goo blog サービス終了のお知らせ 

釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月5日 良い感じだね

2019年10月06日 | 日記
久し振りの、凪の海。

潮切れも、まずまずの感じを受ける。

時折、黒い大きな魚が海面で跳ねる。

「マグロかな」と、思うくらいの大きさだ。

黒潮が、少しずつ近づいているからかもしれない。



今日の釣りのスタートは、山下さんに来た大物からだった。



何度も、ドラッグ音が鳴り、ラインが出ていく。

「後少し」と言うところで、スプリットリングから先がジグごと持って行かれた。

リングが弱かったのかも知れない。

山下さんが、一番悔しい思いをしているはずだ。


塩田さんにも、アタリが来た。





指4本クラスのタチウオが、ヒットしてきた。

「タチウオが来るのは意外だ」

湾内では、タチウオのアタリが遠退いているだけに、深場がポイントかも…。




山下さんには、良型の鯖がヒットしてきた。


塩田さんに、強いアタリが来た。



「多分、真鯛だと思います」

真鯛独特の、竿を叩くアタリが予想させる。



上がってきたのは、58センチ、2.5キロと丸々とした真鯛だった。

直ぐに、血抜きをする。




塩田さんには、良型の真鰺もヒットしてきた。


久し振りに感じる、良い感じの釣果が出ている。

下潮が良い感じで、走っているようだ。


船の周囲では、何かのナブラが立っている。

塩田さんや山下さんとも「良い感じの海ですね」と、話が弾む。


次のポイントへ移動しても、アタリはポツポツと出てくる。



塩田さんにイトヨリがヒット。



山下さんに、ニベがヒットしてきた。

「何か来ました」

山下さんの声がした。

「どんな感じですか」

「思いですね。余りは知らないです」

「カサゴかな」

そんな話をしていると、なんと、白甘鯛が上がってきた。



「良型の高級魚ですよ」

山下さんの笑顔が良い。


船の直ぐ横で、何かのナブラがたった。

塩田さんが、直ぐにルアーを投げ込む。

直ぐに、シーラがヒットしたが、上手く針掛かりしなかった。

「そこにいる」

山下さんの示す方向に、大きなシーラが見える。

直ぐに、塩田さんがキャストする。



「ヒット!」



背びれを出して、シーラが抵抗する。

塩田さんと、呼吸を合わせてタモに収める。



120センチ、10キロのデコッパチ。

大きな、雄のシーラだ。


シーラがヒットしたポイントは、他の船が集まっている処でもあり、直ぐに別の処へ移動する。


船首で竿を出していた塩田さんが、バタバタとキャスティングの用意をしている。

「どうしました」

「海面付近に、大きな魚の群が居ました」

「シーラですか」

「尾びれが、黄色く見えました」

「ブリか、ヒラマサか…」

と、考えていると、塩田さんに大当たりが来た。





ドラグから、ラインが引き出される。

ゆっくりと、時間を掛けて勝負する。

「上がり始めました」

やがて、獲物が見えてきた。

「ブリです」



91センチ、6.2キロのブリが姿を見せた。

「来ましたね」

塩田さんの笑顔が輝く。


移動したポイントでは、必ずアタリが出てきた。



塩田さんに、ウッカリカサゴもヒットしてきた。


昼を過ぎる頃に、潮が止まった感じになって、潮キレが悪くなってきた。

南東の風が強くなってくると、どうしてもアタリが鈍くなる。

「風が強くなってきましたね」

頃合いかなと、判断して帰港した。