20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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白木蓮

2020年03月23日 | Weblog

         

 このお花を見ると、秩父での子ども時代の春休みを思い出します。

 春休みの終わり頃、

 庭が、ティッシュが散り落ちたようになります。

 

 咲いている時は、きれいなのに、散り落ちた白蓮は、惨めなものです。

 それを見ると、「ああ、新学期が、もうすぐ、始まるんだ」と思いました。

 新学期のクラス替え、いつもドキドキしていました。

 仲良しの子と、また一緒のクラスになるかな?

 仲良くなれそうな子はいるかな。

 

 夢見る新学期。

 でもそれと同じくらい、心の揺れ動く季節でもありました。

 ティッシュのように、散り落ちた白蓮を、見ると、いつもその時の気持ちを思い出します。

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