日本百名山の一である男体山(栃木県 標高2486m)に登ってきました。登山口は中禅寺湖畔にある二荒山神社の境内にあります。
7時12分、標高差1200mの辛く厳しい登山のスタートです。
三合目までは樹林帯の中を登ります。単調できつい登りです。
三合目と四合目の間は舗装された林道を進みます。この登山で唯一楽のできる区間です。
四合目の鳥居から再び山道に入り、スタートから約1時間で避難小屋のある五合目に着きました。この先岩場となってゆきます。
五合目の途中から岩岩岩の連続、慎重に登って行き、スタートから2時間後の9時12分、瀧尾神社のある八合目に着きました。
八合目を過ぎ、岩場を登りきると、道は、緩やかになります。しかし、ここでジジイの足が止まりました。先行する妻の姿がまたたくまに視界から消えました。
九合目を過ぎ、森林限界を抜けると、岩と砂礫の広がる景色に一変します。数メートル登っては呼吸を整え、また、数メートル登っては呼吸を整える。ジジイにとって男体山は修行の山なのです。
眼下に中禅寺湖が見えます。
妻に遅れること10分、スタートから2時間46分後の9時58分、ついに登りきりました。
キベリタテハが祝福してくれました。
太郎山、大真名子山です。
二荒山奥宮、太郎山神社にお参りし、ひとしきり観光してから、10時38分、鐘を鳴らして下山開始です。
登り苦しかった九合目付近にあった花。
この登山を通して最も危険なのが、八合目から六合目にかけての岩場の下りです。この区間は登りのときより時間をかけ慎重に降りました。
二荒山神社到着は下山開始から2時間23分後の13時01分でした。