こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

絵マップ交流会!

2010年10月31日 | その他
上郡での絵マップコンクールが5周年になったのと、東備西播定住自立圏構想推進事業の後押しもあり、今回、今まではおもに赤穂市の絵マップ実行委員会との交流会だったのを備前市の有志の方にも加わっていただいて2市1町の交流会が行われました。

さらに、特別ゲストとして昨年度の全国児童生徒地図優秀作品展で文部科学大臣賞を受賞したという、鳥取市の小学6年生にも来てもらい、受賞作品と、その発表もしていただきました。

・・・・なんと、内容の濃い、充実した交流会!

当日はただただ、会がスムーズに進むように、それぞれの実行委員が事前の打ち合わせをし、本番を迎え、それでもああでもないこうでもないとばたばたと時間が過ぎ去っていった・・・・そんな感想しかないのに、一日たって、振り返ってみると、「ああ、すごいことしたなあ」と、思えるのです。

みんな、絵マップをとおして子どもたちの地域を見るまなざしや、一生懸命さに感動をもらい、だからこうして自分たちも出来るだけのことをしようとがんばれるんだな、と思います。

素敵な仲間が集まり、その一員になれたことに、感謝しています。




<夕べの献立>
豚肉で、おなべ。

まゆみの法則

2010年10月30日 | 生き方
先日来、辛抱して努力することについてあれこれと思いをめぐらせています。そんな折、「まゆみの法則」という言葉を聞きました。特に管理職や子どもを持つ人にすすめる、ということでしたが。


待つ……「ま」

 現在、自分が身につけていることは、成長を待ってもらって、時間をかけて身につけたもの。それを忘れて、他の人に厳しくなってしまいがちです。


許す……「ゆ」

 人は、自分が被害者のときだけよく気がつくものです。自分が人を傷つけていても、気付かない。みんな許してもらって生きてきたのです。


認める……「み」

 人はいくつになっても、自分の良さに気付かないときがあります。自分のもらったものが一番いいものだと知り、それを高めて磨いていくことが必要です。

私たちは、無自覚のまま、お互いに影響を与え合ってます。歳をとるほど、知らずに人に与える影響が大きくなっていきます。そんな自分をどうしつけておくのか。

・・・・耳が痛いです。
特に、子どもにものを教えることは、ピアノに限らずなんでも、思うようにはなりません。待つこと、許すことをつい忘れてしまうことがあります。
そんな自分を「しつける」ことにあきらめていないか、問い続けること・・・まさに努力している自分を「待つ」ことも大事だなあ、と考えさせられる言葉でした


プロでさえ・・・ (2)

2010年10月29日 | 生き方
プロでさえ時間をかけることに、アマチュアがそれ以上の時間がかかるのは当たり前だな、と思ったことについて。

当たり前だし、きっと、プロとアマチュアではもともと「こうしたい」ものの違いは歴然で、近づきようもないのでしょうが。

それでも、辛抱して努力することで、それまでわからなかったり、できなかったことがわかるようになったりできるようになってくるようになると、続けることは大事なんだなあ、と思います。

そこで、思ったのは、昨年に引き続き合唱コンクールの伴奏を引き受けたAちゃんの努力について。何度も同じことを繰り返さなければならない、どちらかというと不器用なところのある、Aちゃんですが、普段のレッスンではとうてい到達できないと思えるような難曲を、本番当日に弾くまでになる力は、まさに辛抱と努力の賜物。

きっと、そういう力は誰にでもあるはずですが、それが引き出されるための条件はそろわなければやはり難しいものなんだろうか、とも思います。なにより自分のレベルより高い伴奏譜を引き受けるという勇気は賞賛に値すると思います。そして、いつもより忍耐を必要とする練習を続ける覚悟。これは、本人が決めなければ絶対にクリアできない条件ですね。あとは、そう、「やるしかない」。

周りのものはほんのちょっと手を貸すだけ。
今年も本番が近づいてきましたが、嬉しいことに、いい感じで仕上がってきています。まさに、最初の勇気がなければ知ることのなかった自分の可能性です。さらに、自信を積み上げてこれからの人生に挑戦してほしい、と思います。







<夕べの献立>
太刀魚のムニエル
煮あなご
味噌汁
根菜の煮物

プロでさえ・・・・・

2010年10月28日 | レッスン室便り
英国ロイヤルバレエ団のプリンシパルを長年勤めた吉田都さんがこの夏退団され、その様子を取材した番組を見ました。

プロの中でもトップを走り続けた吉田さんは、同世代のプリマが引退する中でただ一人、40歳を越えても活躍していました。私とあまり変わらない世代です!その、吉田さんがいまだにバレリーナとしての役作りにかける集中力とか、執念のようなものに、プロでさえ仕上げに時間をかけているのを見て、素人は時間がかかるのは当たり前だなあ、といまさらながらに思いました。

最近新しい曲に取り組んでいる私ですが、レッスンを受けることで今まで気が付けなかった音の処理だとか、響き方の違いだとか、譜面の見方だとかに気がつくようになり、そうするといくら弾いても弾いてもこうでもない、ああでもない、とあっという間に練習時間が過ぎていきます。

いかに、自分が今からしようとしていることについて自分の中に「どうしたいか」というものがあることについての重要性を痛感しています。

時間がかかることに以前はあきらめに似たようなもので自分を納得させていたように思いますし、反対に、時間がかかることに苛立ちさえ覚えていました。

でも、プロでさえ、見えないところで時間をかけている。いかに、辛抱してそのことに集中して少しずつでも仕上げていかなくてはならないかを改めて思ったのでした。





<夕べの献立>
マーボー豆腐
かぼちゃの味噌汁
レタスサラダ
漬物

夜明け前

2010年10月27日 | その他
寒い!

前日は強い西風が吹き、どんよりと垂れ込めた雲の広がる空でした。

朝方は今までとは違う冷たさの中で目が覚め、相変わらずあわただしく息子を送り出しましたが、帰りの車から見た夜明けの景色が美しかったので、一枚、パチリ。




たった数十秒後の、光の変化!





<夕べの献立>
きのこの吸い物
親子どんぶり

続けること、伸びようとすること

2010年10月25日 | その他
文化祭に向けてのコーラス練習がありました。

お祭りだったり調子が悪かったりで、今回はちょっと子ども達の集まりが少なかったのですが、元気一杯練習しました!

と、言うのがこないだは新しいメンバーで集まったこともあってこちらも様子を見ながらの練習だったもので、いまいちノレなかったのです、おたがいに。で、今回は先週の反省に立ち、動きを取り入れながらの練習をしてみました。

じゃんけんあり、ゲームあり、伴奏なしで歌う「かごめかごめ」を実際に遊んでみたり。

こうしてみると、大人がなんでもないように思うじゃんけんで、子どもって本当に楽しむんですね。

「遊びをせんとや生まれけむ」

という言葉を小林一茶が残したとおり、何か少しきっかけを作ると表情が生き生きしてきます。

このような練習を繰り返し、その中からいいものを少しずつ洗練させていって、いいパフォーマンスになるようにもっていきたいものです。

あるピアノ教師との別れ

2010年10月24日 | 生き方
実は、その方がピアノ教師とは知らなかったのです。

学校の役員をされていて、私よりかなり年上の方で、とてもしっかりされていて、ほかのお母さん方からも頼りにされていました。卒業して何年か経ち、突然、その方の訃報が入ったのです。みな、驚き、悲しみ、まだ早い別れをどうしてよいかわからない、そんな面持ちで集まってきました。

会場に何人か小さいお子さん連れの若いお母さん方がおられ、喪主のご主人の言葉と、知り合いのお母さんから教えていただき、その場で初めてその方もピアノを教えておられたことを知りました。

先日に引き続き、ピアノ教師をしていた方のお別れの場に来させていただいたことになるのだなあと思いながら式に参列していました。

いよいよお別れというとき、彼女に教わっていたと思しき子ども達がこらえきれずに声を上げて泣き出しました。その声はそこに集まった生徒さんたちに広がり、最後は大きな泣き声となって、何人もが彼女の名前を何度も呼びながらの見送りとなりました。

まだ小学校の低学年、中にはまだ学齢になっていないような、そんな子ども達が、自分にピアノを教えてくれた女性との別れを悲しんで声をあげて泣いている、その姿を見て自分の時にはどうか、ということを考えずにはいられませんでした。

自分がいなくなってしまったあとに、残った人たちに特にどうしてほしい、などという思いはありませんが、表現はどうであれ、もう少し一緒にいたかった、と思ってもらえるようなお別れにしたいものだ、と思いました。

Nさん、私はあまりお付き合いはありませんでしたが、それでも十分にあなたの生き方を見せていただいたような気がいたします。ありがとうございました。

          合掌



習い事はピアノだけでいい!

2010年10月23日 | 教育のこと
ピアノ教師と、ピアノを勉強する人に向けた情報発信している「ムジカノーヴァ」という雑誌があります。

この雑誌には私が受講しているミュージックキー講師の方たちもよく寄稿されているのですが。

この「ムジカノーヴァ」の11月号に、なんと、

“習い事はピアノだけでいい”

と、断言する脳科学者のインタビューが乗っていて、本文を読み、ただいま、興奮しているワタクシでございます!

その、脳科学者の先生は人間性脳科学研究所所長、澤口俊之氏。

ピアノを習うことと、ナントカ式といわれる英才教育を比べたとき、英才教育にはときとしてリスクを伴うことがあるけど、ピアノを習うことには何のリスクもない!

ピアノを演奏するという一連の動作にはまず両手の指をそれぞれ動かすという、脳を刺激する動作がある。それによって一般知能とワーキングメモリが高くなる、のだそうです。

学力や、知能指数(IQ)というのは社会性とはあんまり関係ないけれど、(テストの点がよくても、ろくに挨拶もできない、という人、たまにいますよね・・・)一般知能の高い人は社会的に成功できて、事故にもあいにくく、病気にもなりにくい、という調査結果が出ているんですって。

で、この訓練はピアノを習うことで鍛えることができる、と。

また、ワーキングメモリは、情報を記憶化しながらそれらを活用してアウトプットする能力のこと。これも、ピアノを習っている子どもはこの能力が高いのだそうです。楽譜の先を読みながら指を動かすという一連の動作はまさに、記憶の情報化とアウトプットの繰り返し。

ワーキングメモリが高いと、学習意欲や自己コントロール能力が高い(つまりキレにくい)。

ピアノを習うということはいいこと尽くめで、小学校低学年の必修科目にしたほうがいいとさえ思っている、と澤口先生はおっしゃっています。

・・・・そうなんや。

でもきっと、そのためにはもっときちんとした教育システムを作って、教える側も教わる側もストレスためない工夫が必要だわ、とも思います。

だって、現実にはいったんピアノを習ったけど、うまく弾けなくてピアノを嫌いになったかつての子どもたちもいるんだもの。

で、そんなひとたちも今になって思えば、「やめなければよかった」「弾けるようになりたい」という想いを抱えている人がほとんど。

そんな悔しい思いをする人たちを作ってきたのも、私たちピアノ教師だということを肝に銘じて、これからのよりよい人生を歩むためのお手伝いのできるレッスンに日々、努力しなくてはね。

ああ、なんて心強い記事に出会えたことだろう!

感謝!




<夕べの献立>
とんかつ
ポテトサラダ
味噌汁
キャベツ千切り


さて、きのうのなぞかけのこたえですが・・・・。

「遅刻とかけてねじれ松と解く。そのこころは?」




「はしらにゃならぬ」!!