高崎市内の農家をまわっていると、放射能を帯びたシイタケのホダ木が野積みになっています。東電は依然として賠償金を半分しか払っていないだけではなく、こうした問題を置き去りにしている。
汚染水も、原発廃炉も、放射能を帯びた土も森も、そしてこのホダ木も全部置き去りである。
そんな状態を放置しているのに、東電、そして政府は原発再稼働だ、原発輸出だとのたまっている。
新潟県知事の泉田さんが、東電の対応に怒りをぶちまけているが、こんな無責任なことはない。
小泉元首相が脱原発の動きを強めているが、これは政治思想やイデオロギーの問題ではなくて、日本社会の常識度が問われているのである。
原発は日本の大きな負債であるだけではなく、毎日毎日、福島第一原発から垂れ流されている放射能は、世界の負債となりつつある。
福島第一原発の4号機の廃炉作業が始まったが、残りの第一、二、三の廃炉作業でのプルトニウムや核燃料の搬出は、放射能の大飛散を招く危険作業を伴う。この作業は失敗すると、日本を再び傾かせる大惨事につながりかねないものなのだ。
安倍首相には、この恐るべき現実をぜひとも直視してもらいたい。そして小泉元首相の言う脱原発への転換を真剣に検討してもらいたい。
昨日は、あいさつまわり、後援会うちあわせ、勉強会。