私の見た護国寺
先日ウォ―キングの会で護国寺を訪ねた、小生の記憶では昭和26~28年代に護国寺周辺を自転車で時々走った経験がある。 |
参道に入ると先ずくぐるのが「仁王門」 この日は○○玩具(株)の葬儀が有り、相当有名な会社らしく、この門の左側を黒塗り乗用車がひっきりなしに入って行った、護国寺で葬儀を遣り、墓地も有れば相当な地位の人だろうと推測する。 |
仁王門をくぐると階段中腹に不老門がある、門をくぐった後も石段が続き年配者には少し息が切れる階段、少し変わった形の門だが、形式は京都鞍馬山の山門を模したと言われる。長寿を願って不老門と名付けられた。 訪れたのは9月の初旬、両脇のつつじが青々していたが、花の時期には参拝者の目を楽しませてくれるのではないだろうか.。 |
不老門をくぐり更に階段を上ると本堂だが、その手前両脇に形の変わった水盤が ある、此の水盤も戦時中貴重な銅として供出させられたのであう、近年篤志家の寄 進で一対が完成し江戸時代からの貴重な水盤が復元した。 |
本堂手前に多宝塔が有り、昭和13年建立で年代は新しいが、当時一流の建築家、装飾 彫刻の人達が技術の粋を集めて建立の為、非常に優雅な多宝塔である、小生も数多くの多宝塔を見たが一番印象に残る多宝塔である。 |
本堂を降りて直ぐ両脇に手入れの行き届いた形の良い赤松がる |
本堂前から不老門越しに音羽通りを眺めると、ビルの林立しか見えない、今から 60年ほど前の眺めとは全く景観が変わったしまった。 |