かどくら邦良@高崎市議会議員 ブログ

思いをブログに綴ります。

2017.9.19 ロヒンギャを救え

2017-09-19 13:10:44 | 日記
国際的に大きな問題となっているミャンマー(ビルマ)のイスラム系少数民族ロヒンギャの迫害、人権侵害がミャンマーで続いている。すでにロヒンギャの難民は軍事衝突後40万人に達しており、多数の死傷者も出ている。

ロヒンギャ族は、アウン・サン・スー・チーの父親が首相だった1950年代はビルマ(当時)で多数派の仏教徒と共存していて、ロヒンギャから国会議員をも選出していた。

しかし、1960年代のビルマでの軍によるクーデター以降は、ロヒンギャへの迫害、弾圧が続いていた。ロヒンギャ族は軍政下でビルマ国籍も奪われ、多数の人がビルマ国外に脱出し難民化した。

日本にも200人以上のロヒンギャの人々が在留しており、未だに難民として認定されており、入国管理局に拘留されている人もいる。

日本在留のロヒンギャ難民の大半(200人以上)は、わが群馬県館林市で暮らしている。難民のみなさんの中には、移動の制限、仕事に就くことができない人もおり、日本国内でも厳しい状況におかれている。

こうした国際的にも国内的も苦しい生活を強いられているロヒンギャのみなさんが住む群馬県の県民として、県議として、彼らの支援を行う時である。

日本政府、群馬県、館林市へのロヒンギャ救済への働きかけ、そして彼らの国籍が奪われ、難民に認定されないロヒンギャのみなさんの人権回復と生活支援は待ったなし。