20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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文旦

2020年03月01日 | Weblog

          

 今年も、姉が土佐からお取り寄せした、文旦が届きました。

 年に一度の、「元気ですか?」のご挨拶です。

 

 いつもはメールでお礼を書きますが、たまには肉声をと思い、スマホにかけてみました。

 忙しそうに、何かやっていて、友だちを仕切っていましたが、開口一番、

「あなたの手と足は、もう大丈夫?」と。

 さすが長女。気遣ってくれます。

「もう病院も卒業したのよ」と。

「じゃあ、よかった」と、何かやっていながら、忙しない会話です。

 

 孫たちが、学校がお休みになって大変ね、という話になり、

「ほんと、まったく愚行よね」と。

「Kちゃんたち、どうしてるの?」

「お夕食は、いつもうちに食べに来るので、お昼は、上の中学生の女の子に、弟の分も作ってあげてね、と言ってるのよ」と。

 姉夫婦も共働きでしたが、その長女夫妻も共働き。

 姉のうちのすぐそばに、家を建てて住んでいます。

 それで、子どもたちだけは、毎晩、姉夫婦の家で、お夕食を食べているようです。

 

 姉は、自宅から自転車で大学まで通っていたようですが(年中、健脚ぶりを、私に自慢していましたから・笑)、もうその大学講師の仕事もリタイアしています。(H子さん、自慢、覚えてるでしょ?・笑)

 それで小さい頃から、近所の孫たちのバックアップをしてあげているようです。

 姉ができない時は、共働きだったので、食事作りに慣れている義兄に任せて。

 長女夫妻は、自分たちで、その後、食べるようですが・・・。

 

 こうした唐突に、始まった長い長い休校。

 私も息子に中学生くらいから、料理の作り方や、アイロンかけなどを教えていました。

 男の自立を目指させるために。

 でもまだ、小さい子どもたちには、無理な部分もあります。

 

 安倍の愚行を逆手に取り、その間、お昼ご飯くらいは、自分たちで作らせて、中学生の孫を自立させる。

 さすがです。

 姉は、家庭科教育研究者連盟の前会長でしたから(笑)。

 

 姉から文旦が届くと、もう春なんだなと思います。

 文旦は、毎年の、姉からの春のご挨拶です。

 

 私からの、春のご挨拶へのお返しは、いつも「たねや」のどら焼き。

 あとで、デパートに行ってきます。

コメント
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