『会議研かごしま』/「会議力向上」で組織変革・経営改善をめざす/中小企業診断士・津田輝久

クリエイティブな『会議』で、
社員の能力とチームワーク向上を図り、経営目標の達成を目指します。

あなたは「一生、フリーターは問題だ」という意見に賛成ですか?

2016-09-22 14:12:08 | 日記
経営コンサルタント・中小企業診断士・経営改善・社員研修
「会議研かごしま」はA・F・C経営が運営しています。
経営戦略の策定・実行、組織変革、社員研修等を、身近な「会議」を活性化することで支援しています。

「会議研かごしま」は、会議力の向上を通じて問題解決と社員の能力開発を自分たちで行う実践会です。

成果が出る経営の仕組みを創る・組織を創る・実行する。

この一連の流れを「会議」の活性化が可能にします。

仕組みを創ることから実行までコミュニケーションの量と質が
大きくかかわっています。

身近な「会議」を自分達で「価値ある会議」に変え、
問題解決を図る場、組織変革を図る場、人材育成を図る場、にしませんか。

【「会議研かごしまニュース」毎週1回木曜日発行 】

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あなたは
「一生、フリーターは問題だ」という意見に賛成ですか?

これは
ある研修会で出された議論のテーマです。

賛成意見のAさんは
「経済的に不安定だし、仕事の習熟度が高まらない」といい

反対意見のBさんは
「自由な時に働き、自分の好きなことができる」といいます。

この二人の意見は一見かみ合わないようですが
お互いの人生のは目的は何か、という話になると

Aさんは
「仕事を通して社会貢献したい。
そのためにはその道のプロになる必要がある」と話し

Bさんは
「ボランティア活動を通じて社会貢献したい。
そのためには、組織に属していては自由に活動できない」と
話したそうです。

二人とも、「人生の目的は社会のために尽くすこと」と考え
同じだったんです。

賛成派のAさんは
フリーターという言葉に反応し
怠け者、人生の目的がない人間と捉え
Bさんの意見に最初は反発していたみたいです。
いくらか感情的にも。

Bさんの人生の目的に対する考え方を知るとAさんは
「そんな生き方もあるかも」
という意見に変わったそうです。

お互いの人生の目的という
上位の概念を理解すれば
そんなに感情的にならなくて済んだのにと
Aさんは言います。

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職場の『会議』の場合です。

上位の概念(経営理念・経営方針等)が不明確であったり
社員に浸透していなかったりすると
必要以上に議論が長引いたり決まらなかったりします。

そんな時、決定の判断基準として
上位の概念(経営理念・経営方針等)を元に
議論を進めるとうまくいきます。

よく営業と製造(現場)は意見が対立するといわれます。

こんな場合、
たとえば、顧客満足という視点で議論を進めると
どちらの意見の方がより顧客満足度を高められるか
という方向で議論が進みます。

よく自部門の都合で議論している場合も
多いです。

これでは対立するはずです。決まらないはずです。

最初から決定のよりどころとなる判断基準である
上位の概念(経営理念・経営方針等)を確認する。

あるいは、意見が収束しそうにないときは
上位の概念(経営理念・経営方針等)を確認する。

上位の概念(経営理念・経営方針等)を確認しないと

参加者が

自分の判断基準で意見を言っている場合が
多いですから。

※業種、内容等は、実際の企業のものと一部異なります。


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