こんにちは  お元気ですか(上郡町 そとかわピアノ教室)

上郡町の、小さなピアノ教室です。
ピアノを通して元気になれる教室を目指しています!

一通のメールに・・・

2011年03月31日 | その他
きのうの「高嶺の郷」での合唱発表が終わってからのこと。

一通のメールが届きました。

「今日はありがとうございました。

言語障害で喋れないはずの人まで泣きながら歌っている方や半身麻痺でも子どもらと体を動かし楽しんでいる方、盲目だけど認知がないがために入所しても話が合わない方、みんな大笑いし大泣きしている姿に打たれました。本当に感謝。ありがとうございました。」

・・・実は、私、手遊びの進行その他説明で忙しく、余裕がありませんでした。お年寄りの事を見てるようであんまり見ていなかったのです。楽しそうにしてくださってる・・・そのぐらいにしか思っていなくて。それが、中に入って実際に様子を詳しく見てくださっていた方があらためてこのようなメールを下さったのです。

ああ、そうやったんや。

みなさんいろいろなものを抱えておられるなか、子どもたちが訪問したことをほんとうに喜んでおられたのだなあと思うと、さくら祭りが中止になったからとそこで練習をやめてしまわなくてよかったな、もうちょっとがんばろう・・・って、がんばってみてよかったな、と思いました。

そして、子どもがそこにいる、というだけで元気をもらえる子どもの持つ力というものを改めて確信した一日でした。

子どもは、生きる希望。

もう一度、その言葉をかみしめています。





ミニ発表会・合唱編

2011年03月30日 | レッスン室便り
知り合いのピアノの先生のご協力で、まとまった人数での合唱が実現し、さくら祭りに参加する予定でしたが、このたびの東北大震災に考慮して自粛、さくら祭りは中止となりました。

せっかく集まって練習したので、高齢者施設で歌わせてもらってはどうだろうと提案、施設のほうも受け入れてくださることになり、きょうは「高峰の郷」での、合唱発表会です。

ステージ上で歌う曲に加えて、お年寄りのみなさんと手遊びをしながら歌えるものを用意して、きのうの「千種の苑」でやったことと同じように進めました。

今日は人数も多く、きのう経験した子もいて、なかなかいい感じで進んでいきました。子どもが目の前に立って1対1で手合わせをしたり、ひざや肩をたたいたりするのを体験するお年寄りの表情が明るくなるのを見て、こちらまでなんだか明るい気持ちになったりして。

終わった後、子どもたちに聞きますと、
「楽しかった」
と。

もちろん、歌を精一杯楽しく歌うこともとってもがんばっていました。そんな子どもたちの姿をお年寄りのみなさんはとっても喜んで見てくださっていました。でも、実際にひとりのお年寄りを目の前に向き合って何かをしてあげるという経験もたぶん、子どもたちにとってあまり体験することがないのでは・・・・。

きっと、そこに子どもなりに感じるところがあったのではないかと、私は思うのです。
子どもたちがいい時間を過ごすことができたのなら、私にとっては何より嬉しいことです。

連チャンで、さすがに今日はややお疲れ・・・。
でも、気持ちは晴れ晴れしてます。

ありがたいことです。
感謝、感謝です。





ミニ発表会

2011年03月29日 | コンサートなど
今日は恒例の、デイサービス訪問・ミニ発表会の日です。

友人が勤める高齢者施設で、手話をしながらお年寄りに歌ってもらうのに、既成のCDだとテンポが速すぎてお年寄りがついていけないから、ゆっくりのピアノ伴奏を録音して、と頼まれたのがご縁の始まり。

子どもたちに、あまり気の張らない発表の場があれば・・・と考えていて、お年寄りなら子どもが訪ねることを無条件に喜んでくださるし、生徒たちにも励みになるのでは、と始めた施設訪問です。

今回は、普段生徒たちが練習している作品の発表と、吹奏楽部の生徒さんに協力してもらってフルートとサックスの独奏も加わってもらいました。

そのあと、童謡を歌ったり、手遊びをしたりしたのだけれど、教室で生徒どうしで練習するときあれほど盛り上がったのに、いざお年寄りを前にすると、塩を振りかけた青菜みたいにすっかり勢いがなくなってしまって・・・・。

やっぱり、恥ずかしいのかなあ。
あなたたちの元気をおじいちゃん、おばあちゃんに分けてあげてよ、って言うのだけれど、まだよくわからないのかもしれない。

また、お年寄りの反応もまちまちで、小さな子どもにはそれなりのカルチャーショックなのかもしれない。

それでも、遠いところから人数が乗れるだけの大きな車でわざわざ迎えに来ていただき、私たちのために会場をこしらえてくださり、重い椅子や足台をせっせと運んでくださる皆さんがいらっしゃることで実現する、小さな舞台。

きちんとそのことに感謝できる生徒であってほしい、と思っています。

生きる希望

2011年03月28日 | その他
朝の連続テレビ小説、「てっぱん」がいよいよ、最終週となりました。

今回も出産シーンが登場。迫真の演技に、演技とわかっていても思わず涙がこみあげてきます。

この、子どもを生み育てることが難しく、少子化の時代に、新しい命が生まれてくることの喜びや感動は、だからこそなおいっそうかけがえのないものとして人の胸を打つのでしょうか。

それとも、自分がその道を通ってきたから覚える感動なのでしょうか。

大人にとって、今まで歩んできた道はいいにつけ悪いにつけ、もう後戻りはできません。だから、これから生まれてくる命には大人の反省のもとにもっといい道を歩んでほしいと願い、その命が輝くための手助けを精一杯することで、大人のこれからも輝くのだと思います。

こどもは、いいなあ。
まさに、生きる希望。




子どもたちの歌声

2011年03月27日 | その他
本当なら、明日(27日)がさくら祭りで、今日(26日)が最後の練習日だったのですが・・・。

(この書き込みは、27日の0時20分に書いたものです。日付が変わる前に、と思っていたのですが、間に合いませんでした・・・・。)


このたびの震災で急遽中止という結果になってしまいました。せっかく集まって練習したことを何とか生かせないかと思っていたところに、毎年春休み、夏休みに行っている高齢者施設訪問のミニ発表会。

今年は合唱で訪問です。

さくら祭りでのプログラムに加えて、童謡や手遊びも含め、学校で習っているけん玉も披露したい、と盛りだくさんの内容になりました。

歌も、声が出るようになってきて本当にいい感じなのです。また、歌っているときの顔が、すごくいい!

歌は、いいなあ!
体ひとつあればみんなで声を合わせて楽しむことができます。リズミカルな曲は体ぜんたいでリズムを取って本当に楽しそう。
私も一緒に大きな声で歌い、大きな声でアドバイスを出し、体を揺らし、2時間ぶっ通しで練習しましたが、ぜんぜん疲れを感じなかったのです!むしろ、気持ちがいいくらい。

子どもたちの歌声に励まされ、楽しい歌を歌い、・・・・むふふ。こうして私は若返っていくのですよ。





広がれ、音楽の輪!

2011年03月25日 | レッスン室便り
春休みのイベント、高齢者施設訪問が今年もやってきました。

少子化に伴い、残念ですが生徒さんは以前に比べ少なくなってしまい、ややさびしい人数での訪問となりそう・・・と、思っていたらピアノではないけれど、ほかの楽器で参加してくれる若い人が今回は一緒なのです。

フルートとサックスを吹く、若いお嬢さん二人。
これも、子どものつながりから。ありがたいなあ。

せっかく楽器を持っていて、練習してるんだから発表の場があってもいいんじゃない?と、声をかけさせてもらったら快く返事してくれて。

ピアノの生徒たちにもナマの音を聞いてもらういい機会です。きっと、目を丸くして演奏する姿に釘付けになることでしょう。

ほかにもおうちでひそかにピアノ以外の楽器を練習している人、いらっしゃいませんか。ご一緒に高齢者施設訪問で演奏されませんか。

ピアノは一人でも十分に楽しめる楽器です。
でも、人とあわせるのって、もっと楽しい。
早めにわかれば、生徒に伴奏を練習させてアンサンブルの楽しさも経験させてやりたいな。

夢はあれこれふくらみます・・・・!





今日の食卓

2011年03月24日 | その他
生産者がいて、運ぶ人がいて、売る人がいて、やっと、うちの食卓に上るんだなあ。

こんな当たり前のことができなくなってしまっている地域がある。ありがたいことなんだなあ、とあらためて思う。

食卓には主人と娘が着き、パソコンの使い方、就職してからのことなど、一杯入って饒舌になった父親がこんこんと説いている。

目の前には、春の香りの品々が。

平和な、日常のひとコマ。

いただきます。



(今夜の献立)
ほうれんそうのおひたし
飯ダコの煮付け
ぶりのあら煮

義援金

2011年03月23日 | その他
買い物に行っても郵便局に行っても、先日の引越しのとき立ち寄ったサービスエリアでも・・・・。

義援金ボックスはいたるところに設置されていて、「えっ、また?」と、思ってしまう不心得ものの私。

さらに、自治会からも募金がまわってきて、こっちは金額も決まっていて、半ば強制的なので「う~ん!?」と素直になれない気持ちが芽生えているのも事実。

この支援は、息の長い活動が大事、と専門家も言っています。先日発表された赤十字への募金額が、何百億というものだったそうで、たくさんの人の高い関心の表れでしょうが、これからもお金は必要でしょうし、一度にがんばって募金すると、支援するほうも気持ちが続かない。

募金箱を見るたびにほんのわずかな小銭を入れています。毎日十円募金しても、一ヶ月で300円。でも、募金し続けるという行為は維持できます。

さすがに、今はどこもかしこも募金箱で、「ちょっと、今日はもうやめておこうかな・・・」という気持ちになってしまいますが。そんなときは、もっと小さなお金で。

こんなことしかできませんが、募金箱を見るたびに悲惨な映像や、避難所生活を強いられている人たちの様子を思い浮かべ、忘れていないよ・・・の気持ちをこめて財布をあけるのです。

大事なのは、・・・・

2011年03月22日 | 家族
無事に引越しは終わりましたが、大事なのは終わってから、あとのことなのです。

玄関から入ってすぐの部屋にとりあえず詰め込んだ荷物の山、山、山・・・・。

家を出入りするときにいやおうなく目に入る惨憺たる光景は私たち家族の努力のたまものなのに、憂鬱な気分にさせられます。

ああ・・・。
これらがすべておさまるべきところに納まらなければ引越しは終わらないのだと痛感しているところです。



ひと部屋のことで嘆いてはいけない。
家ごと片付けなければならない人たちもいるのだ・・・・。
がんばろう。

引越し後日談

2011年03月21日 | 家族
きのうの時点では、息子の部屋には長女の部屋から持っていった生活用品を放り込んだだけ。

あと、足らないものもまだまだあります。・・・・・と、いうことで、今日も岡山行きです。息子も午前中はクラブを休み、部屋の片づけを一緒にしましたが、片づけが進行するごとに「あ、あれもない」「これも持ってこなくちゃいけなかった」と、わいてくるかのごとく足らないものが・・・・。

結局また上郡に帰り、必要なものをごった返した引越しの荷物のなかから探し、買い足すものは店に行き、そしてまた岡山に。

午後からは息子もクラブに行ってしまい、一人になるので休日だった長女にたのんで大きな荷物を運ぶのを手伝ってもらったり、片付けも一緒にしてもらいました。

やっと部屋らしくなった息子の部屋を見てやっとひと安心。家に帰ったのは8時半でした・・・・。

これからは、自分で片付けるのだぞ。