ワーキング・プアという言葉が聞かれるようになってまだそれほど経ってないような気もするのですが、
昨年末からの派遣切り問題を見てましても、
今の日本では、セーフティ・ネットがどんどんほころびているという現実を感じない方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
私達の知らないところで深刻で、大変なことが起こっていることを警告する1冊に出会いました。
このまま行けば、今の格差大国アメリカと同じ道をたどっていきます。
貧困に目をつぶったままこれまでと変わらない生活を続けていけば社会の弱体化を招くだけです。
どれだけ大規模な軍事力を持っていようとも、
人間が人間らしく再生産されない社会に「持続可能性」はありません。
私達は誰に対しても人間らしい労働と生活を保障できる「強い社会」を目指すべきである、と著者は呼びかけています。
年間3万人の自殺者、いじめ、児童虐待、ネットカフェ難民、ホームレス・・・・。
これらの原因に貧困が大きく関与していること、貧困がどのように再生産され、拡大しているかを作者の行ってきた活動を通して詳しく説明され、この現象がここまでいたってもなお、日本の政治家の動きは鈍く、まして官僚達は反対に加速することに加担しているとさえ言及しています。
なぜ、このようなことになったのか、どんなことが起こっているのか、興味を持つことから始めないと、何も変われないということを教えてくれています。
昨年末からの派遣切り問題を見てましても、
今の日本では、セーフティ・ネットがどんどんほころびているという現実を感じない方はいらっしゃらないのではないでしょうか。
私達の知らないところで深刻で、大変なことが起こっていることを警告する1冊に出会いました。
このまま行けば、今の格差大国アメリカと同じ道をたどっていきます。
貧困に目をつぶったままこれまでと変わらない生活を続けていけば社会の弱体化を招くだけです。
どれだけ大規模な軍事力を持っていようとも、
人間が人間らしく再生産されない社会に「持続可能性」はありません。
私達は誰に対しても人間らしい労働と生活を保障できる「強い社会」を目指すべきである、と著者は呼びかけています。
年間3万人の自殺者、いじめ、児童虐待、ネットカフェ難民、ホームレス・・・・。
これらの原因に貧困が大きく関与していること、貧困がどのように再生産され、拡大しているかを作者の行ってきた活動を通して詳しく説明され、この現象がここまでいたってもなお、日本の政治家の動きは鈍く、まして官僚達は反対に加速することに加担しているとさえ言及しています。
なぜ、このようなことになったのか、どんなことが起こっているのか、興味を持つことから始めないと、何も変われないということを教えてくれています。