような親子の方に元気をいただき、私もこれからもがんばれます。

どうぞ、世のお母さま方、今日、明日の子どもの感情に振り回されないで。一か月たち、半年たち、一年、五年、十年、・・・子どもは、人は成長していきます。お母さま自身も。それを見守っていきましょうよ。

花が咲くためには、じっと耐える冬があることを知っている人間に成長してほしいと思います。私たち大人も含めて、成長しましょう。


今回はずいぶん説教臭くなってしまいました。トシですなあ。