昨日はリベラル群馬による県庁各担当課ヒアリングを行いました。
(1)蚕糸振興について
国の蚕糸業の現状と課題、さらに県の独自の取り組みについて説明いただきました。
蚕糸業は、中国、インドにおされて国産生糸生産量は1970年代から激減。現在では世界で日本の生糸生産高は0.3%まで落ち込んでしまっています。
群馬県も30年前までは桑畑でいっぱいでしたが、ほとんど桑畑の風景が見られなくなっています。しかし、少なくなっても群馬県は全国シェアは43%をしめてトップです。
群馬県186t、福島県57t、栃木県40tの順。養蚕農家数でも群馬県が471戸でトップです。吉井町も、安中市、前橋市に次いで第3位の戸数(46戸)です。
県としては付加価値の高い養蚕業の展開をめざし
① 群馬オリジナルの蚕品種の育成
② 特徴ある生糸の開発
③ 「日本絹の里」の設置
④ 座繰り講習会の開催
⑤ 蚕糸、絹業団体の設立
⑥ 川上、川下提携システムの構築
を取り組むとのことです。
農家の高齢化など厳しい状況ですが、規模は小さくとも日本は世界最高峰の技術を持っています。しっかりと支援していきます。
(2)群馬の野菜振興計画、畜産施策について
群馬県は「野菜王国」をキャッチフレーズに、現在精力的に群馬の野菜の売り込みに力を入れています。また畜産と合わせると2200億円の生産高を誇り、群馬の基幹産業となっています。
環境問題、外国産農産物の安全問題、地産地消の拡大気運など、情勢はやや追い風が吹いています。しかし、原油高、飼料価格の高騰で、生産者をとりまく状況は本当に厳しいものです。
県として、国の支援策を待つだけではなく、原油高、飼料価格高騰の支援策をすすめるべきであるとの認識で一致し、リベラル群馬として大沢知事へ緊急支援策を要請することを決定しました。
(3)地球温暖化対策の推進について
担当課より県の施策についての説明を受けました。
しかし、国のレベルでの取り組みの領域が大きく、県としては地球環境保護など啓発活動に重点を置かざるをえないという印象を受けました。
私からは公共施設や、小・中・高公立学校に太陽発電、ソーラーシステムを設置すべきと提案いたしました。
(4)林業振興の取り組みについて
県の森林政策ビジョン第二次推進計画、平成20年度の取り組み、間伐・作業道推進プランと森林吸収源対策について説明を受けました。
山を守ることは木をつくり、水・空気を育み、生命を大切にすることにつながります。さらに中山間地域の再生にむけ、新たな雇用をつくることにもつながる大切な事業です。
地元神流川森林組合、多野東部森林組合のみなさんから出されている作業道建設、B材・C材の活用、竹林伐採等についても、県の担当者の方と問題意識を共有できました。具体化にむけてつめていきます。
(5)教職員の採用、昇進についてヒアリング
リベラル群馬としてのヒアリングが終了後、教育委員会学校人事課と県教職員組合のみなさんから、大分県での事件との関連で採用試験と昇進決定までのシステム、改革の方向について説明を受けました。「いわゆる口利きの公開」とも絡む大切な問題です。引き続きこの問題に取り組んでいきます。
(1)蚕糸振興について
国の蚕糸業の現状と課題、さらに県の独自の取り組みについて説明いただきました。
蚕糸業は、中国、インドにおされて国産生糸生産量は1970年代から激減。現在では世界で日本の生糸生産高は0.3%まで落ち込んでしまっています。
群馬県も30年前までは桑畑でいっぱいでしたが、ほとんど桑畑の風景が見られなくなっています。しかし、少なくなっても群馬県は全国シェアは43%をしめてトップです。
群馬県186t、福島県57t、栃木県40tの順。養蚕農家数でも群馬県が471戸でトップです。吉井町も、安中市、前橋市に次いで第3位の戸数(46戸)です。
県としては付加価値の高い養蚕業の展開をめざし
① 群馬オリジナルの蚕品種の育成
② 特徴ある生糸の開発
③ 「日本絹の里」の設置
④ 座繰り講習会の開催
⑤ 蚕糸、絹業団体の設立
⑥ 川上、川下提携システムの構築
を取り組むとのことです。
農家の高齢化など厳しい状況ですが、規模は小さくとも日本は世界最高峰の技術を持っています。しっかりと支援していきます。
(2)群馬の野菜振興計画、畜産施策について
群馬県は「野菜王国」をキャッチフレーズに、現在精力的に群馬の野菜の売り込みに力を入れています。また畜産と合わせると2200億円の生産高を誇り、群馬の基幹産業となっています。
環境問題、外国産農産物の安全問題、地産地消の拡大気運など、情勢はやや追い風が吹いています。しかし、原油高、飼料価格の高騰で、生産者をとりまく状況は本当に厳しいものです。
県として、国の支援策を待つだけではなく、原油高、飼料価格高騰の支援策をすすめるべきであるとの認識で一致し、リベラル群馬として大沢知事へ緊急支援策を要請することを決定しました。
(3)地球温暖化対策の推進について
担当課より県の施策についての説明を受けました。
しかし、国のレベルでの取り組みの領域が大きく、県としては地球環境保護など啓発活動に重点を置かざるをえないという印象を受けました。
私からは公共施設や、小・中・高公立学校に太陽発電、ソーラーシステムを設置すべきと提案いたしました。
(4)林業振興の取り組みについて
県の森林政策ビジョン第二次推進計画、平成20年度の取り組み、間伐・作業道推進プランと森林吸収源対策について説明を受けました。
山を守ることは木をつくり、水・空気を育み、生命を大切にすることにつながります。さらに中山間地域の再生にむけ、新たな雇用をつくることにもつながる大切な事業です。
地元神流川森林組合、多野東部森林組合のみなさんから出されている作業道建設、B材・C材の活用、竹林伐採等についても、県の担当者の方と問題意識を共有できました。具体化にむけてつめていきます。
(5)教職員の採用、昇進についてヒアリング
リベラル群馬としてのヒアリングが終了後、教育委員会学校人事課と県教職員組合のみなさんから、大分県での事件との関連で採用試験と昇進決定までのシステム、改革の方向について説明を受けました。「いわゆる口利きの公開」とも絡む大切な問題です。引き続きこの問題に取り組んでいきます。