こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

第二の夕張!?

2008年05月31日 | その他
現在、財政破綻の危機にさらされていない地方自治体は数えるほどしかない、と言われています。
「第二の夕張にならないために!」と、声高に叫ぶ声を聞くことがありますが、私たちにその危機感はあるのでしょうか・・・・?

夕張市の破綻後、市の総合病院に指定管理者として入った医師が地域医療建て直しの様子を伝えるメルマガがあります。何が問題なのか、そのためにどんなことをしたらよいのか、従前の考え方に縛られないすすめ方がつづられており、現場で奮闘する人の率直な意見にいつも少なからぬ感動をいただいています。

・・・・・
夕張が破綻したのは国の政策が悪かった、道庁の監督不行き届きだ
等と言われていましたが、町の方針を決めた議員や首長を決めたのは
住民ですし、住民が自分達の事しか考えず、だらしないから破産した
と思っています。・・・・



これは、2月8日に届いたメルマガの一文ですが、いまだに私の心に残っています。全国に発信する情報として、自分が関わっている場所のことをこのように断じるとは、事実とはいえ、なんと厳しいことでしょう。

少しずつ変えていくのでは、「改善」はできても「改革」にならず、一番最初に破綻したメリットが消し飛んでしまう、と彼は言います。

自分の健康管理もろくにせずにコンビニ受診をする住民、退職した後は知らん顔の役場職員のいい加減さ、その一つ一つに根気よく取り組み、職員どうしの共通認識確認など、計り知れない努力をかいま見る思いをしています。

この、夕張医療センターの取り組みが
6月1日(日)夜10時から、NHKの「ETV特集」
で紹介されます。

ぜひ、観ておきたいと思います。

グループホーム「清音」(きよね)

2008年05月31日 | その他


 新しい形のお年寄りの福祉施設が開設しました。さっそく見学にお邪魔させていただきました。

あゆみ橋のたもと、消防署の隣にある白い壁のすっきりした建物で、中にはちょっと広いリビングがあり、ちょうどお年寄りの方達が座ってくつろいでらっしゃいました。
目が合うと、笑顔で
「おかえり。」
と、声をかけていただきました。

各部屋は骨董店でみつけたという古民家の引き戸がドア代わり。一昔前のサイズはやや小ぶりで、シミやキズがはいっていて、すごく懐かしい感じに感動してしまいました。内装は全体的に木目調で、火鉢も置くといったこだわりよう。

ここは、ある程度自分のことができる認知症にかかられたお年寄りが、集団生活とスタッフのサポートを借りて、残っている機能を維持、回復を目指しながらできるだけ自立した生活を送ることを目的とした施設です。
要支援2から要介護度5までの段階のお年寄りを受け入れています。

私が、
「では、要介護度が進んだらやはり、特養などに移っていただくことになるんですか?」
と、質問すると、
「どうしてもお世話ができなくなればやむをえないのですが、一度ご縁をいただいてここに来ていただいた方ですので、出来るだけ私たちで最後までお世話をさせていただきたいと思います。
というお答え。

以前は特別養護老人ホームで何十人というお年寄りのお世話をされてこられた職員さんは、当時は一人ずつきちんと向き合うことが出来なかった、このような形でお世話できる今の形は本当に幸せだし、しんどいこともあるが、仕事が楽しい、と話してくださいました。

いずれは私たちも行く道を、どのようにしたら最後のときまでその人らしく暮らしていけるか、仕事を通して理想を求めようとする職員さんの心意気を感じてきました。

やはり、世の中から隔絶するような暮らし方をさせてはいけない、自分達もお年寄りを連れてどんどん地域に出て行くし、皆さんもここを訪れてほしい、と言っておられました。

出来れば、子ども達に、元気なおじいちゃんおばあちゃんばかりでなく、少し体が悪かったり、物忘れしたり、うまく話せないお年よりもいて、見ず知らずのおじいちゃんおばあちゃん達だけれど、子どもの姿を見るだけで喜んでくれる、そういう姿に出会ってほしい、とのことでした。

総務文教常任委員会

2008年05月28日 | その他
今日は総務文教常任委員会がありました。これは、私の所属する委員会。

3月議会で継続案件となっていた行政評価条例制定の件と、議会前の各課の報告、提出予定案件などがありました。

総務委員会が担当する課は税務課、教育委員会、企画総務課です。

3つの委員会の中で一番審議内容の種類が多い委員会ですので、一日がかりでした。

それぞれの課から3~6件の案件が出てきました。

教育委員会では、今年度に入ってから小学校・幼稚園の再編成検討協議会を設置、いよいよ統廃合の話が具体化してきました。

小学校が地域からなくなると、地域が寂れてしまう、という意見もありましたが、教育的な観点から考えれば、適正規模の人数のなかで切磋琢磨しながら成長することが必要ではないか、という教育委員会の見解はもっともだと思います。

今後、ある程度の具体的な内容が決まれば地元の住民への説明/が行われ、皆さんの意見もお聞きしたい、ということでした。

統廃合もいよいよ、という感じです。

そのほかには、税務課からは条例の改正・制定と、税徴収について報告を受けました。滞納については今後さらに厳しく、差し押さえなども行っていき、インターネット公売の準備も始めているようです

また、社会教育課では、河川改修に伴う上郡公民館移転について、企画総務課はピュアランド山の里の運営状況の報告、そして6月定例議会への提出案件などの説明を受けました。

今、日本に何が起きているのか?

2008年05月27日 | その他
前鳥取県知事で、現在慶応大学教授の片山善博さんが地方分権改革について講演され、その様子が紹介されていました。

今の日本に何が起こっていて、どのような考え方をすればいいのか示唆を与えてくれる内容で、わかりやすく書かれています。

長文ですが、ぜひ、ご一読を。

http://mainichi.jp/kansai/forum/news/20080513oog00m040026000c.html?inb=yt

全協こぼれ話

2008年05月27日 | その他
全協(全員協議会のこと)の終わりに議長から報告があり、議会に傍聴に来ておられていた方から、議会の議場入退場のときに一礼をしない議員・職員がいる、全員一礼を徹底すべきだとの意見があったことが告げられ、今後は気をつけるようにとのことでした。

それはもっとものこと、ということで皆、異見をさしはさむようなことはなかったのですが、そのあと、それなら一般の傍聴者も議場に入るとき一礼するよう注意はしないのか、という議員がいました。

まあ、自分の襟を正した後のご意見ならまだしも、と思いますが。


全員協議会

2008年05月27日 | その他
全議員が集まって、今日は、先日の視察研修をベースに、行政側から、上郡町のこれからの地デジ整備についての説明がありました。

なんと言っても負担が高額なので、そのことについてどのように理解してもらうか、少しでもサービス面で満足してもらうか、に苦慮している様子がうかがえました。

説明会が6月から始まるので、詳しい説明はそちらにお任せするとして、やはり何と言っても、この高額な負担を少しでも安く抑えてほしいと議会として再三にわたって意見を申し入れました。(各世帯の負担は上限12万円ですが、入札などによりもう少し引き下げられる見込みです)
そして、特に佐用町と比較しては、使用料や負担金の面で差があることを引き合いに質問が出ました。

ただ、佐用町のサービス内容は姫路ケーブル単独で行っているためにプロバイダが選べない、加入者間では電話代は無料だが、町外にまで適用できないなどの制約があったりして、特例債活用で大規模な事業をしているけれども、必ずしも料金設定の安さだけで評価できるものではないことなどを聞きました。

また、上郡町の使用料金の中には佐用町には含まれていないBS放送部分も含まれ、メンテナンスにおいては佐用町はスポット補修(断線時に一定時間テレビが見られなくなる)、上郡町においては24時間体制の補修システムである、ということでした。

確かに負担の大きい事業ですが、これからの時代のことを考えると、通信システムの整備は必要不可欠であり、企業の誘致や若い世代のニーズへの対応、防災・福祉・医療サービスのツールとして、また地域の情報共有や情報発信のためにも、あらゆる可能性を広げるために整備していかなければなりません。

上郡町はケーブルテレビ事業の後発隊ではありますが、時代とともに事業者のサービス内容や技術は進歩しており、その恩恵を受けることができます。

説明会にでかけられて、疑問に思うことや心配なことなどを聞いて、少しでも納得のうえ、この事業に皆さんでご協力いただきたいと思います。

議会だよりの読み方・パートⅡ

2008年05月25日 | その他
議会だよりは、各定例会でどんなことを審議し、決めたのかを報告する議会の広報誌です。

会期により審議する内容は違います。3月議会は来年度(つまり20年度)の予算認定が主なもので、これに多くの時間が費やされます

順序としては、まず毎月行われている定期監査の報告と内容についての意見、そのあとに議員による一般質問(これは議会だよりの最後にダイジェストで載っていますね)が行われ、そのあとに各議案が続きます。
この順序については、議会便りの最初の見開きにある円グラフが載っているページの冒頭に、その概略を書いているんだけど・・・・・・この部分、読まれているんだろうか?

まず最初に、本会議では人事案件や町道の認定、条例改正などが前半の議案として出てきます。深く審議しなくてもいいと思われる案件については賛成、反対だけを問う採決ですみますが、もう少し詳しく審議しなくてはならないゾ、というものが、各委員会に付託されます。

で、その報告が「付託委員会報告」です。議会だよりには、皆さんの関心のありそうなことに絞って載せていますが、実はこのほかにも細かな取り決めや文言の修正だけの条例改正などがあります。(今回の案件は全部で40件。これらを全員でいちいち審議していては時間がかかって仕方がないですね)

19年度の予算に変更がある場合の予算補正というのもあり、これは小さな表にしてご紹介しています。

そして3月議会といえば、来年度のまちづくりをどのように考えているかを述べる町長の施政方針演説があり、各議員がその考え方や進め方などについて質問します。ほとんど全員の議員が質問しますので、1日がかりです。本当はこの質問の内容と、その答弁を載せられたら、と思うのですが、議事録があがってくるのが間にあわず、断念せざるを得ません。

さて、6月議会では通常大きな案件が出てくることはあまりありません。これまでの例をあげると、国の制度変更による条例改正や予算の補正、契約の締結の承認などです。

議会便りは1ヵ月半後の8月になると思います。どうぞお読みくださいね。




裁判員制度(しつこい?)

2008年05月24日 | その他
今日は裁判員制度フォーラムの日でした。

この制度はなかなか受け入れられにくい制度ですね、と、裁判所の方と話す機会がありました。

すると彼は、
「国会で、どの政党の反対もなくとおった法案なんです。この制度ができたと聞いて、裁判所も寝耳に水でした。皆さんはできれば辞退したいと言われますが、皆さん一人ひとりが選んで国会へおくりだした議員の先生方が、全員賛成したということは、国民の総意で決まったと同じなんですよ。そのことに責任を持っていただきたいと思います。」
と、言われました。

裁判員制度なんて、どこで決まったのか、とも思いますが、なるほど、私たちの選んだ人たちが国会で決めたというわけなんですねえ。

で、このブログでも何度も申しました。
実感がないのは仕方ないかもしれませんが、やはりこのようなことがあることを思うと、一人ひとりの投じる1票の意味って、重いと思いませんか。

それに、棄権したりしたら、自分の思いと違うことになっても基本的に文句は言えないですよね・・・・。

厚生経済常任委員会

2008年05月23日 | その他
このころになると、次の議会に向けての各常任委員会が開催されます。

今日は、厚生経済常任委員会が行われました。
一般のかたの傍聴は行われていませんが、議員は傍聴できるので、私は総務文教常任委員会に所属していますが、ほかの委員会があると、なるべく傍聴するようにしています。

“厚生・・”委員会の分掌は住民課、産業振興課、健康福祉課です。

今日は時間が限られていて、最初の住民課の報告だけを傍聴してきました。公営墓苑の問題、鞍居診療所の運営状況、後期高齢者医療制度についての報告と、それにたいする委員の質問がありました。

特に後期高齢者医療制度については国の態度が定まらない中で、事務作業は広域で行う、とその事務委託料を取り上げられたにもかかわらず、新しい制度に関する事務量は減るどころか負担が増している現状を国に訴えなければ、などの意見が出されていました。

あと、条例改正が議会に上程されるなどの報告がありました。

いよいよ、6月議会が近づいてきました。
家に帰ると、一般質問の通告書用紙が届いており、ついこのあいだ3月議会が終わったのに、などと思ったりしました。

楽房円心

2008年05月22日 | その他
上郡大橋のたもと、警察署の向かいの一方通行の道を西へずーっとすすむと、
左手に赤いウサギのピョンちゃんがエプロンをつけて立っている

ここはその昔、薬舗として構えられたお店です。今はその主が都会へ移り、建物だけが残っていますが、昔の薬の珍しい看板や建物のつくりが昔ながらのもので、
残して皆さんに楽しんでもらえる使い方ができないものかと今の楽房円心が開店しました

普段はモーニングを始め、喫茶が楽しめ、地元で取れた野菜、手作りのお菓子や惣菜の販売をしており、建物の雰囲気に合わせて空間を利用し、古着、骨董、工芸品などの展示会も随時行われています。

日常と違う雰囲気を楽しみたい方にはもちろん、地元のお年寄りの憩いの場にもなっています。

場所的にわかりにくいのが返って物静かな雰囲気をかもし出しており、どちらかといえば町外の女性に人気で、グループの方達がひょこっと立ち寄っていかれます。

とはいえ、お客さんはある程度来てもらったほうが営業は安定しますよね。
そこで、皆さんにご案内。

楽房円心 52-5532  上郡町上郡772-1

営業日 火曜日から土曜日まで
時間  午前10時から午後3時まで
駐車場  あり

県知事賞をいただいた番茶饅頭はオススメ。ロールケーキは中のクリームが季節ごとに工夫されていて買う楽しみがありますよ。

往時は鳥取県に通じる因幡街道として栄えたところ。現在、建て替えされるところが目立ってきましたが、歴史を物語る建物がまだまだ残っており、町並みも楽しめると思います。