「世界」2月号で「普天間移設問題の真実」と称した特集が掲載されています。
その中で寺島実郎氏は『常識に還る意思と構想-日米同盟の再構築にむけて-』という一文において、
[ 常識に還るということ、日本人に求められるのは国際社会での常識に還って「独立国に外国の軍隊が長期間にわたり駐留し続けることは不自然なことだ」という認識を取り戻すことである。詭弁や利害のための主張を超えて、この問題に向き合う強い意志を持たぬ国は、自立した国とはいえない。直ならず、地位協定にも規定のない日本側コスト負担が拡大してきたこと ]
と記している。
寺島氏は魯迅の「奴顔」という言葉を引用。
[ 「奴顔」とは虐げられることに慣れて強いものに媚びて生きようとする人間の表情のことである。自分の置かれた状況を自分の頭で考える気力を失い、運命を自分で決めることをしない虚ろな表情、それが奴顔である。 ]
と喝破している。
日本人は「奴顔」になってはならない。「恐米病」を卒業する時、その先に日米同盟の再構築がある。
昨日は吉井地区上毛カルタ大会あいさつ。高崎市農業政策説明会、入野、多胡地区に参加。午後は高崎で労組新年会2ヶ所、夜は高崎市内で高崎市政をめぐって懇親会。