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はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

又兵衛桜がほぼ見ごろを迎えていました(前)

2021-03-26 19:05:55 | 桜の旅
今年も又兵衛桜に会ってきました。
今年は桜の開花が早いので、又兵衛桜も少しぐらいは咲いているかと下見も兼ねて出かけましたが、ほぼ見ごろを迎えていました。


何度見ても、この姿には圧倒されてしまいます。




駐車場からはこんな風に見えます。周辺はきれいに整備されています。




又兵衛桜は樹齢300年といわれています。




春爛漫といった風情です。




真下から見上げるには広角レンズでないと入りきれない大きさです。




もろに逆光です。時刻は10時25分です。




横から見ると、まだ満開ではないのがわかります。(今日ぐらいが一番の見ごろではないでしょうか。)




天気も良く最高の花見日和でした。




よく見ると、まだ蕾も多かったです。




枝の向こうには集落が見えます。




裏側にやって来ました。




濃いピンク色の桃と薄いピンク色の又兵衛桜です。




まるでお城のような屋敷跡です。




本郷地区には、大坂夏の陣で後藤又兵衛が落ちのび、僧侶として一生を終えたという伝説が残っているそうです。
桜がある地も後藤家の屋敷跡にあることから、地元では「又兵衛桜」と呼ばれていたそうです。
ロマンのある話です。

<つづきます>

※訪問日 2021.3.24

西行さん終えんの地 弘川寺へ

2021-03-25 18:10:10 | 桜の旅
西行さん終えんの地、弘川寺を訪れました。


西行さんほど桜の花を愛した歌人はいないのではないでしょうか。




西行さんは鳥羽上皇の警備を担う北面の武士でしたが、23歳の時に突然出家してしまいます。




その後、各地を巡りながらたくさんの和歌を残しました。




「願はくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ」という歌は、死の数年前に作られたそうですが、その歌の通り弘川寺で73年の生涯を閉じたそうです。




少し登ると、西行堂が見えてきます。ここで過ごしたのは晩年の2年ほどのことです。




さらに登ると、西行さんのお墓があります。まだ少ししか咲いていませんでしたが、間も無く見ごろを迎えることでしょう。




西行さんが生きた時代は、武士が台頭した時代です。保元・平治の乱、その後の源平合戦を経て鎌倉幕府の成立、その時代を生きた人でもあります。




北面の武士の頃は、平清盛とも同僚で、きっと友達だったのでしょう。だからかどうか、平家びいきです。




一番高いところまで登ってきました。弘川寺には2度訪れているのですが、ここまで来たのは初めてです。




ツツジも綺麗でした。




西行さんの頃にはソメイヨシノは無く、桜といえば山桜だったのでしょう。(あまり自信はありませんが。)




吉野山も山桜です。西行さんは若い頃に吉野山にも庵を結んでいました




吉野山の桜もそろそろ咲きだす頃でしょうか。今年は久しぶりに吉野山の西行庵まで歩いてみようと思います。




山桜が山の中に咲いている風景は、大好きな風景です。




山の中にパッと明かりが灯ったようです。




ハモクレンも綺麗でした。




西行さんもこの山道を歩いたのでしょうか。




大好きな桜に囲まれて、歌の通り桜の咲く頃に入寂されました。




西行さんが入寂されたのは、旧暦の2月16日といわれています。現在では3月中旬以降の満月の日にあたるそうです。




桜が咲き始めた弘川寺で、しっかり西行さんをしのぶことができました。




※訪問日 2021.3.23


<おまけです>

門前には花大根(アプリ曰く)が咲いていました。




ジョウビタキ(雄)も遊びにきてくれました。




すぐ近くまで寄っても逃げませんでした。




弘川寺の最後はバードウォッチングになりました。


<速報>又兵衛桜がほぼ見ごろを迎えていました

2021-03-24 19:57:57 | 桜の旅
今年は桜の開花が非常に早く、あちらこちらから満開の情報が聞こえてきます。
ひょっとして、又兵衛桜も咲いているのではと見に行きましたが、なんと、ほぼ見ごろといっていいような状況でした。


今年も又兵衛桜に会うことができました。





皆さんもよくご存知のようで、そこそこの人が来られていました。といっても、駐車場は3割ほどの利用でした。





よく見るとまだ蕾もあるので、本当の満開はもう少し後のようです。それでも、暖かい日が続くので、週末には満開になるのではないでしょうか。




機会があれば、もう一度会いに行きたい又兵衛桜です。

※訪問日 2021.3.24

※ ちなみに昨年は4月3日、一昨年は4月9日に訪れています。

京都御所の糸桜が見ごろを迎えていました(後)

2021-03-23 19:33:33 | 桜の旅
京都御所の糸桜の後半です。
正確に言うならば、京都御苑にある近衛家跡の糸桜です。


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向こうに見えるのが、京都御所です。

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石薬師御門あたりの桜です。

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※訪問日 2021.3.20

京都御所の糸桜が見ごろを迎えていました(前)

2021-03-22 22:05:55 | 桜の旅
今年の桜の開花はかなり早いようで、今週末には大阪や京都も満開になるようです。
今週末はどこの桜を楽しもうかと悩んでいますが、なんとも贅沢な悩みごとです。

さて、今年も京都御所の糸桜を見に行ってきました。
ここの桜は早咲きなので、毎年この時期には楽しむことができます。


みごとに咲いていました。




この日は午前中が晴れの予報だったので、朝一番に訪れました。




時刻は8時30分です。




それでも、そこそこの人が訪れていました。




見ごろの少し前といったところでしょうか。




ここはその昔、近衛邸のあった所です。




近衛家といえば「麒麟がくる」にも登場した近衛前久が思い起こされます。




近衛家といえば五摂家筆頭の家です。藤原道長直系の優雅な一族です。




当時もこんな桜があったのかはわかりませんが、雅な桜です。




毎年撮りに来るのですが、今年は色が薄いように感じます。




これから色が濃くなっていくのでしょうか。




枝垂れ桜は優美な桜です。




朝一で来た甲斐がありました。




朝一らしい陽射しです。




緑もきれいです。




枝垂れ桜です。




まだしばらくは楽しめそうです。




<つづきます>

※訪問日 2021.3.20