かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2014.7.23 ポーラスター 飯田哲也さん勉強会

2014-07-23 00:50:01 | 日記
私の市民活動後援会「ポーラスター」の主催で、飯田哲也さんの勉強会が19日に開催された。飯田さんは、人類史の中で第4の革命が自然エネルギーの推進であることを強調されていた。

あの中国でさえ、現在、風力発電だけで原発を上回っているという。今後、風力のみならず、太陽光も中国において爆発的に伸びていくことが予想され、原発をはじめとする化石燃料を、自然エネルギーが世界中を凌駕していくことを具体的な値を挙げて示してくれた。

分散ネットワーク革命とは、
① 大規模集中から小規模分散
② 独占からオープン
③ ヒエラルキーからネットワーク
④ エネルギー産業から社会全体へ
⑤ 高い自然エネルギーから
⑥ 安いエネルギーから価値を選ぶ
⑦ 一部の専門家から多くの誰でも
⑧ 消費者からプロシューマー
という図式を示しながら、自然エネルギーがエネルギーの分散化、小規模化が民主主義と結びついていることを明らかにしてくれた。

地域経済と自然エネルギーの関係についても群馬県にあてはめると、200万人の人口と76万世帯で県税収が約2,000億円に対して光熱費が1,500億円かかっていて、その大半が県外、海外に流出している。

まさに「県の富」を外に吸い取られていることを明らかにし、群馬で自然エネルギーの地産で流出してきた「県の富」が県内でまわっていくのが自然エネルギーの推進の大きな利点ということも示してくれた。

群馬県にも飯田さん達が進めている「ご当地エネルギー協会」が発足してほしいと呼び掛けた。

最後に飯田さんは、ガンジーの言葉を引用しながら講演を締めくくった。原発をはじめとする化石エネルギーの既得権勢力と自然エネルギー推進勢力の闘いは、「最初は無視される。次に嘲笑される、やがて闘ってくる、最後はあなたが勝つ」(マハトマ・ガンジー)

本当に意義深い勉強会でした。

昨日は、あいさつまわり、連合群馬議員懇談会学習会。

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