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釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

9月19日 北東の風で大時化

2015年09月19日 | 日記
「行きは良い良い、帰りは怖い…」と言う様な、童歌があった。

今日の海が、正にそれだった。

本日のお客様の、塩田さんとの前日の話し。

「明日は、波が高い状況ですね」

「行けるところで、竿が出せればそれで良いです」

「どうしよう」と悩んだが、沖波止の内側でタチウオが当たってくれば、それは楽しい釣りになる。

そう思って、午前6時過ぎ出船。

直ぐにポイントに着くと、既に3隻の船が来ていた。

3隻の邪魔にならないところから、北東の風に乗せて船を流す。

「おっ、何か当たった」

早速、塩田さんがアタリを捉えたが、上手く針に乗らない。

しかし、その直後。

「来た!アタリだ」

竿が、小気味良く曲がっている。

上がってきたのは、朝日に銀色の魚体が眩しい、指4本のタチウオ。



1流し目のアタリだけに嬉しい。

他の船や、船仲間のSさんの船にもアタリが来ている様で、竿が曲がっているのが見える。

今日は、調子良いのかなと思ったが後が続かない。

Sさんから「大島内場に行って来ます」との連絡。

「私たちも、行ってみますか」

大島内場を目指して走り出したが、途中の七つ八重内場を通るとき、北東の風に押されて起こるウネリが気になった。



「やはり、ウネリがあるな」

塩田さんも、気になる様子だ。

内場について、船を流し始めるとアタリが来たが、途中で針外れ。

次の当たりも、竿を叩く鯛独特のアタリを思わせたが、残念な針外れ。

この頃から、北東の強風が吹き始め、Sさんは港に帰っていった。

私たちも、直ぐに帰ったのだが、大島を過ぎる頃から北東のウネリで、波飛沫を被り始めた。

船が、時折激しく上下動しながら海面を叩く。

ドキドキしながら、波を見て船を操る。

前を行く漁船も、波を見て減速している。

沖波止の内側に入ったときは、ホッとした。

その後、再びタチウオを狙って竿を振るが、北東の風が益々強くなって来た。

「今日は諦めて、次、リベンジします」

塩田さんもこの言葉で、帰港することにした。