8月24日に「虫こぶ (クヌギハマルタマフシ)第2報」を発表してから、毎日あるいは2日置きぐらいに”クヌギハマルタマフシ”は観察するようにしていました。
連日暑い日が続いていて、森の木陰で休むことが多いわけで、暑さで熱てる(ほてる)体が冷めてくると”クヌギハマルタマフシ”はどうなっているかな?・・・と見ていて、必ず4~5個を手に取って、実(玉子)を割って中の状態を観察していました。最初は、現場で写真を撮っていましたが、対象物が3~5ミリと小さいためうまく撮れず、使用した写真の多くは、サンプルを持ち帰って自宅で撮ったものです。(普通のデジカメで苦労しました)
8月29日に(右と2枚は29日撮影分)地上に散らばった無数の実の中に、極わずか穴のあいたのを見つけました。2種類の実を持ち帰って割ってみましたが、穴のあいた方は「カラ」他方は「必ず「幼虫」がいました。
この列は、8月31日の写真です。この時期には、クヌギの葉っぱについている実はごく僅かでほとんど落下していると判断しました。5本の木で根元から半径10メートル位の面積に膨大な数です。この日の幼虫で、地l上の実のほとんどに幼虫は居ると考えていいようです。
9月1日に、野外では観察出来ないからペットボトルを切って、上部を細かい網で覆って観察することにしました。(35個)
9月4日夕方一匹成虫を見つけました。体長は3ミリ”蟻に似てる”感じですが、翅が見えます。網を取って鮮明な写真を撮ろうとしたら逃げられてしましました。
9月6日に又一匹の成虫が出ていました。ちょっと眠ってもらって写真を撮りました。これが「クヌギハマルタマフシ」です。特殊カメラで撮らないと駄目なようですが・・・。
もう少し観察を続けます。そして、もう少し調べたいと考えています。
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