2011.11.9 ずっとウソだった。

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斉藤和義が自らの曲である「ずっと好きだった」に、新たな歌詞を付けて「ずっとウソだった」とし、反原発を歌っている。

自らのヒット曲に新たな詞を付けることに一般論として抵抗感があると推測されるが、斉藤和義は歌ったのだ。

デモの中で歌われている「ずっとウソだった」は、誰かが勝手に反原発の詞を付けて歌っていると思っていたが違った。

強烈な反原発ソングとなっているこの歌を聞いていると、すごく、すごく悲しくなってくる。悲しみを怒りに転化したいのだが、怒りをこえて悲しくなる。この悲しみをコントロールする術が見当たらない。

　　　　　　　　　　　

東大全共闘の議長であった山本義隆さんが「福島の原発事故をめぐって－いくつか学び考えたこと－」（みすず書房）を出版した。

山本さんは時事問題には、ほとんど発言してこなかった。ほぼ「沈黙」してきた。

人間の生き方として「沈黙」することは自由である。しかし「沈黙」は「変える力」にならない。

あの時代を生きた先輩たちも、みな還暦をこえる初老に突入した。

今、発言すること、行動することは、次世代への「責任」であると私は考えます。

昨日は富岡倫理法人会、高崎イベント、高崎土木陳情。

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