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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月25日 台風の影響

2020年08月25日 | 日記
動きが遅い台風8号。

「朝から雨が降るのかな」と思っていたが、そうでもなかった。

去年の今頃は、台風対策で、仲間達と船繋ぎ等で、動いていた。

今年は、季節がずれているのか、台風が少ない。

今から、次々と発生するのかも知れない。

仲間達とも「台風が大きくならないと良いね」と、不安を抱えた話をする。




今回も、台風対策は何もしていないが、見回りだけは欠かさない。

湾岸道路から見る今日の海は、南よりの風が強そうだった。

大きなウネリは、今のところ起きていないが、猪崎鼻の岩場には波飛沫が上がっている。

南東からの、ウネリが打ち寄せているのだろう。



明日は、南東の風が今日よりも激しくなる予報になっているが…。

今年の今までは、海が大荒れした覚えが余りない。

「海が、まくり返すくらい時化ている」

と言った話が、少ない気がする。




「ハガツオの盛期が過ぎたかな」と思っていたが、先週からアタリが出ている。

ハガツオのピークが過ぎたのではないか、と思っていたが読み違えていたようだ。



去年は、余り釣果として出ていなかった、スマカツオもアタリが出ている。

ただ、その日によって、多くヒットするのがハガツオかスマカツオか、変わるみたいだ。

どちらも、走りが楽しい魚なので、釣っていても面白い。

このまま、秋まで続いてくれると嬉しいのだが…。

今までで、ハガツオが遅くまで釣れたのは、12月中旬がある。

海水温が高いままで、推移することが多くなっているからだろうか。

ハガツオやスマカツオが、釣れている事に感謝したい。



今回も、もしかしたら今週末まで、船が出せないかも知れない。

数日、船が出せないで居ると、海の変化が分からなくなってしまう。

今まで調子良かったポイントが、当たらなくなっていた事もある。

不安になるのは、仕方ないのだろうが…。

海は、毎日変化するものではあるが、大きく変化して欲しくない。

人の力では、どうすることも出来ない海だが…。


乙姫様に、お願いするしかないのかも。

8月24日 止まった潮

2020年08月25日 | 日記
朝間詰めの出足は、まずまずの良さを見せていた。

ヒットして来たのは、2キロ前後のハガツオ。

魚探にも、まずまずのベイト反応が映し出されていた。



朝間詰めに口火を切ったのが、湯浅さん。

柔らかめの竿で、元気良く走るハガツオを釣り上げる。







湯浅さんに続いて、私の従兄弟の信司、広峯さんも2キロ前後のハガツオをヒットさせる。





湯浅さんが、2匹目のハガツオを釣り上げた。


「良い出足になった。楽しみが出てきたぞ」

期待感を持って、魚探を覗き込んでいると…。

船の航跡が、フラフラと円を描くように、漂い始めた。

潮の速さも、0.0ノットと表示され始めた。

船の周囲には、流木などの多量の漂流物も漂い始めた。

「潮が止まった。潮止まりではないのに…」

アタリも、急に出なくなってきた。


漂流物に気を付けながら、船を移動させる。


ポイントも、少しずつ移動しながら、少しでも潮が動いていそうな処を探す。


海底付近のベイト反応を探る様に、竿を出していく。





信司に、アヤメカサゴがヒットしてきた。




湯浅さんにも、アヤメカサゴがヒットしてきた。

海底付近を探ると、カサゴはポツポツとヒットしてくる。


移動したポイントでは、ヤズもヒットしてきた。



信司には、アヤメカサゴがヒットしてきた。




満潮の潮止まりを過ぎる頃から、少しずつではあるが潮が動き始めた様だ。

速度表示も、0.8ノット前後になっている。


潮が動き始めたので有れば、少しでも良いベイト反応がある処を探したい。

見当を付けながら、船を移動していく。

湯浅さんに、アタリが来た。




5キロクラスのニベが、上がってきた。

引きの強い魚が上がってくると、嬉しくなってくる。

「家族が喜ぶんです」と、湯浅さん。

潮がハッキリと動き始めると、航跡もふらつきが無くなり、直線的になってきた。


広峯さんに、アタリが来た。


ドラッグ音が鳴り、ラインが出ていく。

海中で獲物が、右に左にと走り回る。



ハガツオが、上がってきた。

広峯さんの調子が上がってきた様子。

次のアタリも、直ぐに来た。



「三匹目」と、指を三本立てて喜びを表現している。

私も、嬉しくなってくる。


信司にも、アタリが来た。



「仕掛けの回収中に、ヒットしてきた」



ハガツオとのやり取りが、楽しそうだ。

笑顔一杯で、走りを楽しんでいる。



広峯さんも4匹目のハガツオを手に、一緒に釣果写真に収まる。

止まった潮が少しでも動けば、何とかアタリは出てくる。

午前中に潮が止まった時は、どうなるかと心配した。


湯浅さんも、アタリを捕らえている。





獲物がヒットして、竿が大きく曲がる。

獲物が走り、その走りに対抗して、竿を操る。

釣り人の至福の時だろう。


写真は、間に合わなかったが、青物と思われる強いアタリも来た。

針を切って逃げた、魚もいた。

こういった悔しさは「胸の中にモヤモヤとして残る」と、話に出ていた。


潮が動かなくなって、苦戦した時間を我慢した。

納竿前のハガツオの連発が、嬉しかった。

釣果を手にする、三人の釣り人の笑顔が輝いた。