釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

10月9日 台風の影響

2019年10月09日 | 日記
早朝、6時前に船を出してみた。

釣りする為ではない。

波の状態、風の状態を確認するのが目的。

港を出ると、猪崎鼻の岩場、大島の北側岩場共に、波飛沫が上がっていた。




風を気にしながら、大島内場を通って水島まで来てみた。



水島内場では、北東の風が強く吹いていた。

干潮に向かっているので、水島をウネリは越していない。

しかし、北東の風と上り潮がぶつかって、波が三角波になっている。

船を止めていると、ウネリの高さが目線を越えている。

「台風の影響が、出始めたな」

高い波間に船を止めていると、一寸した恐怖を感じる。

今日の予約を頂いているお客様に波と風の状況をラインでお知らせする。

「やはり、今日は無理ですね」

「ありがとう御座います。諦めます」

渡しも、今日の午前中くらいまでは行けるかな、と思っていただけに残念。


明日は、ウネリがもっと高くなる予想。

波の高さが、5メートルの予想が出ている。

明日の夕方には、船仲間が集まって台風対策をする予定。


今回の台風が直撃でなくて、本当に良かった。

関東方面に、被害が少ないことを祈っている。

10月8日 北風に白波立つ

2019年10月09日 | 日記


朝間詰めは、やや強く西風が吹いていた。

西風が一旦弱まった後、北風に変わったら、潟から白波が立ち始めた。

ゆっくりと上っていた潮と、北風が喧嘩して、船は沖に出ていく形で流されていく。

狙いたいポイントを外れて、流れていく。



海上のウネリは、北東から押してくる。



水島は時折、大きなウネリが這い上がって、波を被っている。


勝負は、朝間詰めの1時間に集中した。





広峯さんに、良型の白甘鯛がヒットしてきた。

釣り始めから「何かが触るけど、掛からない」と、ジリジリした時間の後だけに、笑顔が良い。


北西の風が強く吹く中、重たいジグで攻めていた脇坂さんにも、アタリが来た。



サワラが、上がってきた。

サゴシと微妙な差だが、肉厚で幅がある。




小さいけれど、真鰺もヒットしてきた。


相変わらず、北西の風が強いが、徐々に北風に変わりつつある。

そんな状況が変わりつつある中、脇坂さんに又してもアタリが来た。



「大きなエソかな」

ラインを巻き上げていくと、ピンク色の魚が見えてきた。

「真鯛が来たね」



1キロ超の雌の真鯛。

神経締めをして、血抜きをする。


この頃から、北風が益々強くなってきた。



島影に移動するが、潟からの白波が増えてきた。

「諦めて帰りますか」

昼前まで何とか頑張ったが、強くなってきた風に振り回される。

「何か来ました」

広峯さんに、本日最後のアタリ。



良型の真鰺が、上がってきた。

「納竿間際で来ましたね」

風に翻弄されたが、最後は笑顔で納竿することができた。