はりさんの旅日記

気分は芭蕉か司馬遼太郎。時々、宮本常一。まあぼちぼちいこか。
     

湖北でコハクチョウとオオワシに出会えました

2021-03-01 19:15:15 | 野鳥
湖北野鳥センターには2019年12月25日に初めて行きました。
それまで何度も野鳥センターの前を通ったことはありましたが、野鳥センターを訪れるのは初めての事でした。
その少し前にブログ仲間のtakayanさんが、コハクチョウの飛翔シーンをアップされていたからです。
野鳥センターで、コハクチョウの事やオオワシの事を教えていただき、備え付けのスコープでオオワシも見せていただきました。
その時も、コハクチョウは4キロほど離れた田んぼにいるという事だったので車を走らせて見にいきました。
湖岸にも何羽かのコハクチョウがいて写真に撮りましたが、飛翔シーンは撮ることができませんでした。


セツブンソウの自生地、米原市大久保から湖北野鳥センターに向かいました。すると田んぼで餌を食べているコハクチョウの群れを発見しました。以前に見にきたあたりと同じ所でした。




情報ではコハクチョウの北帰行が始まったとあったので、ひょっとしたら会えないかと思っていましたが、なんとか会えました。




しかし、数は少ないので、多くは北帰したのかも知れません。




この日は、野鳥センターが休館日だったので確かめることはできませんでした。




いずれにせよ間も無く、はるかシベリアをめざして飛んでいくのでしょう。




先ほどまでその下でセツブンソウ を撮っていた伊吹山です。この時期にしては、雪が少ないです。




ひょっとしてコハクチョウが湖岸にいるかと期待しましたが、鴨もいなかったです。




この日は風が強くて冷たく、気温は6度ぐらいでしたが、体感温度は1〜2度と言った感じでした。




これでは飛翔シーンどころではありません。すぐ近くのオオワシの撮影ポイントに向かいました。




すると目の前を(といっても、ずいぶん先ですが)オオワシが飛んでいるではありませんか。




このオオワシは「山本山のおばあちゃん」の愛称で親しまれています。人間でいえば80歳以上だそうです。




毎年11月にロシアの東岸から1羽でやって来て、この山本山で冬を越すそうです。もう22年間も渡って来ているそうです。




オオワシもそろそろ北帰すると聞いていましたが会えて良かったです。しかも飛翔シーンが見られるなんてラッキーでした。




実は、私が行った翌日に北帰したそうです。なんてラッキーだったんでしょう。




オオワシを狙うカメラマンは以前から沢山いることは知っていましたが、この日は特に多かったと思います。みなさんよくご存知のようです。




また来年も元気にやって来てほしいものです。




コハクチョウの飛翔シーンは撮ることはできませんでしたが(何時間も粘るしかありません)、ラッキーなことに北帰行寸前のオオワシに会えて、それも飛翔シーンが撮れました。
今回、レンズは100-400mmなのでトリミングしていますが、オオワシを撮るにはやはりバズーカ砲が欲しくなりました。(高すぎて手が出ませんが。)

※訪問日 2021.2.24