「行きは良い良い、帰りは怖い…」と言う様な、童歌があった。
今日の海が、正にそれだった。
本日のお客様の、塩田さんとの前日の話し。
「明日は、波が高い状況ですね」
「行けるところで、竿が出せればそれで良いです」
「どうしよう」と悩んだが、沖波止の内側でタチウオが当たってくれば、それは楽しい釣りになる。
そう思って、午前6時過ぎ出船。
直ぐにポイントに着くと、既に3隻の船が来ていた。
3隻の邪魔にならないところから、北東の風に乗せて船を流す。
「おっ、何か当たった」
早速、塩田さんがアタリを捉えたが、上手く針に乗らない。
しかし、その直後。
「来た!アタリだ」
竿が、小気味良く曲がっている。
上がってきたのは、朝日に銀色の魚体が眩しい、指4本のタチウオ。

1流し目のアタリだけに嬉しい。
他の船や、船仲間のSさんの船にもアタリが来ている様で、竿が曲がっているのが見える。
今日は、調子良いのかなと思ったが後が続かない。
Sさんから「大島内場に行って来ます」との連絡。
「私たちも、行ってみますか」
大島内場を目指して走り出したが、途中の七つ八重内場を通るとき、北東の風に押されて起こるウネリが気になった。

「やはり、ウネリがあるな」
塩田さんも、気になる様子だ。
内場について、船を流し始めるとアタリが来たが、途中で針外れ。
次の当たりも、竿を叩く鯛独特のアタリを思わせたが、残念な針外れ。
この頃から、北東の強風が吹き始め、Sさんは港に帰っていった。
私たちも、直ぐに帰ったのだが、大島を過ぎる頃から北東のウネリで、波飛沫を被り始めた。
船が、時折激しく上下動しながら海面を叩く。
ドキドキしながら、波を見て船を操る。
前を行く漁船も、波を見て減速している。
沖波止の内側に入ったときは、ホッとした。
その後、再びタチウオを狙って竿を振るが、北東の風が益々強くなって来た。
「今日は諦めて、次、リベンジします」
塩田さんもこの言葉で、帰港することにした。
今日の海が、正にそれだった。
本日のお客様の、塩田さんとの前日の話し。
「明日は、波が高い状況ですね」
「行けるところで、竿が出せればそれで良いです」
「どうしよう」と悩んだが、沖波止の内側でタチウオが当たってくれば、それは楽しい釣りになる。
そう思って、午前6時過ぎ出船。
直ぐにポイントに着くと、既に3隻の船が来ていた。
3隻の邪魔にならないところから、北東の風に乗せて船を流す。
「おっ、何か当たった」
早速、塩田さんがアタリを捉えたが、上手く針に乗らない。
しかし、その直後。
「来た!アタリだ」
竿が、小気味良く曲がっている。
上がってきたのは、朝日に銀色の魚体が眩しい、指4本のタチウオ。

1流し目のアタリだけに嬉しい。
他の船や、船仲間のSさんの船にもアタリが来ている様で、竿が曲がっているのが見える。
今日は、調子良いのかなと思ったが後が続かない。
Sさんから「大島内場に行って来ます」との連絡。
「私たちも、行ってみますか」
大島内場を目指して走り出したが、途中の七つ八重内場を通るとき、北東の風に押されて起こるウネリが気になった。

「やはり、ウネリがあるな」
塩田さんも、気になる様子だ。
内場について、船を流し始めるとアタリが来たが、途中で針外れ。
次の当たりも、竿を叩く鯛独特のアタリを思わせたが、残念な針外れ。
この頃から、北東の強風が吹き始め、Sさんは港に帰っていった。
私たちも、直ぐに帰ったのだが、大島を過ぎる頃から北東のウネリで、波飛沫を被り始めた。
船が、時折激しく上下動しながら海面を叩く。
ドキドキしながら、波を見て船を操る。
前を行く漁船も、波を見て減速している。
沖波止の内側に入ったときは、ホッとした。
その後、再びタチウオを狙って竿を振るが、北東の風が益々強くなって来た。
「今日は諦めて、次、リベンジします」
塩田さんもこの言葉で、帰港することにした。