ムラサキハナナを紫外線励起、蛍光撮影してみました。
機材:
カメラ:CASIO EX-H30(改造)
レンズ:Cine-NIKKOR 13mm F1.8(一番上の画像) EL-NIKKOR 50mm F2.8N(2番目の画像) 顕微鏡対物レンズ10×(3番目以降)
左:可視光撮影、 右:紫外線励起、蛍光撮影です。
下:おしべをマクロレベルに拡大
花粉よりおしべの辺縁が強い蛍光を発しています。
下:顕微鏡レベルに拡大
花粉も光っているように見えますが、花粉だけ撮ってみると下の画像のようになりました。露出は上の画像と同じです。
花粉のみでは、蛍光は弱く、カメラ(EX-H30)のモニターではほとんど見えない状態でした。
以下、紫外線励起・蛍光撮影サンプル、拡大画像です。
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我が家の福寿草、咲き終わりですが、紫外線励起・蛍光撮影をしてみました。
左:可視光撮影、右:紫外線励起・蛍光撮影
撮影機材、及び紫外線励起・蛍光撮影時の撮影データ
機材:
カメラ:CASIO EX-H30(Dマウント化 & フィルターレス化改造) レンズ:Nippon Kogaku Cine-NIKKOR 13mm F1.8(Dマウントレンズ)
光源(紫外線):365nmピークLED + 紫外線透過・可視光吸収フィルター(IDAS UV372-80)
撮影用フィルター:UV/IRカットフィルター
データ:
ISO80 F2.8 SS:4秒 接写スタンド使用
おしべが強い蛍光を発していましたので、この部位を拡大撮影(自作蛍光顕微鏡使用)してみました。
左:可視光撮影 右:紫外線励起・蛍光撮影
花粉がよく光っています。
以下、紫外線励起・蛍光撮影の拡大画像です。
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紫外線照射による画像サンプルです。
上から順に、可視光撮影、紫外線励起蛍光撮影、紫外線撮影
上:可視光撮影、LED室内灯の下で撮影 SS:4/5秒 ホワイトバランス:オート
下:紫外線励起蛍光撮影 SS:6秒 ホワイトバランス:オート
紫外線ライト(自作:365nmパワーLED使用)に紫外線透過、可視光吸収フィルター(IDAS UV372-80)を被せ、可視光成分を含まない紫外線を照射
フィルターレス改造のカメラ(カシオEX-H30)に紫外線透過率の高いレンズ(Cine-NIKKOR 13mm F1.8)を使用したため、レンズにUVカットフィルター(UV/IRカットフィルター)を被せ、照射された紫外線を遮断することで蛍光(可視光)を撮影しました。
下:紫外線撮影 SS:1秒 ホワイトバランス:マニュアルでグレースケール化
光源、撮影機材は「紫外線励起蛍光撮影」に使用したものと同じです。こちらは、可視光を遮断し紫外線のみで撮影するため、レンズに紫外線透過、可視光吸収フィルター(IDAS UV372-80)を装着しました。
撮影データ
カメラ:カシオEX-H30 (Dマウント化、フィルターレス改造) レンズ:Cine-NIKKOR 13mm F1.8
ISO:80 絞り:F2.8 SS: 4/5秒 6秒 1秒 接写スタンド使用 レリーズ使用
リサイズのみノートリミング
撮影機材
カメラ、スタンド、光源、機材の大部分が改造or自作。 改造オタクとしては達成感のある機材です。
紫外線励起、蛍光撮影及び紫外線撮影時には下の画像のような暗箱を使い、上から黒い布を被せて撮影しました。