2011.12.7 八ッ場ダムを中止に!!

八ッ場ダム問題の決着が今週中に方向性が出るようです。

私は、八ッ場ダムは、これまでも再三問題点を指摘してきましたが、利水、治水、代替地の安全性、ランニングコストなど全てに問題があり、つくってはならないダムだと考えています。

その一方でダム中止にするためには、暫定水利権の安定水利権化、ダムに代わる治水対策としての利根川中・下流の堤防の強化、ダム水没予定地域の生活再建支援法も中止とセットで明示しなければなりません。

民主党政権は、そこを準備しないで一挙に中止の方向を打ち出して、逆に中止できなくなるような状況を自ら招いてしまいました。

こうした中で、八ッ場あしたの会などの市民団体、八ッ場ダムを考える１都５県議会議員の会は、この間、民主党を中心とした国会議員に働きかけを行ってきました。

この取り組みは一定の成果をあげ、国交省の建設へのゴリ押しを民主党から一定程度押し返すことができ、前原誠司民主党政調会長と前田武志国土交通大臣の話しあいの決着との見通しがでてきました。

しかし、中止ないし凍結に辿り着くためには、もうひとつの仕掛けが必要ではないかと考えます。

その仕掛けが上手くいくように仕込みをしていきます。

昨日は倫理法人会勉強会、県議会本会議、打ちあわせ、Ｃ型肝炎原告団記者会見。夜は忘年会。