今回は、ヒメクロホウジャクの紫外線撮影画像をアップします。レンズは前回と同じSTAEBLE LINEOGON 35mm F3.5です。
下：紫外線撮影
広角レンズということで、目測でフォーカシングしました。
下：可視光撮影
LINEOGON 35mm F3.5はかなり古いレンズですが、解像度高いですね。
下：比較画像
下：上画像をグレースケール化。一つの画像において、左側が紫外線撮影、右側が可視光撮影です
紫外線撮影データ
カメラ：ソニーNEX-5N（全光線透過改造） レンズ：STAEBLE LINEOGON 35mm F3.5
フィルター：紫外線透過・可視光吸収フィルター(IDAS UV-372-80)
ISO：800 絞り：F4～F5.6 自作ツインストロボ使用 SS：1/320秒～1/250秒（仕様外シンクロ） 手持ち
トリミング ＆ リサイズ 画像補正
紫外線撮影でホウジャクの翅を止めたいという思いから、紫外線透過率が高いとされる、STAEBLEのLINEOGON 35mm F3.5を導入してみました。ただ、実際は紫外線透過率が際立っているとは感じられませんでした。Nippon KogakuのEL-NIKKOR 50mm F2.8（旧タイプ）あたりと同じくらいかな？発売時期などで製品にバラつきがあるのかもしれません。
ただ、広角で、寄れることから、ストロボの発光量を少なくできる（＝発光時間を短くできる）という点では有利に働いたようです。各画像はサムネイルをクリックすると拡大します。
下：紫外線撮影画像
下：可視光撮影画像
下：紫外線撮と可視光撮影の比較画像
下：上の画像をグレースケール化
後翅と腹部側面に明確な、パターン違いが見られます。
紫外線撮影データ
カメラ：ソニーNEX-5N（全光線透過改造） レンズ：STAEBLE LINEOGON 35mm F3.5
フィルター：紫外線透過・可視光吸収フィルター(IDAS UV-372-80)
ISO：800 絞り：F4～F5.6 自作ツインストロボ使用 SS：1/250秒（仕様外シンクロ） 手持ち
トリミング ＆ リサイズ 画像補正
撮影機材
こちらはNikon EL-Nikkor 63mm F3.5による画像です。サムネイルをクリックすると拡大します。
下：紫外線撮影画像
下：可視光撮影との比較画像。右側はグレースケール化した画像です。
サムネイルをクリックすると拡大します
紫外線撮影データ
カメラ：ソニーNEX-5N（全光線透過改造） レンズ：Nikon EL-NIKKOR 63mm F3.5 （引き伸ばしレンズ）
フィルター：紫外線透過・可視光吸収フィルター(IDAS UV-372-80)
ISO：800 絞り：F4 自作ツインストロボ使用 SS：1/200秒（仕様外シンクロ） 手持ち
トリミング ＆ リサイズ 画像補正
今回はレンズにNippon Kogaku銘（Nikon銘ではないタイプ）のEL-NIKKOR 50mm F2.8を使ってみました。画像はサムネイルをクリックすると拡大します。
下画像：ホシホウジャクのサンプル画像です。右２カット紫外線撮影、左２カット可視光撮影です。
下画像：ヒメクロホウジャクのサンプル画像です。右２カット紫外線撮影、左２カット可視光撮影です。
下画像：紫外線撮影と可視光撮影の比較画像です。それぞれの画像の左側が紫外線撮影で右側が可視光撮影です。グレースケール化しています。
ホシホウジャクの翅の黄色いところ、また、ヒメクロホウジャクのオリーブ色の胴体に顕著な違いがみられます。紫外線撮影の画像、もう少し鮮明に撮れればいいのですが。
紫外線撮影データ
カメラ：ソニーNEX-5N（全光線透過改造） レンズ：Nippon Kogaku EL-NIKKOR 50mm F2.8 （引き伸ばしレンズ）
フィルター：紫外線透過・可視光吸収フィルター(IDAS UV-372-80)
ISO：400～800 絞り：F4 自作ツインストロボ使用 SS：1/160秒 手持ち
トリミング ＆ リサイズ 画像補正
画像は、カメラ側でホワイトバランスを自動設定した状態（グレースケール処理していない状態）の画像です。理由はわかりませんが花に紫色や黄色が乗ります。前に紫外線撮影用に改造したカメラ、カシオEX-H30でも同様の現象が見られましたので、スタンダードな現象なのかもしれません。
主役は虫より花？
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紫外線撮影データ
カメラ：ソニーNEX-5N（全光線透過改造） レンズ：FUJI PHOTO OPTICAL,JAPAN FUJINON-EX 50mm F2.8 （引き伸ばしレンズ）
フィルター：紫外線透過・可視光吸収フィルター(IDAS UV-372-80)
ISO：400～800 絞り：F4 自作ツインストロボ使用 SS：1/200秒（仕様外シンクロ） 手持ち
トリミング ＆ リサイズ 画像補正
撮影機材
撮影に使用した引き伸ばしレンズのFUJINON EX 50mm F2.8にはマウント側の縁に明り取り窓があります。絞りの文字を照らす光を取り入れるためのものだそうですが、このレンズを撮影用に使用すると、この窓からカメラ側に外光が入ってしまいます。ジジイはこの窓をゴム系接着剤で塞いで使っています。
