かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2011.10.29 中止逃げは、あってはならない。

2011-10-29 02:11:37 | インポート
熊本県の川辺川ダムは中止となったが、中止後の地元である五木村の生活再建に対して、政府・民主党はあまりにも冷たすぎることが、今回の視察でよく分かった。

五木村は本当に山深いところにあり、貧しい地域だったという。五木の子守唄は、そんな厳しい生活実態を悲しき歌に託したものである。

五木村はダム中止後の生活再建にむけて、産業振興に力を注いでいるが、水没予定地域であった川辺川と、支流の合流場所(この地域にとって数少ない平地である)の国営地(約3.3ha)を使っての農業を中心とした生活再建事業が重要なものとなっている。

しかし国交省は法的に難しいといって、ダム中止になったその国営地を村に対して提供できないでいる。

そんな時こそ政治家の出番だが、民主党の国会議員の姿は見えないのである。

これではまさに「中止逃げ」ではないか。中止後の生活再建とセットでなければ、どんな公共事業であっても地元住民は納得できないのは当然であり、八ッ場ダムも一緒である。

ダム中止は生活再建とセット、その立場で八ッ場ダム反対を続けていく。

昨日は高崎あいさつまわり。午後は藤岡と上野村へ教育問題で。

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