1890万画素コンデジ、ソニーWX200をレンズ交換式に改造してみました。
起動エラーを防ぐためズーム鏡筒の最外周リングを残しました。このへん、これまで改造してきたコンデジと同様です。
このカメラの手振れ補正はレンズシフト式です。もとのレンズを鏡筒ごと取り去ったことで、必然的に手振れ補正関連のパーツも失ったわけですが、起動時エラーは起こりませんでした。
AF用のフォーカシングレンズには凸レンズを使用しました。
化粧リング周囲に52→49mステップダウンリングを取り付けフィルターネジ化しました。
ボーグ71FLを接続した状態。合成焦点距離は、2000mm弱相当になります。
以下、このシステムによるサンプル画像です。
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撮影データ:
カメラ:ソニーWX200(レンズ交換式改造) レンズ:ボーグ:71FL 400mm F5.6 (2000mm相当)
ISO80 プログラムオート(絞り優先オートとして作動 露出補正:-0.3) 絞り開放(SS 1/50~1/10秒)
三脚使用 トリミング&リサイズ 画像補正
カメラを上方へ向けるとオートフォーカスが働きません。フォーカシングレンズが重過ぎます。しかし、軽くてゆるい適当なレンズがありませんので、対策のしようがありません。あと、原因不明ですが、横位置で撮っても縦位置で記録されてしまいます。解像感はあるだけに、残念です。