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梅雨明け10日

2016-08-03 09:24:24 | 日記
一葉落ちて天下の秋を知る、そんな詩人ではないが

 

  昔から「梅雨明け10日」と云う言葉が有る、梅雨明け後10日くらいは高温多湿  空気は油を流した如くどんより淀んで無風、暑くて嫌な日が続き、寝苦しい日が多くなる。
 怪談噺でじっとり汗をかき、寝苦しい真夜中、草木も眠る丑三つ時に「うらめしやー」と幽霊が出るのもこの時期か。

 暫くすると立秋になり、少し涼風も感じられるようになり、蝉の声、早ければ虫の声も聞かれるようになる。

 8月初めには高校野球が甲子園で熱戦を繰り広げる、このころはまだあまり秋を感じないが、高校野球が終わると、日の出は遅く 日の入りは早くなり、日が短くなったことを実感する、朝夕は涼しく湿度も下がり少し爽やかさをがあり秋を感じさせる。

 小生無類の多汗症、胸と背中に大量の汗をかき、肌着は勿論、上のシャツまでぐっしょり濡れて乾いている所がない、夏バテするとか体調を崩す事は無いが、汗の多さに閉口する。

 今年の「梅雨明け10日」は少し違った、比較的雲が多く不安定な天気で夕立もあり例年とは違う梅雨明け10日で、今年は汗も少なく、例年夜はクーラーを入れっ放しが、12時前後に切って自然の風で寝られる、クーラーの風より、南北の窓を開け放ち吹き込む自然の風の方が健康的だ。

 そんな梅雨明け10日の今年だ。