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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

12月8日 南へ走る

2016年12月08日 | 日記
「今日は、南に走ろうかと思っている」

「お任せします」

「一度確認には行ったポイントを再度確認したいと思っているけど、ボーズかもしれない」

「私も南は初めてなので、行って見ましょう」

脇坂さんと話をしながら、南に向けて船を走らせる。

都井岬方面のポイントに行くのは、久し振りだ。



鳥島、築島アタリの浅場は、何カ所かポイント確認はしてある。

90メートル以上の水深があるポイントを、何カ所か見ておきたい。

都井の宮ノ浦沖にある、キチガ瀬に到着。

沖に漁船が居るが、キチガ瀬には船が居ない。

「この漁船が入らなければ大丈夫です」

魚探で瀬の様子を確認すると、ベイトは東側に多い。

脇坂さんが仕掛けを入れていく。

潮は、都井岬方面に流れる下り潮。

0.8ノットくらいで、ゆっくりと下っている。

何度か船を戻して流し直すが、なかなか本命の青物がヒットしない。

時折アタリが来ても、針掛かりしないか、外道だったりとペースが上がらない。

2時間近く粘って、近くの別の瀬も攻めてみたがアタリが来なかった。

「沖のポイントを確認しながら、北上してみますか」

水深80~100の魚礁の位置や、沈み瀬の位置などを見ておく。

何回か来ているが、未確定の魚礁等もある。

漁船が先に入ってるポイントもあったが、近くまで寄らないようにして素通りする。

埋もれ掛けている魚礁もあった。

「やってみましょうか」

脇坂さんが、竿を出してみるがベイトが少なく、アタリが出ない。



別なポイントでは、座標がずれていて、船で旋回しながら探して確認できた沈み瀬も有った。

「ここもベイトが少ないね」

漁船が居て近づけなかったポイントは、別の機会に又確認したい。

私が知らないポイントが、まだ沢山あるはずだ。



水島沖まで戻ってきた。



最近では珍しいほどの無風、べた凪の海だ。

しかし、気になっていることがある。

脇坂さんも同じようだが、表面水温が少し下がっているように感じている。

海水に手を浸けても、以前のような暖かさを感じない。

水温が1度違うと、魚の食いに少なからず影響が出る。

その日の天候次第で、釣果が変わるかもしれない。

水島沖に移動してきて、海底近くはエソが連発、中層から上は鯖が連発する状況になってきた。





魚探を見ると、鯖の大きな群れが映っている。

近くにいる仲間も「全然駄目です」と合図している。

夕方近くまで、頑張って粘ってみたが本命は難しいと判断する。

「今日は、帰ろうか」

次の釣行に期待して、帰港した。